ニンジャスレイヤー・ヴァーチャル・リアリティ・ショック
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ヤモト=サン、ニンジャスレイヤーVRはもう傍から見て狂人の所業過ぎて…狂人の真似をすれば実際狂人、ミヤモト・マサシも説明重点な。
2016-08-05 19:15:00VRモジュールを固定したニンジャヘッズは再生ボタンを決断的押下!「アアーッ!、アイエーエエエエ!」 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 19:26:39再生と同時にヘッズの頭がボブルヘッドめいて不自然に振動する!冒頭の予告編が再生されているのだ!「アイエエアバババーッ!」塞がれた耳、目元から光が漏れる! #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 19:35:31ニュービーとおぼしき数人のヘッズは口から煙を吐き動きを止めた。「ハァーッ!ハァーッ!」「予告編は終わりか!ええい本編はまだか!」自らの与太話耐性で耐え抜いたヘッズに対して、続けて注意事項とイントロダクションが再生される。 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 19:40:24「…これは!まずグワーッ!」イントロダクション再生と同時に重篤ヘッズが危険を察知するが既に手遅れ!注意事項と同時にVRモジュールが頭に固定されているのだ!各席から悲鳴が上がる!「アッアイエエエ!」「アーッ!アーッ!」 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 19:46:07ヘッズの頭がハンマードリルめいて不自然に振動する!「「「アバーッ!」」」大半のヘッズは不可思議な色の煙を吐き絶命!「グワーッ!」煙と火花を吐きながらなおも耐える重篤ヘッズの眼前に、『本編開始な』の文字とともに、ほんやくビジョンしんじつの世界が展開した! #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 19:51:45「グワアバーッ!アバババーッ!」容赦なく叩き込まれるほんやくチームビジョンしんじつ!なおも続行!「アバババーッ!」ヲ級めいて巨大なVRモジュールが超常的な光を明滅させる! #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 19:58:25ある者はモジュールの上から目を覆い、ある者はモジュールを外そうともがく!「サヨナラ!」ヤバレカバレのカラテムーヴを繰り出していたヘッズがニューロンを焼かれ爆発四散!「アバッ…サ…ヨナラ!」次々と爆発四散していくニンジャヘッズ達!残るは最後の一人! #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:03:05最後の一人にめがけ、ほんやくチームビジョンしんじつが容赦なく叩き込まれる!「アバーッ!」口から煙と火花を散らす!「アバーッ!」物理法則を超越した頭部振動!「アバーッ!」 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:06:11アームレストを掴む手がついに離れ頭部と同じく振動!「アバーッ!」鼻、口から発光!再生メントリソースを一人に集中されたVRモジュールが極度発光!視認できない!「アバババーッ!ビゴゴゴゴガゴゴアバッ!」最大出力である! #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:09:53VRモジュールがさらに発光!「アバーッ!」VRモジュールがさらに発光!「アバーッ!」VRモジュールがさらに発光!「アバーッ!」VRモジュールがさらに発光!「アバーッ!」VRモジュール、そしてヘッズ自身から放たれる光が部屋を覆った! #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:13:27ニンジャとも人間ともおよそ生命かも分からぬような叫び声が響いた!「アバババッサ01ヨ011010ナ01011100110ラ01!」 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:16:26数分後、試写会会場のドアを開けしめやかにエントリーしたサイバーサングラスの二人組は、ニューロンを焼かれ意識を失ったヘッズ達を一瞥したのち、VRモジュールと再生UNIXを回収した。 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:23:13「半分くらいまでは楽しんで頂けると思ったのですが」続いて入室したカドカワ営業がおそるおそる問いかけた。「彼らは充分に楽しめました。」「彼らの顔を見ればわかる。いいね?」サイバーサングラスの二人組が答えた。倒れたヘッズの顔は煤け、およそ表情は読み取れない。 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:30:59サイバーサングラス男の一人が未だ再生を続けるUNIX画面を見、カドカワ営業へ振り向いた。「しかし、貴様が用意した映像はロブスターゆえ、生かしてはおかん」男がボタンを押すと、カドカワ営業の足元が開き、人喰いズワイガニの群がるプールへと真っ逆さまに転落した。 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:37:00「ヤモト=サン、それ押しすぎ!」アサリが笑った。キャバァーン!キャバァーン!キャバァーン!時間差で蟹ボタン受領効果音が鳴り響く。「いっぱい来ちゃうよ!」ヤモトは慌てて「音が鳴らなかったから、つい」「じゃあ私も!」オカヨが笑い転げながらボタンを連打する。 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:39:07キャバァーン!キャバァーン!「やめなよ!」五人は笑い転げた。やがて「イヨォー」という音声とともに小窓のコンベアーから大量のカニが流れてくると、五人はさらに笑い転げた。こうした騒ぎは何が理由でも楽しく、笑いを誘うものなのである……。 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:41:28営業がカニに手足を喰われるのを見下ろしながら、サイバーサングラスの二人…ほんやくチームはこの日最高の笑い声をあげた。 #ニンジャスレイヤーVR
2016-08-05 20:43:53