線形解読法 -歴史と未解決問題-
IEICEのISEC研究会での、松井充さんの招待講演をtsudaって見ました。
線形解読法は、アメリカの標準暗号であったDESを世界で初めて実験的に解読した手法です。
@factoring_bot
2007=3*3*223 RT @ikutana: 全数探索は2007年にできた。マルチパス線形解読法でもパス探索は重要。 #isec
2011-03-03 15:26:05
@ikutana
より良い偏差が見つかれば、現在のものを上書きして、最後に残っているものが最良なもの。 全数探索は無理なので、望みのない木を刈る必要がある。 #isec
2011-03-03 15:26:15
@ikutana
再帰方法で桂庵する。I段までの特性があったときに、1段追加してどれくらいまで達成可能かというのを計算して、それがベストに達成不可能であれば枝を刈ってしまう。 #isec
2011-03-03 15:27:20
@ikutana
差分解読法に対する強度を並べたグラフ。実際のDESのS-Boxは非常に強いバリアントになっている。適当に入れ替えると弱くなることが多い。 #isec
2011-03-03 15:32:24
@ikutana
15段DESでの差分確率を考えたら上位0.6%に入っている。Coppersmithは差分解読法について対策しているという発言をしたが、裏付けができた。と考えている。 #isec
2011-03-03 15:33:51
@ikutana
実験解読の時は二つの線形近似式を使って鍵を求めた。鍵候補が信頼度付きで出てきたのでそれを組み合わせて計算して求めた。偏差が大きければ大きいほど鍵候補の順位の信頼性が高い。 #isec
2011-03-03 15:40:05
@ikutana
差分は必ず偶数になるので、最小差分確率は加減がある。x^3は最小になるが、偶数ビットだと全単射にならない。逆元関数だと4になってします。 #isec
2011-03-03 15:44:05