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細川忠興三斎公の主要な指料の刃長 「浅古当麻信長」(信長拵) 2尺0寸8分(63.1cm) 「歌仙兼定」(歌仙拵) 1尺9寸9分5厘(60.5cm) 「大和守宣貞」(希首坐拵) 1尺8寸6分5厘(56.5cm) 抜打ちで片手切りするのに最適な寸法ということですね。
2016-07-14 22:42:27@tsuruginoya 細川三斎は茶道にあかるく、美術感覚も優れた人で、刀装金工の庇護育成には非常に力を入れたので、細川藩には、林又七、平田彦三、西垣勘四郎、志水甚五などの名工が輩出し、その伝統は幕末まで受け継がれて、肥後金工の名声を全国に轟かせた。
2016-07-14 22:34:38●光忠最高傑作、生駒光忠
永青文庫で生駒光忠を見る人へ。 お願い!一回でいいから前列の場合は頑張って30cmぐらいしゃがんで目線を下げて見て!「もこもこ刃文」の真髄があらわれるから。なにこの刃文ってなるから! 4Fの刀剣の展示の右側5振の丁子気味の刀剣はしゃがんだほうが刃文見えるタイプなんだー。
2016-07-10 08:44:47「生駒光忠」(国宝) 現存する備前光忠の最高傑作。白眉といえます。 以前にお会いしたのは6年近く前でした。 光忠の作品のなかでも丁子の房が1つ1つ独立して離れており、蕨手丁字もあります。 個人的にはこういった箇所なども武庫刀纂の押形における「燭台切光忠」に近いように感じました。
2016-07-12 03:05:20日本の国宝は約1,000点ありますが、刀剣類は約1割強の124点が国宝に指定されています。 備前物はそのなかでもおよそ半数に近い47振を数えます。 「生駒光忠」は備前物の国宝のうち必ず五指に数えられる屈指の名刀です。
2016-07-12 03:05:50「生駒光忠」の過去に展示された履歴を調べてみました。 私の記憶では2010年の『細川家の至宝』までは古研ぎでしたので、研磨が施されたのは2010~2014年の間ということになります。
2016-07-12 03:23:55●細川幽斎の刀、豊後国行平
魅力の日本刀一覧 古今伝授の太刀 豊後国行平在銘の太刀。由来は、関ヶ原の戦いの際、細川幽斎が立て篭もる田辺城へ朝廷が古今伝授を受け継ぐため烏丸光広等を派遣。その際、古今伝授の証として烏丸光広へこの太刀を授けたことから。国宝。永青文庫蔵。
2016-07-15 20:04:33展示で一番衝撃受けた刀、3階奥(RTの間違えました汗)の「太刀銘豊後国行平作」だったのだけど、この刃に感じたことまさに「ねっとりと軟らかみのある地金」「刃文の匂口がうるむなど色気のある」だったな〜と。…「綺麗」しか言えなかった私… twitter.com/noshidatu3/sta…
2016-07-13 22:58:10「豊後国行平」(古今伝授の太刀) 鎌倉時代初期の制作にもかかわらずとても健全です。 普段みる行平とは全くの別物といっても過言ではありません。 健全であるので、行平独特な一種の焼きに近い映りが地鉄の全面によくたっており、映りのなかにもわずかに刃中にあるような働きをみることができます
2016-07-12 03:48:33私は他の古九州物の豊後行平や僧定秀の作品で、ここまで健体で同様な映りがたっているのをみたことがありません。さすがに国宝といえます。 映りというのも一種の焼きに近いのですが、こうした映りのなかに働きがみられる様というのは私も他にはあまりみたことがありません。
2016-07-12 03:49:16もう1つの特徴として、刃区と棟区に原始的な鑢がみられます。 鎺は江戸時代以降の現代にもみられるものは装飾性も高く、造りもしっかりしているので刀身に装着すれば簡単にはズレ落ちません。
2016-07-12 03:49:44@tsuruginoya しかし、鎌倉時代や南北朝時代の刀身の制作された当時の鎺というのは神社仏閣に奉納されたものなどにごく稀にみることができます。それらは、もしかしたら刀工自身が製作したものとも考えられます。
2016-07-12 03:51:05@tsuruginoya そういった鎺というとても簡素なもので鉄地の一重構造で薄く作られています。私は備前兼光(長船4代)の制作当時の鎺をみたことがあります。
2016-07-12 03:52:05@tsuruginoya これは、例え刀身が生ぶであっても、太刀が実戦にしようされて何度も研磨をされていたり、拵えの都合などで刃区と棟区を磨られてしまうと消えてなくなってしまいます。 豊後国行平の太刀が健全であり、長期間にわたり保存状態が良好であったことを物語っているといえます。
2016-07-12 03:52:53@tsuruginoya それらは普通に太刀の刀身に装着しただけではズレ落ちてしまいます。ですので、鎺ではなく刀身側の茎の刃区と棟区に鑢を施して鎺がズレ落ちないようにしているのです。
2016-07-12 03:52:22●蛸かわいい、信長
信長拵の目貫(あってる?)が蛸だったこと。これは3階で展示されていた図で二杯の蛸をみてまた見に行ってしまった。図で描かれていたのがとても可愛くて
2016-07-16 16:15:18柄の…頭?一番端っこが蛸に合わせて波模様なのはおしゃれで好きなんですがなんで蛸。 3階の信長拵の書写を見て「…タコ?え?」ってなって4階の信長拵見直しに行ったら「ほんとだタコ…」って言いながら見てる方がいてナカーマな気分でした。
2016-07-08 20:04:15●見どころたくさん
特別内覧会が始まる前に、会場にあるけれども展示作品ではない(作品リストに掲載なし)ものをひとつご紹介します。きれいな象嵌を施した目釘抜。かつて細川護立侯が使われたのでしょうか、以前から永青文庫で使っている道具です。探してみて下さい。 pic.twitter.com/GtnDXpFrUE
2016-07-08 13:54:01私がもっとも驚いたのは、鉄製に金銀布目象嵌で細川家の九曜紋と唐草をあらわした目釘抜きでした。あんな素晴らしい目釘抜きは今まで見たことがありません。 個人的な推測ですが、錆付けされた独特な美しい鉄色の具合、九曜紋と唐草の装飾性から人間国宝:米光太平光正先生の作品ではないでしょうか。
2016-07-09 11:38:40「歌仙兼定登場」では歌仙兼定が展示してあり、細川家の文武両道の「武」がある4階だけでなく、「文」である3階、格好良い鍔が展示されてる2階もじっくり見てほしいな。3階にはあの牡丹(解説の時刀剣女子が反応した)が描かれてる太鼓胴や忠興様直筆の扇かるたなんてものもあるよ。
2016-07-08 23:54:30永青文庫では歌仙ちゃんももちろんじっくり見たけれど、幽斎さまが書写した古今和歌集とか、忠興さまの扇面かるたとか、刀之図とか(信長の蛸の絵が可愛い)色々見所多過ぎて感想が纏まらないよ!
2016-07-10 18:09:49