香港基本法第104条に対する北京の「法解釈」で、今後どうなるの?

自分でまとめてみた(^^;;;
1
くま某 @kumaboh

北京の法解釈を受けて「青年新政」の二人に関する今後の流れ。 1.香港の裁判所は、香港政府からの「宣誓のやり直しは認めない」との司法審査の要求について、その裁判官は「解釈」に基づいて判決を下さなければならない。 2.合法的で有効な宣誓をしない者、拒否する者は公職についたり、(続

2016-11-07 19:37:37
くま某 @kumaboh

承前)その職権を行使したり報酬を得たりはできない。つまり、梁頌恆・游蕙禎はほぼ間違いなく立法会議員に就任できず、報酬得られず、立法会の施設も利用できない。 3.宣誓は法の定めに従って、心から、厳かに、正しく、完璧に宣誓しなければならない。そこには「中華人民共和国香港特別行政区(続

2016-11-07 19:40:59
くま某 @kumaboh

承前)の基本法や特別行政区自体に忠誠を誓う」ことも含まれる。この条件を満たさなかった梁頌恆・游蕙禎は、ほぼ間違いなく議員資格が取り消されるだろうし(変則的な宣誓を行なった)劉小麗・姚松炎・羅冠聰も影響を受けるかもしれない。 4.宣誓の際、決められた文言に一致しなかったり、(続

2016-11-07 19:44:39
くま某 @kumaboh

承前)不真面目で厳かでなく宣誓した者は即資格を失う。また文言にない言葉を加えてもダメ。これにより、梁頌恆・游蕙禎・劉小麗・姚松炎は影響を受けるだろう。体制派政党の黃定光は「香港」の2文字をすっ飛ばしたが故意ではないので影響は受けないだろう。 5.宣誓監督人は、宣誓が合法的に(続

2016-11-07 19:48:23
くま某 @kumaboh

承前)行なわれるよう取り仕切る責任を負う。「解釈」の要求を満たさない宣誓は無効となり、やり直しは認められない。この監督人は立法会の秘書長か主席(議長)で、当選議員に対して「決められたとおり宣誓しなかった」としてその資格を奪う権限を有する。劉小麗と姚松炎は影響を受けるだろう。(続

2016-11-07 19:52:45
くま某 @kumaboh

承前)6.宣誓する者は厳格に宣誓の内容を遵守しなければならず、宣誓後に、それに反する行為があった場合、その法的責任を負う。つまり、「解釈」通りに宣誓したとしても、その後の行ないが宣誓と違うじゃないかと言われた場合、起訴されちゃったりするかもしれない。 7.今回、北京の官僚は(続

2016-11-07 19:56:53
くま某 @kumaboh

承前)「民族自決」という考え方を煽るのも「香港独立」だと見なし、法的に認められないと述べた。つまり「自決」を主張する議員・政党、たとえば「香港衆志」など、これから標的になるのではないか。宣誓を済ませたあと「民主自決」と述べた朱凱迪は、人民代表大会常務委員会が敷いたこの境界線に(続

2016-11-07 20:01:03
くま某 @kumaboh

承前)抵触する恐れがある。 8.この「解釈」発表後に、劉小麗・姚松炎などの宣誓に対し、何者かが司法審査を求めた場合、二人に議席剥奪という判決が下される恐れがある。 hk.apple.nextmedia.com/realtime/news/… ことほどさようにエライヒトの匙加減でどうにでもなりそう。(続

2016-11-07 20:04:33
くま某 @kumaboh

承前)なので、まさに林日曦さん仰る通り、 twitter.com/kumaboh/status… 行政・司法・立法の「香港人による高度な自治」は幻想だというわけですね。 で、今後の政治日程は議員資格剥奪される選挙区の補選と、来年の行政長官「間接」選挙。知恵&したたかさの勝負かな。

2016-11-07 20:09:56
くま某 @kumaboh

『100毛』などの総帥・林日曦さんは言いました。 香港の小市民の皆さんは、いつも人民代表大会に法解釈でご面倒をおかけしていますが、これもまあ、一つの方法ではあるでしょう。でも、どっちにしてもいろいろ解釈されてしまうわけですから、どうせなら「香港基本法第二条」を一気に(続

2016-11-07 18:04:31