- Eric_Ridel
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さっきまで、カルフォルニア州の反SLAPP対策専門弁護士Mark Goldowitzさんと一緒にいた。今回は取材じゃなくて友だちとしてのくつろいだ訪問。
2011-02-19 06:57:22Goldowitz弁護士に、相撲の八百長と、彼らが八百長報道に起こしたSLAPP訴訟、いま反訴されそうなことを話したら、ものすごく喜んでいた。「スモウスキャンダルで、反SLAPP法の大切さがわかってもらえるんじゃないかな?すごいじゃないか」。
2011-02-19 06:59:20話のついでに日本の記者クラブ問題について話した。「記者クラブ室の前には『メンバー以外立ち入り禁止』って紙が貼ってある」と話したら、腹を抱えて大笑いし始めた。彼らの常識でいうfree pressが戦う敵である差別や排他性が報道がやっていると聞いて、笑えたそうだ。
2011-02-19 07:02:06「そりゃまるで黒人差別をしていたころのアメリカ南部みたいだ」(1960年代前半以前)というので、ジョークで「いやいや、そんいにひどくない。フリー記者はリンチされて木から吊るされたりしない」と言ったらまた爆笑していた。
2011-02-19 07:03:56「ネットで匿名なら悪罵の限りをつくし、しかし面と向かって同じことを言う勇気はない」って人たちが何かに似ていると思ってずっと思案していた。さっき思い出した。腐った丸太を持ち上げるとわっと逃げ惑うフナムシとかヤスデとかそういうムシに似ているんだ!!笑笑笑 ネットフナムシ。いいなあ。
2011-02-19 17:52:57マーク・ゴールウィッツ弁護士に記者クラブの話をして「記者クラブにフリー記者、外国プレス、週刊誌とイヌは入れない」と言ったらまた腹を抱えてげらげら笑っていた。でもジョークじゃないんだけど/笑。
2011-02-19 17:54:58私が自分で民事裁判の被告席に座って裁判官たちの質問を受け、表情や声をじっと観察して思ったのは、私の担当だった綿引穣、渡辺真理、金洪秀の3裁判官は、思考を怠けるために国民の権利など平気で侵害するカフカの「審判」みたいな連中だということです。
2011-02-19 18:00:48SLAPPという法理を考案したジョージ・プリング教授に会ったとき、言っていたこと。「SLAPPの本当の害悪は、裁判所というパブリックシステムへの信頼を破壊することだ。それは民主主義の根幹を破壊する」と言っていた。
2011-02-19 18:03:244月で記者になって25年です(ああおそろしい)。この25年間でもっとも言葉を放つことのダイナミズムを堪能しているのがインターネットでありツイッター、フェイスブックかもしれない。
2011-02-19 18:07:41現役の記者クラブ系メディア記者が、せめて「おれは内心記者クラブの開放に賛成だが、会社でつらい目にあうのでそうは言えないのだ」と実名でツイッターやブログで公にいえばいいのに。私がいくら「内部には良心的な記者もいる」と力説しても、まったく裏付けがないのだからなあ。
2011-02-19 19:19:32後で喫茶店とか居酒屋で「うがやさんの言うとおりだと思うんですよ」とかささやいてもらっても、そりゃうれしいけど、困っちゃうな。ぼくもあなたも「公に発言するのが仕事」なんだもん。
2011-02-19 19:22:09君がそこまで遠慮しているあなたの勤務先は、あなたのことなんかまったく評価していないし、あなたを例外/特別だなんて思ってないし、まったく報われないのだよ。知ってた?
2011-02-19 19:25:07もちろんマネージメントは「キミには期待してるよ。フフフ」とかバーのカウンターで言うでしょう。でもまさか、そんな人事管理をスムーズに運ぶための戯言を本気にしたりしていないでしょう?
2011-02-19 19:26:09「いずれはおれは少なくても外報部長はいけるな」「社会部長は無理かもしれないけど」「いやいや、大阪か福岡なら社会部長もいけるかも」(いまは部長とは呼ばないけど)ナンテ計算をしている人はまだたくさんいるよと思うよ。
2011-02-19 19:33:41「朝日にもあろうものが」にも書いたですけど、新聞社の中でも良心的な人は外報部と文化(学芸部)に多いんです。このふたつの部が記者クラブ取材をほとんどしないのは偶然だろうか?フフフ。答えは拙著を!!(露骨な売り込みすみません)
2011-02-19 19:38:52日本の学者さんでSLAPPについて取材できる人がいないか必死で探していたとき「アメリカの言論の自由が専門です」という人がいて連絡した。「SLAPPをご存知ですか」と聞いたら「初耳です」と言われてぎゃふん。がっくし(オサーン用語)。
2011-02-19 19:53:57これまでニューヨーク、サクラメント、サンフランシスコで取材してきたアメリカ人は、例外なくエジプト、チュニジアの変革を手放しで歓迎どころかエキサイトしている。
2011-02-19 20:12:401982年、共通一次(センター試験)を受けて大学に入り「こんなええ加減な試験で大学に受かったおれらが大人になったら日本は破滅やな」と思っていたら、だいたいそのとおりになった。(一部地域既報)
2011-02-19 20:19:051986年、バブル景気まっさかりで、銀行に就職したゼミの先輩が5行くらい来て「君がうんと言ってくれるなら、今すぐ内定を出す」とかあほなことをぬかすのを聞いて「こんなええ加減な採用してたら、おれらが大人になったころには日本は破滅やな」と思ったら、だいたいその通りになった。笑
2011-02-19 20:20:40だから、今日48歳で管理職やってる人なんて、だいたいそういうええ加減な経緯で選ばれておるのよ。笑 なーんて!ばらしたらあかんやんか(笑)。
2011-02-19 20:21:50共通一次(センター試験)→バブル就職って「ええ加減のダブルフィルター」で残った連中がいま部長とかになってるんだから、んなもん、たいしたことあらへん!全然たいしたことあらへん!笑
2011-02-19 20:25:52