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三井物産関連
現在、鉄鉱石事業のほか、モザンビークの炭鉱及び鉄道・港湾インフラ事業、ニューカレドニアのニッケルプロジェクト、ペルーのリン鉱石プロジェクト、ブラジルの一般貨物輸送事業などの共同事業案件、物流案件では鉱山用鉄鋼レール、鉄鉱石運搬用貨車、鉱山機械、鉱山用超大型タイヤなどの販売実績を積み重ね、三井物産の13営業本部中、9営業本部がVale社とビジネス上の接点を持っています。
『360°Business Innovation 営業本部紹介 機械・輸送システム本部』
( https://www.mitsui.com/jp/ja/company/business/units/transportation/index.html )より引用
モザンビークにおける三井物産の事業内容
- モアティーズ炭鉱
- ナカラ回廊鉄道・港湾インフラ事業
鉄道・港湾インフラ関連
鉄道分野では、鉄道車両や鉄道関連設備の輸出入・三国間販売に加え、本邦制度金融やPPPなどのスキームを活用した鉄道輸送インフラ整備案件への取り組みを展開しています。また90年代に米国で開始した鉄道車両リース事業は、現在ブラジル、欧州、ロシアへと展開を拡げています。環境に優しく、物流の大動脈となる鉄道は今後もマーケットの伸長が期待されており、当社では鉄道輸送バリューチェーン上のさまざまなフェーズで、お客様のニーズに応えるサービスを提供していきます。
『360°Business Innovation 三井物産の総合力 Vale社とのアライアンス』
( https://www.mitsui.com/jp/ja/innovation/business/vale/index.html )より引用
『モザンビークにおける炭鉱及び鉄道・港湾インフラ事業への出資参画』2014/12/9 三井物産
( https://www.mitsui.com/jp/ja/release/2014/__icsFiles/afieldfile/2014/12/11/ja_141209__caravel_ppt.pdf )より
「モザンビークでの炭鉱及び鉄道・港湾インフラ事業」
モザンビークはアフリカ大陸の南東部に位置し、アフリカ有数の資源国といわれながらも、1964年から約30年間続いた独立戦争とその後の内戦で、開発が遅れていた国でした。三井物産はこのモザンビークで、Valeが推進する巨大な投資プロジェクトに参画します。
2014 年12月、三井物産はVale社がモザンビークで開発を進めているモアティーズ炭鉱と、同炭鉱にて生産される石炭、一般貨物及び旅客を輸送する鉄道・港湾インフラ事業に参画する契約を締結しました。モアティーズ炭鉱を開発するVale社子会社の15%持分、及びインフラ事業を推進するVale社子会社の50%持分を取得します。モアティーズ炭鉱は、製鉄で使われるコークスの原料となる希少性の高い強粘結炭を含む大規模な埋蔵量を有し露天掘りによる大規模生産が可能な世界でも有望な炭鉱の一つです。
三井物産は1960年代に豪州の石炭権益を取得して以来、同国に於いて優良資産の積み上げに邁進してきましたが、今般新たな供給ソースを保有することで更なる石炭安定供給の確保と強化を図ります。一方、長年に亘る石炭事業、鉄道輸送、港湾インフラ事業で培った知見を活用することで本プロジェクトの価値向上に貢献したいと考えています。
本プロジェクトによって生産、輸送される石炭は、モザンビークの主たる輸出産品となり、また、912㎞に及ぶ鉄道、港湾インフラが地域の基幹インフラとして、「モノ」や「ヒト」の輸送において重要な役割を果たすことで、モザンビーク及び同鉄道が通過する隣国マラウィ両国の経済発展に寄与することが期待されています。
『360°Business Innovation 三井物産の総合力 Vale社とのアライアンス』
( https://www.mitsui.com/jp/ja/innovation/business/vale/index.html )より引用
Vale社は自社の生産した鉱物を運搬し、輸出するための設備として、約10,700kmの鉄道網と、それに接続する複数の港湾ターミナルの事業権や通行権を保有していましたが、2010年12月、Vale社はその一般貨物輸送事業をVale社本体から切り離し、VLI S.A.(以下:VLI社)を設立。現在同社は、ブラジル中部および北部地域において、穀物や肥料、製鉄原料や鉄鋼製品などの一般貨物を対象とした複合一貫輸送サービスを提供しています。
三井物産は、米国、欧州、ブラジルおよびロシアにおいて貨車・機関車リース事業を展開するほか、世界各地で港湾インフラ事業にも参画してきました。そのノウハウを提供することも期待され、2014年4月、三井物産が約700億円を投資してVLI社の株式の20%を取得しました。同社は現在、鉄道輸送や港湾能力の増強により貨物取扱量の倍増を目指し、機関車・貨車の調達や鉄道網および港湾ターミナルの整備・拡張などの新規投資を進めており、2018年には鉄道輸送や港湾能力の増強を通じて貨物取扱量の倍増を目指しています。
『360°Business Innovation 三井物産の総合力 Vale社とのアライアンス』
( https://www.mitsui.com/jp/ja/innovation/business/vale/index.html )より引用
アライアンスとは gms.globis.co.jp/dic/01066.php より引用 pic.twitter.com/1oiPDFmJ0b
2016-10-05 23:13:30三井物産
三井物産株式会社(みついぶっさん、英: MITSUI & CO., LTD.)は、三井グループの大手総合商社。三井不動産、三井銀行(現・三井住友銀行)と並ぶ『三井新御三家』の一つ。通称は物産。
Wikipediaより
Vale(ヴァーレ)
ヴァーレ (CVRD, Companhia Vale do Rio Doce S.A.、NYSE: VALE) は、ブラジルの総合資源開発企業である。本社は、リオデジャネイロに所在している。ブラジルを代表する民間企業。かつてはリオドセと呼ばれていた。
主力商品は鉄鉱石であり、鉄鉱石の生産・販売のシェアは35%で世界一である。ヴァーレとリオ・ティントとBHPビリトンの鉄鉱石3大メジャーで、世界の鉄鉱石輸出の約80%を占める。鉄鉱石を除いて採掘しているものは、ニッケル(世界第2位)、ボーキサイト、銅、金、マンガン、炭酸カリウムなどである。
Wikipediaより
主な参考文献
『モザンビーク国石炭開発振興のための情報収集・確認調査最終報告書 平成25 年3 月(JICA)』
( http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2013fy/E003674.pdf )