死にたがりジェ×幽霊ゆた

하래 @hareon930

死にたがりジェヒョ×死んだはずのゆたちゃ 死んだゆたちゃの言葉が呪いになって後を追いたいのに死ねないジェヒョ。 絶対死んだはずのゆたちゃがある日突然戻ってくる。でも姿はジェにしか見えない。触りたいけど触れない。

하래 @hareon930

死にたい。死ねない。命がこびりついて離れない。俺の世界そのものだった貴方がこの世にいないなら、俺は一体何の為に生きてるの。生きてという呪いの言葉が今も頭の中で跳ね返る。脳で咀嚼されてぐちゃぐちゃになっても尚爪痕を残し、存在を主張する。なんで俺も連れて行ってくれなかったの。ひょん。

하래 @hareon930

ひょんがいなくなって1ヶ月経った。今日もひょんの所に行けなかった。もうどうしたらいいか分からない、はやく会いたいのに。誰が許してくれないんだ、ああ神様、なんだってするから、お願い。「そんなに急いでこっちに来んといて欲しいんやけどなぁ」懐かしい、聞こえるはずのない声が聞こえた。

하래 @hareon930

どうして、どうして死んだはずのひょんがここにいるんだ。跪いた俺の前に立ったひょんは、腰を屈めて膝に手をつき俺の顔を覗き込んだ。微笑む彼はぽろぽろ涙を流す俺を見て言った。「じぇひょな、ただいま。」大好きな姿のまま、大好きな声で、大好きな笑顔で、ひょんが俺のところに帰ってきた。

하래 @hareon930

生き返ったんだ！って思って抱きしめてキスしようとするんだけど触れない。むってするジェヒョに「おれ、じぇひょなが心配すぎて幽霊になっちゃった〜」ってヘラヘラするゆただけど本当に毎日死のうとするジェヒョを心配してた。「もう離れないでください、お願い。」って頼まれて困った顔で笑うゆた。

하래 @hareon930

ある日マクが、最近なぜか声がするジェヒョの部屋を何気なく覗く。 「今日のご飯何がいいと思います？」「たこ焼き美味しいのはわかりますけど…」「食べさせてくれますか？」「…分かってますよ…」何もない所をみてコロコロ表情を変えるジェヒョ。まくが思わず後ずさりすると床が軋んだ音を立てた。

하래 @hareon930

表情を消してドアを開けるジェ。「何みてんの」冷たく響く声。「…ひょん、誰と話してるんですか…」まくの喉が鳴る。「ゆたひょんだよ。」そんなわけない。ゆたひょんは死んだんだ。「…ひょんのこと、みんな心配してます…ゆたひょんは、帰ってこないんです…」首を振って彼は怖いほど奇麗に笑った。

하래 @hareon930

「帰ってきたよ、お前には見えないかもしれないけど、今だって俺の横にいるよ。」「これからもずっと、ひょんは俺のそばにいるんだ。」「ね？」隣の空間に話しかけながら、心底幸せそうに笑う。「俺はもう死のうとしない、だってひょんが帰ってきた。大丈夫だから。邪魔するな。」冷たい瞳、閉まる扉。

하래 @hareon930

精神科連れてかれるジェ。ずっとヘラヘラゆたと喋ってるし目もゆたしか見てないから医者もお手上げ。白い部屋に隔離される。ゆたは他人に見えないし、ずっと2人でいる。自分のせいでおかしくなったって知ってるゆたは何も言えない。ジェは誰にも邪魔されなくて幸せ。ここ、天国みたいですねって笑う。

하래 @hareon930

触りたくても触れない、半透明の俺の恋人。キレイな手に触れたい、薄い身体に触れたい、かわいい唇に触れたい、俺だけにしか見えないこの人の、全てに触れたい。そんな時は触れなくても手を合わせて、触れなくてもキスをする。俺は彼と１つになれる。この天国みたいな場所で、死んだはずの彼と。

하래 @hareon930

モブ(医者)の2人組がさ…監視カメラに映るジェの部屋の、空中に手を浮かせて(2人で手を合わせてる)、空中に向けて最高に幸せそうにキスしてる(2人でキスしてる)姿をみてさ…「ほんとに恋人のことが好きだったんだなぁ…」「まるであそこに恋人がいるみたいですね…」って話してて欲しい。