僕のキモチ

大倉組 @ohkuragumi

0※ 僕のキモチ 君に贈るよ 僕からの この気持ち ありのまま伝えたい 白く光る季節を添えて… pic.twitter.com/xk3NsoaRVM

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1※僕のキモチ 久しぶりに2人で迎えた朝 まだ布団にくるまり目を擦る僕に 『…ねぇ、、、？ デート、したいな…』 ポツリと君は言った 大っぴらにデートなんて事は したことがない。 それは、僕と君は、 秘密の関係だから… 全部、僕のワガママ 優柔不断がコトの種

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２※僕のキモチ 友達のはずだった君。 いつしか友達以上に思うようになって いた。 『私…好きだよ…？忠義のこと、、』 突然の君の言葉 彼女とマンネリ化していた僕にとって 君との時間は新鮮で、、、 心が癒されていた 「彼女、おるで？」 勿論、君も知っていた

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３※僕のキモチ 『いいの、、、 こうして会えること出来たら…』 そんな言葉に甘えたんだ 別れよう、、、 別れなあかん、、、 そう思いながらもズルズル。 『デートしたい』なんて 1度も言った事ない君 自分の欲求なんて求めた事なくて… 我慢しとるんやろな… そやから、、

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４※僕のキモチ 『…ゴメン、ちょっとね、 言ってみたかっただけ、』 寂しげな顔に 釣り合わんくらいに 笑って誤魔化す。 そんな君を見て 「ええよ？デート」 僕の気持ちが動き出した 今までより2人の時間を増やした 部屋でばかり過ごしてたけど、 外出もするようにした

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５※僕のキモチ 彼女には、、、 まだ言うてない… ズルイよな… あかん、よな… 分かっとるくせに… 全然 変われない僕に反して 季節は移り変わり、北風が流れる 君と過ごす何度目かの この季節 ただ、一緒に歩くだけでも はしゃぐ君が愛しくなっていた

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６※僕のキモチ 君が笑ってくれる事が 何よりも嬉しく思うようになった。 イベント事なんて、 全くした事ない僕やけど、 君のために何かしてやりたい そう思うようになっていた。 街中が寄り添い歩く恋人たちの イベントよりも もっと特別で、大切なイベントが １つ、残ってる

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７※僕のキモチ 日常に追われながら 何をしてあげたらええんやろ…？ 色んな思いを めぐらせた。 プレゼント？ 2人で、どっかに出掛ける？ けど、、、そんな事やないよな 君が１番、喜ぶことは… あの日が近づくと 君は僕に聞く 毎年、遠慮がちに

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８※僕のキモチ そして、今年も… 『…土曜日って、ダメ、だよね…？』 あの日は皮肉な事に 彼女との記念日やったから… 去年までは、、、 「ゴメンな？」 そう言ってきたけど、今年は… 「ちょっと まだ分からへんかな？」 曖昧に答えると

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９※僕のキモチ 「、、、えっ？ だって…、ムリでしょ…？」 驚きながらも寂しげな顔をする もう、そんな顔、させへんから… 「連絡するから待っといて？」 まだ全部、終わっとらんねん… コクリと頷く君は やっぱり不安そうな表情やった けど待っといて… 今年はな、、、

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１０※僕のキモチ そして、その日が来た 当日までバタバタしてた僕 彼女と時を重ねた この部屋 綺麗に片付けて、新品の物を揃えた 全てが終わったのは夕方 慌てて君に連絡した。 LINEで一言 ―これから行くから 君の部屋に着く頃は 辺りは夕焼けで染まっていた

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１１※僕のキモチ 『大丈夫、、、なの…？』 まだ不安そうに聞く君 「出掛けるで？」 そう言うと嬉しそうに バタバタと身支度をする。 『ねぇ忠義？どこ、行くの？』 はしゃぐ君の手を握り 「ん、、、？まだ、ナイショ！」 行き先も教えず歩く

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１２※僕のキモチ 暗くなり始めた並木道 いつの間にか街灯が灯っていた ひらひら舞う雪が照らされて イルミネーションのように見える その先の光に染まる街へ 僕たちは歩いて行く 『ねぇ、本当にどこ、行くの？』 そう聞く頃には目的地は目の前

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１３※僕のキモチ 「俺んち、」 そう言うと 『、えっ？えっ？』 あたふたする君 そんな君が、また愛しくなった。 動揺してる君を部屋へと連れて入る 僕も いつになく緊張する。 テーブルの上には バースデーケーキも準備しておいた。

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１４※僕のキモチ 呆然と立ち尽くす君の手を引いて 「まぁ、座って？」 君と並んで一緒に座った。 『……忠義……？』 涙を浮かべてる君 ここまで準備は したけど 言葉の準備なんてしてなくて… 静まり返る空気 でも、、、言わなあかん、 この気持ち、、、

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１５※僕のキモチ 『「あの、、、」』 言葉が重なった 君は くすっと笑って 『忠義、、先に、いいよ…？』 「いや、、、お前、先でええで…？」 なんて譲り合って 『…あの、、、これって…？』 「誕生日、やろ？」 『そうだけど…』 上手く言葉が出てこない

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１６※僕のキモチ 「ここのケーキ、好きやろ？」 『うん…』 「そ、そやろ？」 ぎこちない会話 『…あの、、、彼女は…？』 きっかけをくれたのは君の方で 「ちゃんとした、、、」 『えっ、、、？』 「別れた、」 『えっ？』 ちゃんと伝えな… ありのままの気持ち

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１７※僕のキモチ 「あんな、、、？」 『うん、、』 「感謝しとる…」 『えっ、、、？』 「こんな俺と、一緒に居ってくれて 」 いや、、、そんなんちゃう。 上手く言えんけど… 感謝しとるけど…ちゃう、、、 「あんな？」 『うん、、、』 真っ直ぐ僕を見つめる君に

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１８※僕のキモチ 「お前が笑っとってくれる事が どんな事より嬉しいんよ… お前の笑っとる顔 見ていたいんよ…ずっと、、、」 『いいの……？私で…？』 「お前がええ。 待たせてもうて、ゴメンな？」 君は瞳に いっぱい涙を溜めて 何度も いいの？ と問いかける

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１９※僕のキモチ そんな君が、もっともっと 愛しくなって、そっと抱き寄せると 子供のように泣きじゃくる 「俺が守るとか、そんな事 簡単に言えんけど、 お前と向き合うより、これから先 一緒に同じ方を向いていたいって 思っとるから…」

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２０※僕のキモチ 今日だけやない。 この気持ち 誕生日だから、とかでもない この想い 毎日，僕にとって君は特別で いつまでも… どんなに季節を越えても この気持ちは変わらへん。

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２１※僕のキモチ 君に贈るよ 「僕の傍で笑っとって？ 来年も、、、その次も その先の ずっと向こうも 一緒に誕生日しよな？」 これが 僕のキモチ .*･♥ﾟHappy Birthday ♬ °･♥*. END pic.twitter.com/Q8lIPE1k6L

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