すみゆ忍テキスト【悪のニンジャ王国を討て！】#1

SUMIYU @SUMIYU1987

（昔の映画館のなんかブザーみたいなやつ）

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【悪のニンジャ王国を討て！】 （原題：Kingdom of Doom） #smytxt

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（しょちゅうい：これより、ニンジャスレイヤー二次創作遊戯ニンジャネーム企画の派生テキストをツイートします。わずらわしいという方はミュート重点。）　#smytxt

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（当方のテキストでは、設定等好きにやらせてもらいますので、自分が考えてたのと外見や行動が違ったり性別が違ったりしてもあまり気にしないことだ　パラレルワールド。　あと容赦なく殺すからそのへんもパラレルワールド。）

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（はっじまっるよ～）

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テテテテーッ！ 【　悪　の　ニ　ン　ジ　ャ　王　国　を　討　て　！　】 ピシャーン！（雷鳴） デン、ドロドロドロドロドーーーーン！（ショスタコ革命めいたティンパニ連打） #smytxt #すみゆ忍

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…ザパーン…　ザッパーーン！…　 …ザパーン…　ザッパーーン！…　 すごい険しい感じの海岸の岩に、某映画会社のオープニングのやつめいて波が打ち付ける！ …ザパーン…　ザッパーーン！… すべてが闇に溶けだし始めた夜。耳を澄ますと聞こえるのはかすかな話し声。#smytxt

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そう、こんな険しい場所に話し声だ。エイチロ・フナコシでもいるのだろうか？ いや、違う！ニンジャだ！　それも５，６人がたむろしている！ こんな状況にばったり出くわしたらならば、常人であれば急性NRS発症失禁失神救急搬送オタッシャ重点だ。 #smytxt

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よく目を凝らしてご覧いただきたい。ニンジャは...５人だ。 岩にもたれかかったりしながらそれぞれに座り込み、小さなたき火を囲んでいる。脇に湯気を立てるパーコレーターが置かれており、１人を除いて、みなそれぞれが自分のコーヒーを受け取ったところだ。 「ふーっ」　#smytxt

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白いウロコ状のプロテクター付き装束のニンジャが、ため息をついた。 「こんなときだが…やはりほっとするね」コーヒーを一口。 ダークブルーのケープをまとったニンジャが無言で頷く。 短めに切りそろえた髪の軽装の若い女（驚くべきことにニンジャだ）もコーヒーを一口。 #smytxt

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全身のほとんどがサイバネ化されたニンジャはコーヒーを好まず、大岩に身をあずけて寝ている。サイバーフェイスシールドに浮かび上がる「ネトルカラオコサンデチョー」の文字。 ゴキュッゴキュ！　意を決したように一息にコーヒーを飲み干したのは水色のサムライウェアの青年だ。#smytxt

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「うむ！ヨシ！もうすぐ船が着くはずだ。お前たち！気合入れるぞ！」 金属製カップを勢いよくいずこかに放り投げると、サムライウェアのニンジャはおもむろに立ち上がり、こぶしを突き上げた！ 「アイ、アイ」ダークブルーのケープのニンジャ、チカテツがめんどくさそうに相槌。#smytxt

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赤いウインドブレーカーの女ニンジャ、パッショネイトはIRCチャットをやっていて全然聞いていない！ 「ウム。とにかくガンバロ！」サムライウェアの青年、バックギャモンは腰に差した大ぶりのカタナの柄をなでながら、南に向かって鋭い視線を向けた。「ウム、ウム」#smytxt

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彼らは現在、非常にエクストラハードな任務に向けて敵地に出発する、まさにそのときなのだ！　ドラ○エ６でみんなでたき火して笛吹いて竜を呼ぶところみたいなやつを思い出していただけばよい。 彼らが待つのは竜ではない。船だ。 じきに迎えの船が到着し一行を件の島へと運ぶ手はず。#smytxt

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島と言ったか！？　そう、島だ。 今彼らのいる海岸から南の海域はセトナイ諸島と呼ばれ、大小さまざまの島が無数に点在している。江戸戦争においてもこの海域は両陣営海軍の激しいイクサの場となり、数々の伝説が残ってもいる。 #smytxt

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古来よりセトナイ諸島には島ごとに都市国家めいた自治政府が存在しする。地理的に微妙な地点に存在するため、現在では形式上ネオサイタマに属するものの大幅な自治が認められているのだ。 剛毅な人々が多く暮らし、一筋縄ではいかない場所だ。#smytxt

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島々の中でも有名なものを上げれば、荘厳なテンプルが鎮座するゴクモン・アイランド、大規模レジャー施設を要するオサカベ・アイランド、また、バイオ殺人ウサギに埋め尽くされたオックノ・アイランドなどがある。その他にも大小いろいろの人々の営みがあるのだ。#smytxt

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しかしこの度、バックギャモン率いるニンジャたち一行が目指すのは、今では"死の島"として恐れられる要塞都市だ。その名はイーノ・アイランド。この島の老若男女の営みは、極悪非道の悪虐ニンジャ集団によってめちゃめちゃにハカイされてしまったのである...!!! #smytxt

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１０年ほど前、イーノ・アイランドの肥沃な土地と地形的な利点に目を付けた悪虐ニンジャ王は、幾人かの配下のニンジャを引き連れて島を急襲、島民をつぎつぎに捕らえて有無を言わさず奴隷としたのだ。抵抗したものは無残に殺され晒された。#smytxt

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その時、島の長老たちは混乱の中で姿を消した。我先に逃げたかと思われたが、彼らはすぐに傭兵ニンジャたちをかき集めて舞い戻って来た。島のすべての財産をブーストして最後の反撃に出たのだ。 しかし、現実は非常であった。#smytxt

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神話級のニンジャソウルを有する悪虐ニンジャ王は、息をするようにニンジャたちを殺したのだ。ある者はスイトン・ジツによって溺れ死に、ある者はドク・ジツによって腐り死に、そして肉薄した者も死のカラテ・デコピンによって吹き飛んだ。　すべての希望はついえた...。#smytxt

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８人の傭兵ニンジャの首と、５人の長老の首は、ウルシ塗りのスカル・オブジェとされ悪虐ニンジャ王の宮殿の大門に飾られた。アクシュミ！ そして彼ら非道ニンジャたちは奴隷たちを使って島を要塞化すると「正統なるニンジャ王国」を僭称、付近の島々にも手を出し始めたのだ。#smytxt

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悲しむべきことに幾つかの小さな島が征服された。そして、現在イーノ・アイランドの西側に位置するキビシイ・アイランドが狙われているのだ。 キビシイ・アイランドは古来より貿易によって栄える豊かな都市国家であい、悪虐ニンジャ王とて容易く落とせるものではない。#smytxt

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キビシイ・アイランドは財力の力で厳重に武装され、護衛ニンジャたちも（秘密だが）存在する。また、島の最終兵器である水上トリイ・キャノンも設置されている。これはナバロンの要塞砲めいた強力兵器であり、「正統なるニンジャ王国」の船も対処に苦慮しているほどのものだ。#smytxt

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だがそれも時間の問題。彼らの飽くなき渇望と暴力の前にキビシイ・アイランドも徐々に押されてきた。すでに、都市の最前線であり小島に建てられた見張り要塞タワーが奪取されてしまった。 ここにおいて、キビシイ長老連は会合を開き、大きな抵抗に討って出ることを決めたのだ。#smytxt