- SolidS_2mk
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こんばんは。僕、闇の腐女子ツミキ。ほの暗い話が大好きだから「同時に拾われ双子として育てられたが実は壱流はアンドロイド」みたいな設定のはなしを突然しだすよ。あ、アンドロイドじゃなくてクローンでもいいよ
2016-11-21 23:14:17「いちるの手は、冷たいな」「ごめん、壱星のこと、あっためてやれなくて」「いや……手が冷たいひとは、心が温かいらしい……いちるのこころは、あったかいんだろうな」(俺に心なんか、あんのかな……)
2016-11-21 23:16:35「いっせーは死なない!俺が代わりに……」「いちるは生きるべきだ。だから、俺の代わりに生きるんだ」「なんだよそれ……いっせーのわからず屋!」「いちる、」「もう知らねえ!」
2016-11-21 23:25:46クローンになるべくして生まれたっせちゃんの場合、見よう見まねでなんでもできるのは才能じゃなくてそうなるように作られただけ、おれはすごくない……って言うから……
2016-11-21 23:35:15「俺にとっては尊敬できる自慢の兄だ!」って屈託ない笑顔で言われて、もっといちると一緒にいたい、と思うのに試作品のクローンなっせちゃんの体は決して強くはなくて……みたいなやつね
2016-11-21 23:39:14でもパパは「それならお前もいちるを双子だと思えばいい。クローンだったことなんか忘れていい。もう、自由に生きていいんだ」ってクローンのっせちゃんを買い取って、施設的なところから解放する
2016-11-21 23:47:57「初めてだけど、これはやりがいありそー♡素材もいいし♡」「へ?」「は?」「おっちゃんこの人魚ちょっといじるね~!」「いいけどよ……」「よくねーよ!」
2016-11-22 15:32:30生まれつき心臓の弱いっせちゃんの生ける臓器バンクとして作られたクローンちるちゃん。二人は物心もつく前に施設に預けられ、「二人揃って拾われた双子」として育てられる。来るべき時が来たらいちるにだけ真実を話し、臓器を提供させるつもりだったが、製作者の意図以上にいちるはいっせいのため
2016-11-22 22:39:52なら命を捨てることを迷わないであろう性格に育った。研究者たちの誤算はいっせいの方だった。彼は賢く、すぐにいちるがクローンであることに気付き、研究者の息のかかった施設からいちるを連れだそうとした。いちるがクローンであることを、いちる本人には伝えずに。
2016-11-22 22:42:28身寄りのない二人には頼るところがなかったが、しゅうという男に拾われる。この男に事情を話せば、施設からせめていちるだけでも逃がせるのではと考えたいっせいはしゅうにどうにかできないかと相談を持ちかける。しゅうは「残ったお前はどうなる?」といっせいに尋ねる。「俺のことはどうでもいい」
2016-11-22 22:45:03と話すいっせいをしゅうはいちるとまとめて引き取る。手術を受ける援助をしてくれそうな宛がある、そういっせいに話して自分のいる事務所に二人を引き込む。事務所からはすぐに援助の許可も降り、海外で手術を行うため準備を進めていくことも決まる。そんな折に、いちるの前には施設からの使者が
2016-11-22 22:49:26現れる。そいつの話に耳を貸すな、そう言ったいっせいを余所に使者はいちるに真実を伝える。いちるはもちろんいっせいの言葉を信じ、使者を追い返そうとした瞬間、咳き込む壱星は口から多量の血を吐き出す。使者は血相を変えて救急車を呼ぶが、その横でいちるは本当に使者の言葉が正しいのではないかと
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