私的考察:オメガバースの人類史

日本におけるオメガアルファの文化人類学的考察。
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日本文化史におけるαΩ形質

さうす @sa__za_n_

和風オメガバの設定はαβΩを松竹梅にしたいし、運命の番のことを比翼の羽根とか連理の枝って言わせたいし、ヒートのことは「さかり」って云いたい。

2016-08-01 02:37:11
さうす @sa__za_n_

「この蒸せ返るような白梅香……お前さん、梅ノ木かい……」(Ω♀は梅の花、Ω♂は梅の木) 「俺とお前は比翼の鳥に連理の枝……、お前もわかってるだろう?」 「さかりがついちまったか。早くこっちに来な……匿ってやる」 「抑えの香は無いのかい?」(抑えの香:抑制作用のあるお香)

2016-08-01 02:41:24
さうす @sa__za_n_

「いつか比翼連理をなす相手が現れるんじゃないかって、それだけが希望だった……」 「梅など立ち枯れてしまえ。踏みにじられ、徒花咲かすこの身など、くそくらえ!」 「いい匂いだ……馥郁として、春の風のように爽やかな梅の香り……」 番は「契りを交わす」がいいね。元々とそんな変わらんかな?

2016-08-01 02:44:20
さうす @sa__za_n_

ヒート、さかりか、花が薫るかどっちも萌えるな。花薫る、梅の薫る。αが釣られて発情するのを梅の薫陶とでも言うのかな。

2016-08-01 02:49:15
さうす @sa__za_n_

子を成せるαのみが花を咲かせて実を結ぶ梅なのはもう運命だよね。 松野は絶対α多いと思う。αΩ家系の松野。松梅の子が多いんだろうな。 あとさαの家系なのになんで俺は劣等のΩに!っていう設定見るたびに、両親がα×Ωだったらそりゃ二分の一でΩが生まれないとΩ形質絶滅するじゃんって思う。

2016-08-01 02:52:38
さうす @sa__za_n_

βやαだと子供を残せる確率が非常に低い劣等の遺伝的形質があるαにとって、子孫存続のためには子供を宿しやすいΩ形質が必要だってほうがまだまともだとね。α形質でも問題なく子供を作れるΩ形質。α形質者はΩ形質者に感謝すべきじゃないかな。

2016-08-01 02:56:07
さうす @sa__za_n_

ただ子孫存続のためにそれほど固執しなくてもいい多産なβはαとΩの共依存関係がわけわからなくて差別対象になるとかかな。 あれだね、猿人にも認識されてる斑類みたいだね。

2016-08-01 02:58:13

αΩの人類史

さうす @sa__za_n_

私的考察のオメガバは氷河期のホモ・サピエンス以外の人類の子孫繁栄における生存戦略の名残。ホモ・サピエンスと混血したので種としては残ってないけどホモ・サピエンスの形質として遺った歴史からのオメガバース。なので人類の文化として存在するし、各国の言葉でその形質を表す言葉があると考える。

2017-02-06 16:46:01
さうす @sa__za_n_

今の世界だと人間はホモ・サピエンス以外は全て絶滅しているけど、ホモ・サピエンス以外の人類には男性と女性という二種類の性はなく、ほとんど雌雄同体として進化してきた種がいて、氷河期の初期にその種とホモ・サピエンスが混血し、厳しい生存環境の中で得意な進化を遂げた

2017-02-06 16:48:35
さうす @sa__za_n_

その種(以後ホモ・アルファオメガ)の形質が引き継がれてオメガバース世界のホモ・サピエンスが進化した。(おそらくこの現実世界のホモ・サピエンスとは遺伝子的にも異なる)。

2017-02-06 16:51:12
さうす @sa__za_n_

時代、地域によってアルファ形質、オメガ形質を取り巻く文化は異なる。アルファ形質、オメガ形質が現れるのが第三次性徴期と呼ばれて大体第二次性徴期の後数年。体の子供を産む準備が整ったことを契機に、ホルモンバランスが変化し、アルファ形質・オメガ形質の脳の一部が活発化する。

2017-02-06 16:55:02
さうす @sa__za_n_

人類には全てこの器官(アルファオメガ腺、アルファオメガ嗅細胞、及び小脳のフェロモン嗅覚野)を有するが、第二次性徴を迎えて、この器官が活発化するか否かによって形質の発現が左右される。オメガ形質者は小脳のフェロモン嗅覚野がアルファよりも発達する。(ので、『うなじを噛む』が成立する)

2017-02-06 17:02:47

αΩの文化人類学

さうす @sa__za_n_

欧米諸国ではアルファが優遇されることが多くアルファ系家族が形成されるが、ポリネシアなどではオメガの方が有力でありオメガ系家族が形成される例が多々見られる。日本ではアルファを松が枝、オメガを梅が枝と称し、特に女性のオメガを梅の花と呼んだと記録されている。

2017-02-06 17:08:48
さうす @sa__za_n_

東南アジアの国の中にはアルファ・オメガ形質者それぞれ一人づつを現人神として祀る風習もあり、国を正しく導き子々孫々の繁栄を約束すると言われる。現人神は次代の現人神を予見して代を降りるとされる。運命の番という言葉は、この風習が欧米諸国に持ち込まれたもので、現在は事実が証明されている。

2017-02-06 17:14:00
さうす @sa__za_n_

古代エジプトにおいては、アルファ・オメガの形質同士であれば同姓や近親間での婚姻は可能であるとされていたが、逆にアルファ同士、オメガ同士の婚姻はたとえ異性間であってもタブーであるとされた。これは古代エジプトだけではなく、中央アジアに共通する価値観であり、現在は是正が叫ばれている。

2017-02-06 17:16:39
さうす @sa__za_n_

オメガ形質者が劣等種であるとされ始めたのはおおよそ中世ヨーロッパに端を発し、それは魔女狩りと深く関わっている。しかし、聖書においてアルファ・オメガ形質者はアダムとイブの兄弟であり、非常に尊いものとして扱われてきた。彼らがアダムとリリスの子であるとするのは中世の創作である。

2017-02-06 17:21:12
さうす @sa__za_n_

つまり、科学の発展の結果、オメガの性搾取の裏側にはそのつもりはなくても発情を誘発していたαがいたというわけで。アルファのせいでずっとオメガは発情して社会的弱者としての扱いをされてきたとわかる。それまでは、オメガは自発的にフェロモンを発して他者への興奮を誘発していたと思われていた。

2021-05-06 18:29:26
さうす @sa__za_n_

Ωの差別は、古くからの性的搾取に端を発するわけじゃん? でもさー、メスが自発で発情するのってレアケだし、オスの方が発情すると思うんだよね……。 第三次性徴期にフェロモン受容体が発達すればオメガ、リリーサーフェロモン分泌器官が発達すればアルファって事でよくない?

2021-05-06 18:25:57
さうす @sa__za_n_

ってなると、多分現代だとαとΩの扱われかたが変わるんだろうね。

2021-05-06 18:29:56
さうす @sa__za_n_

多分安産の神様とかも逸話の中にΩの発情が含まれてると思うんだよな。大奥とかめちゃくちゃΩ優遇されそう。将軍の子供産んでくれるなら誰でもいいわけですしおすし。宦官もΩ多そう。

2021-05-06 18:18:35
さうす @sa__za_n_

あと、昭和前期以前のオメガバ設定でアルファベータオメガって呼称が当たり前みたいに使われてるとめちゃくちゃ違和感でしてね。突然変異で外国で発生して流入してるからそう呼ぶとかならまだしも(ってかそれなら多分まだ名称が確定してないと思う)古くからそう呼ばれていたとかはあり得ないと思う。

2021-05-06 18:08:19
さうす @sa__za_n_

オスメスでさえ殿方やらお嬢さんやら男児やら娘さんやら色々呼び方あるのに、オメガバだけ呼び方それってことはなかろう。古くから世界に根付いてる性別ならそれぞれに呼び方も沢山あるだろうし、百歩譲って出島から蘭学由来、オランダ経由で来たとしても絶対漢字がつくし転訛するでしょ!

2021-05-06 18:11:06