アレフガルド・タクティクス・オンライン ver2.54 会議フェイズ！王国も竜王軍も次の一手を準備なのだ。

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アレフガルド・タクティクス・オンライン ver2.54 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー 対アルマベルタ戦術：サーバー2の勇者は強すぎるので、竜王軍サイドも戦訓を集めて強力な対策をうってくる。油断は禁物だ！

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これまでのお話 アルマベルタが数日かけて頑張り、ラダトームの浜辺から竜王城手前まで浅瀬みたいな橋ができたぞ！遠くからは見えづらく、しかもあみだくじみたいな迷路になってて地図がないと地獄。みんなで攻略作戦を練ろう。

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王様「みんな地図を見ながら考えて。この正解ルートを知ってるのはわしら人間側だけで、赤い線が進軍ルートになる。そこで起こりそうな問題を先に洗い出しとくんじゃ」オーレン将軍「敵は当然迎撃してきますな。しかし竜王島側の侵入口が複数用意されていて正解は一つだけ。底意地悪いですな」

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ルッカ「あいつらしいな。当然迷路をたどってくる敵は分散するわけだ」ラダトムバッハ4世「ふむ、こちらは迷わないわけだから各個撃破できますな。よくできている」「問題は敵の飛行部隊でしょう」アレフ「ドラゴンやキメラは迷路関係なく襲ってきます」「飛び道具の用意が必要か」「呪文の射程は？」

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「種類によりますが、大抵は長弓の射程以下です」「ただ、道がつながってなくても隣の通路からなら余裕で届くのでは？」「魔道士にも注意ですか」「マホトーンを使える魔法使いを各隊に配備しましょう」どんどん話が進んでる！具体的な成果物を用意されると会議が進む。これはどの世界でも同じなのだ。

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「道の幅は、結構広いようですね」「投石器を乗せたうえで4人PTが活動できる広さだというが」「横一列8人並んで進める広さです」「でも投石器はドラゴン来たらすぐに焼かれそうだな」「対空用の石弓のほうがいいですかね」話題が尽きないが「そういえば実物まだ見てないですよね」見学することに。

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「昼間から大人数で行くと目立つから、夕方過ぎに少人数でこっそりいくのじゃ」そして夕方。浜辺に行くとアルマベルタ「ラルスか」「違うんじゃよわしは大賢者ラルセスじゃ」ピンクのメガネが光る！「ところでオーレンよ、用向きは」「橋の実物を見に来たのです。アルマベルタ将軍の橋は大好評でして」

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「ふはは当然だ！」おだてられてわかりやすく機嫌良くなったぞ。オーレンは明らかに年下の生意気娘にもお世辞を言えるタイプなのだ「そこで実物を見たいと集まったのです」「殊勝な心掛けである！存分に見ていいぞ。ただし浜辺から離れるな。海の上を歩いてると見えて怪しまれるからな」「心得ました」

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見学タイム「おおこれは！」「遠くからだと普通の海面にしか見えません」「近づくと足元はしっかり見える感じか」「接近戦になったときに足元注意だな」「敵もそこは同じでしょう」「メラが効果高そうだな」「あと浜辺に投石器置いて移動中の敵を狙うのもいいかも」「投石で壊れませんか」「壊れぬ！」

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「私が作るブロックは投石程度の攻撃ではびくともせぬ。そのように作ったのだ」「さすがアルマベルタ将軍！万事心配りが行き届いております！」見学に同行したラダトムバッハ5世エルジュがまた感激してる「その代わり時間はかかったがな」「さすがです」「ふふふ私の計画は完璧だ！」盛り上がってる。

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そのころ竜王城では「サイトゥサよ、新たな魔物の配備はどうなっている」「すでに最初に作った数体を島内に配備し現在増産中です」「ずいぶんと早いな」「大量に作りやすい魔物ですから」「よいぞ。運用試験を進め対アルマベルタ戦術を詰めよ」「ある程度の運用試験は済んでいます。こちらが資料です」

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サイトゥサが自信満々に資料を提出「・・・ほうなるほど、クドゥサ、どう思う」「よくできておりますな。あとはこの魔物と連携させる部隊の選定を進めればよいでしょう」「よし、そこは二人で進めよ。わしの親衛隊を使っても構わん。確実にあの小娘を殺すのだ」アルマベルタ対策特殊部隊編成へ・・・。

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「アレフガルド・タクティクス・オンライン」つづく