【アニメ初見向】Rewrite補完【〜7話+α】

基本的には原作を買うのが一番の近道ですが、めんどくせえよボケ!という人のために前半部分のみ原作と照らし合わせた補完を書きました。
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変大佐 @hen_taisa_

3,ルチアを介抱した時点で真相に気づいていたはずの瑚太朗は、どうして知らない振りをしたのか、そもそも瑚太朗が真相に気づいたのはいつなのか #Rewrite補完

2016-08-07 17:40:41
変大佐 @hen_taisa_

まず1について。アサヒハルカ=此花ルチアであることは既に明らかになっているが、中盤ルチアとアサヒハルカが対峙するシーンに混乱させられた人も多いだろう。これは勿論アサヒハルカとルチアが別人であることを示しているわけではない。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:41:24
変大佐 @hen_taisa_

ルチアがアサヒハルカに「何に対しても触れられないかわいそうな少女」という内なる自分の側面を投影していることを意味する。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:41:52
変大佐 @hen_taisa_

ここで2の疑問も解決してしまえるのだが、実はこの時点でのルチアは、普段通りにしていれば素手で生き物に触れても平気なのだ。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:42:53
変大佐 @hen_taisa_

というのも、放っておけば無節操に毒を放出してしまうルチアの体質を抑えるため、5話終盤で語られた「ガーディアン」という組織が毒を中和する薬を投与されているためだ。だから手袋も、毒から周りを守るために着用しているのでは決してない。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:43:31
変大佐 @hen_taisa_

薬も完全ではないが、精神ないし肉体の状態によってその制御がままならない状態に陥ることもある、という程度に過ぎない。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:44:15
変大佐 @hen_taisa_

常識的に考えれば、常に毒をまき散らすような体質の人間はそもそも孤児院に入ることはできないし、サッサと処分されてしまうだけだろう。ルチア……あるいはアサヒハルカはガーディアンによって、「普段通り」の生活を保証されている人間なのだ。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:44:56
変大佐 @hen_taisa_

しかし、サンタブローシア平安院での事故では、ふと体調を崩した時薬の制御がままならなくなってしまった。これが意味するところはひとつで、閉鎖された空間にあった孤児院に、彼女の放出する毒が充満してしまったのだ。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:46:02
変大佐 @hen_taisa_

正確に語られてはいないが、ひとり難を逃れた岸田隆吾以外の孤児、そしてスタッフたちは全員死亡している。表沙汰になっていないのは、他ならぬ「ガーディアン」が手を回していたからだ。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:46:50
変大佐 @hen_taisa_

ただ、それ以前にも幼いが故、散発的に窓ガラスを割ってしまったり飼っていた生き物を死なせてしまったりといった小事件は起こしていたようで、子どもサークルの中でアサヒハルカという少女は孤立していたのだ。子ども特有の排他意識によって。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:47:28
変大佐 @hen_taisa_

岸田隆吾がアサヒハルカの呪いを吹聴できたのはそれらの小事件と孤児院の閉院を結びつけられたからだと推察される。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:47:57
変大佐 @hen_taisa_

薬の制御も完璧ではないこと、そして何よりも「自分は生き物に触れてはいけない」ということをその心に刻み込んでしまったルチアは極端に生き物に触れることを「恐れて」しまったのだ。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:48:45
変大佐 @hen_taisa_

ルチアは世界に触れることができない。世界に寄り添うことができない。静流の言ったとおり、手袋はそんな彼女と世界を繋ぐ「安全装置」なのだ。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:49:14
変大佐 @hen_taisa_

3の内容について。まず瑚太朗がアサヒハルカについて嗅ぎ回るきっかけになったのは静流によって明かされる「ルチアが生き物に触れられない理由」だ。#Rewrite補完

2016-08-07 17:50:12
変大佐 @hen_taisa_

この時点での静流はルチアの過去と能力を全て把握しているのだが、全てを瑚太朗には明かすまいと思い「過去の体験から生き物に触れられないトラウマがある」というごく本質的な部分のみを伝えた。しかもそれはルチアの勘違いで実際にそんな能力はない、とウソまで少し混ぜて。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:51:36
変大佐 @hen_taisa_

これを聞いた瑚太朗は、「ルチアが怪談のアサヒハルカに自分を重ね合わせてしまっている」と判断し、そのアサヒハルカの汚名を晴らすことで間接的にルチアの過去も彼女の勘違いだったと気づかせたいと願った。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:52:33
変大佐 @hen_taisa_

その結果、瑚太朗は積極的に怪談を解決する方向に動き出したのだ。#Rewrite補完

2016-08-07 17:53:14
変大佐 @hen_taisa_

瑚太朗がアサヒハルカ=此花ルチアの結論に至った正確な時間的座標は推測しかできないが、様々な「アサヒハルカの呪い」を受けながら調査を進めるうち、連絡網の件からこれが呪いなどではなく人間の仕業である事は突き止めていたはずである。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:53:50
変大佐 @hen_taisa_

しかし、警句を発した後倒れるルチアを介抱してルチアの能力を見せられた折、瑚太朗は「その報復としてお前に呪いが……!」と発言している。これは明らかにアサヒハルカの呪いを信じる趣旨の発言だ。時間軸から考えるとこれは奇妙に思われるのではないだろうか。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:54:26
変大佐 @hen_taisa_

この時考えられる可能性は ①ルチアが他ならぬアサヒハルカの呪いを再現したことで点と点が繋がり真相に気づいた ②アサヒハルカの呪いがニセモノであることには気づいているがアサヒハルカがルチアだとは気づいていない ③アサヒハルカの呪いを信じている の三つだ。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:55:20
変大佐 @hen_taisa_

連絡網のトリックをどの時点でどれだけ解き明かしたかについての情報は、原作には記載されているものの省略の多いアニメではあまり参考にならない。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:56:06
変大佐 @hen_taisa_

そのためルチア介抱〜孤児院訪問までの間に結論に至ったため、その時点では本当に呪いを信じている可能性③も否定できないが、少なくとも先の瑚太朗の発言は中途半端に呪いの存在を否定していては(②)できない発言である。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:56:36
変大佐 @hen_taisa_

そして本命①の可能性だが、これはルチアがアサヒハルカであることを分かった上で演技を打っているということを意味する。この理由についてが今回の話の一番のキモなのだが、(続) #Rewrite補完

2016-08-07 17:57:39
変大佐 @hen_taisa_

瑚太朗の「事故の起きたサンタブローシア平安院に直接赴いて誘い出さなければ、ルチアは本当に腹を割って話してはくれないし、自分を『書き換えて』彼女の毒を打ち消す自信はあれど真に彼女の世界を受け容れるためにはここで一旦騙された方がいい」(続) #Rewrite補完

2016-08-07 17:58:29
変大佐 @hen_taisa_

という打算によるためだという線が最も濃厚である。 #Rewrite補完

2016-08-07 17:58:39