東方随筆合同「移り香」感想

まきしま @Maki_Cima

藍もどきさん『飲酒のすゝめ』（東方随筆合同「移り香」）幻想郷のお酒事情の話。様々な苦労が伺えるものの、その分喜びや楽しみがあって、良いものだなと。

まきしま @Maki_Cima

東方随筆合同「移り香」のコンセプトに鑑みて、作者名は書いてはまずい、まずかったろうか……

まきしま @Maki_Cima

地理公さん『蠹魚閑話（抄）』（東方随筆合同「移り香」）面白い。様々な書を通して、幻想郷のキャラクタや世界律などを語る作品。その一つ一つが興味を引くものだし、それぞれにオチがついている面白味も。インタレストとコミカルを良い具合に兼ね備えていると思う。面白い。

まきしま @Maki_Cima

淤泥さん『手記』（東方随筆合同「移り香」）八雲紫ならではの、落ち着いた確かさある作品。これは良い。

まきしま @Maki_Cima

ひととせさん『春、三月』（東方随筆合同「移り香」）様々なキャラクタの三月某日の記録から、その暮らしぶりとその所感を伺う、変わった形式で、この合同にピッタリの作品。キャラクタによる記録の仕方の違いも、それぞれよく合っていて面白い。

まきしま @Maki_Cima

嘉島安次郎さん『食堂九千尺』（東方随筆合同）同じ文を繰り返し用いることで、続いていく日々を、その後の部分で変化を描き出す手法、そして結びの良さ。『白轍』で、幻想郷そのもの、日々暮らしを描く良い小説を執筆されている嘉島さんの持ち味が活きている、と思う。

まきしま @Maki_Cima

ハムさん『昼下がり』（東方随筆合同「移り香」）これは面白い。らしくって、見ていて本当に楽しそうな雰囲気で話が進み、それ自体が良いなと思える。それを最後の仕掛け？で、思いっきり「やられた！」となり、高揚のまま終わるという。凄い。……私の読み違いでなければ

まきしま @Maki_Cima

七月耕野さん『朝の街角にて』（東方随筆合同「移り香」）見慣れた馴染みの風景が、物珍しく映る様とそれに高揚する阿求の語りが良い。分かる・伝わるというか、こちらまで高揚する楽しさがあるように思う。

まきしま @Maki_Cima

月彼岸さん『彼女の事』（東方随筆合同「移り香」）これ好きなやつだ。良い。慧音と妹紅の時間の差、いつまでかの日常。その一幕を綴る慧音の語り口が良い。結びにはグッと来る。

まきしま @Maki_Cima

百円玉さん『朝夕三昧』（東方随筆合同「移り香」）微笑ましかったり、怖かったりする小さな出来事を交えつつ日々を綴る、読みごたえある話と思った。

まきしま @Maki_Cima

ガルゾさん『探し物』『青』『視線』（東方随筆合同「移り香」）三作品それぞれ、そのキャラクタの日々の様子と、その中で思うことが綴られている。どの作品も、らしさが出ている。また、各々の幻想郷観が伺えたりする。私は、この中で『青』を特に気に入った。

まきしま @Maki_Cima

金之助さん『余暇の価値』（東方随筆合同「移り香」）忙しい日々を送る椛に訪れた一日の休暇の話。楽しい時間はあっという間、のように過ぎる様子が良いなと。妖夢が絡むのは面白いと思う。にとりとはたての存在は、休暇も日常の一部、特別に憶悩しなくて良いという表れのよう。

まきしま @Maki_Cima

しじま うるめさん『飛ぶ首と飛ばす首』（東方随筆合同「移り香」）面白い。話がすごい方に膨らんで行った末の結びのオチには笑ってしまう。事もなく日常に収まる様が面白い。

まきしま @Maki_Cima

ぽんきちさん『La Flammed'Or』（東方随筆合同「移り香」）グワーッ！飯テロ！というのが、まず。おいしそうな描写をなさる。短い時間の短い話から色々な事が伺えたり、文章が持つ雰囲気が良いなと思う。

まきしま @Maki_Cima

近藤貴弥さん『秋雨』（東方随筆合同「移り香」）阿求と妹紅の時間の違い、阿礼の子と妹紅の関係から、阿礼の子としてではない阿求が浮かび上がり、阿求自身がそれを意識して行動に移す流れを、天気と連動させて描いている。その過程は読ませるし、ラストシーンが実に絵になっていて良い。

まきしま @Maki_Cima

東方随筆合同「移り香」終わり。その点に触れた作品もあったけれど、外の世界から見れば、幻想郷の日常は非日常。異変も事件もなくとも、物語性があり、そういう物語を自分は好きなんだなと分かった。どの作品も楽しめて充実した良い合同誌。参加者の皆さんありがとうございました。

まきしま @Maki_Cima

幻想郷の住人が、非日常を求めて外の世界にやってくる東方紀行文と併せて読むと面白いのではないかと思ったり。

つき @poetaignotus

出藍文庫「東方随筆合同「移り香」」読了 飲酒のすゝめ。 口では文句を言いつつも酒を仕込む巫女のニヤケ顔が浮かぶようで。巫女だよね？なんとなく初冬くらいの温度感。神が身近であるというのは騒がしくも愉快でありそうだなぁ、と。

つき @poetaignotus

蠹魚閑話(抄)。 ノーレッジ嬢めんどくさいオタク。憧れるし羨ましい。本読みの理想の立ち位置ではなかろうか。旗は折らないであげて。 手記。 仔細覚えていようと、その瞬間の情動までは再現し得ない。言葉も思いもその刹那の。その切り取り。

つき @poetaignotus

探し物。 檻からの焦がれ。受け入れの果ての残酷さ。隣人であれど摂理はそのままで。うだうだ感が、刺さる感じで。 春、三月。 日々の欠片。今までがあってこその今で、今があるからのこれからで。纏め方にも各人の個が

つき @poetaignotus

青。 知らずとも味わわずとも思えるのが思わせるのが文や絵や映像でありますよなぁ...それもこれも、身勝手な。という前置きは付くけれど 食堂九千尺 ここに来れば何かしらありつける。ここに来れば誰かしら居るだろう。とりあえず、の場所。ここしかないわけじゃないのに。

つき @poetaignotus

昼下がり。 また毛色の違う。このパターン前も見た気がするぞ！白文読めねぇの。壁が見えてるのは隙間だけで。 朝の街角にて。 顔の見え方。好きなら朝昼晩と四季は会いに行きたいよね。雑踏と朝の足音が重なって聞こえた気がした。

つき @poetaignotus

彼女の事。 惚気だ。甘えられる相手いないもんね。ご飯作ってくれるような連れ合いは心底羨ましく。年上の人良いよねぇ... 朝夕三昧。 ほんのり怖いしっとり日常。然らば。って嫌いなのでドキッと。これにて、なんて寂しいですよね。

つき @poetaignotus

視線。 身勝手タイムリィ。見られる一方でも親近感覚えてるので違いますが。雲のような。随にといえばらしさあふれる。 余暇の価値。 ブラック天狗社会内でもワーカホリックな椛さんの明日は。苦にしてないぽいので大丈夫でしょうが。休みどうするか思い浮かばないって定年後の...

つき @poetaignotus

飛ぶ首と飛ばす首。 庶民派妖怪...里に根付いてんじゃん...一人でろくでもないこと考えてると水分飛んで変な方向行くよね。わかる La Flamme d'Or。 TKG良いよねぇ。仲良し紅魔。巫女のなんだかんだ優しいというか世話焼きというか。だから妖怪集まるんだよねきっと。