「捜査担刀、陸奥守吉行」関連まとめ
- touken_rig
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だって、未来がどんなに不幸なものでも、不本意なものでも、僕にはそれを変えることは許されない。それをするのは僕らが止めようとしている彼らであって、それを否定しなければ僕らは立ち行かないからだ。
2016-06-06 23:14:23最善を尽くすという考え方では、その最善の手以上を考えることがない。その思考が停止した状態で考えられた最善なんて、どんなに穴があるかなんて、最善を尽くそうとしている人間にはわかることじゃないね。
2016-06-06 23:15:06だったら、その最善の手を一旦置いて、「その次に考えられる手」をいかにして最善よりいいものにするか、という考え方が次善だ。
2016-06-06 23:15:29この場合の最善は簡単だね。今見た未来が来なければいい。つまりは、未来を改変してしまえばいいんだ。僕らが止める彼らみたいにね。彼らはいつも最善を尽くしている。
2016-06-06 23:15:46彼らが歴史を変えようとするなら、変える気にならないように手を講ずればいい。それが僕らにとっての最善だ。でもそれはまだ情報が少なすぎて取れる選択じゃない。
2016-06-06 23:17:53だから、彼らが顔を出す歴史のターニングポイントに飛んで、なんとか火消しをして情報収集をする時間を捻出するという次善を行っている。
2016-06-06 23:18:08それと、もうひとつ。 立ちはだかる最悪を越えた先に、未来を変えたその後よりももっといいものを見つけるやり方でしか、彼らに説得力のある抵抗ができない。僕らはそれを選ぶために防波堤になる。
2016-06-06 23:18:48上の人間の思惑は知らない。ただあの場所に立ち彼らを止める現場の人間として、僕らができるのはそのくらいだ。最善を求めそれ以上を知らない彼らの上に行かなければいけない。
2016-06-06 23:19:36来るべきこの未来が、宗三が彼女を抱いて事切れる椿事が起きたその先が、もっといいものになるように考えている。だから、僕はこの未来をいつも覗いている。観測し続けている。僕は最善と戦い、次善を行う準備をする。僕のために、僕の友人のために。
2016-06-06 23:20:48それが来るのは、さて何時だろうね。来月かもしれない。再来月かも。それよりもっと先?一体何があるんだろうね。ことの成り立ちは。総ての結末は。総て、僕が未だ与り知らぬことだ。
2016-06-06 23:23:48マドモアゼルの憂鬱
宗三左文字曰く、
フラグ 歴史修正 芍薬 スイス ひばり 下手人
マドモアゼルの憂鬱