ラコン島リレー小説その1 まとめ
- tigome_5466
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@tigome_5466 いつもの常連のあの人は、いつもどおりコーヒーを頼む。 「イレーネ、コーヒー運んで!」 「はぁい!」 ほりふらにてキッチンに立っていたハヅキさんからコーヒーカップを受け…ハヅキさん!? カップには、どろりとした虹色の液体が入っていた。 「……ま、いっか…」
2017-02-08 21:20:04@tigome_5466 「よくこんなもの飲めるわね」と、側にいたヤタが若干引き気味に話しかけて来た。そりゃそうだ。コーヒーなのに虹色だしな。 でも、俺はこのコーヒーを毎回頼む。理由を聞かれたら この独特すぎる味を楽しみたい、と答えるだけだ。 さて、今度こそ美味いと言えるかな。
2017-02-08 21:40:16@tigome_5466 コーヒー… それは大人の味(のはず)の魅惑の飲み物 しかし同じ探偵のレイヴンさんが飲んでる「それ」は明らかに 名状し難いものに変わり果ててた。なんと恐ろしい… 「しかし、よくあれを飲めますねあの忍耐力…見習いたいものです…まぁ僕の力をもってすれば…」
2017-02-08 21:56:26@tigome_5466 しかし、ふと考える実は「あれ」は皆さんが思っているほど ひどい代物ではないのでは? 現にレイヴンさんは毎回のようにあのコーヒーを飲んでいる… 「…ちょっと一回飲んでみますかね」 目の前に運ばれたコーヒーは毒々しい色を放っていた ちょっと一口… 僕の意識は
2017-02-08 22:04:08@tigome_5466 私は正直この店に来るのは初めてだ。でも、温かい雰囲気がとてもいいお店だと真っ先に思った。その店で出る虹色の飲み物。あまり詳しくない私には何かはよく分からなかった。ただ、帽子の人はそれを何事もないように飲む。気になったので、ケーキと一緒にそれも頼んだ。
2017-02-08 22:14:40@tigome_5466 店員さんの顔が若干引きつった気がするが、気のせいかもしれないので触れずに商品を待つことにした。不意にあたりを見回したら、顔は伏せている為、はっきりとは分からなかったが、水色の髪の男の人が倒れている。疲れて眠っているだけかもしれないし、そのままにておこう。
2017-02-08 22:18:20@tigome_5466 事情があって店に遅く入店すると、奥のカフェスペースの方が妙に静かだった。僕は嫌な予感がして、スカーフがズレてるのを直さずに慌ててカフェスペースの方に駆けつけた。 「な、なんだこれ…」 たどり着いた先は地獄絵図。窓際ではレイヴンさんが、その後ではグラスさん
2017-02-08 22:27:26@tigome_5466 が、そして隅の席ではフリュイさんが白いクロスの敷かれたテーブルの上に突っ伏して、小刻みに震えていた。 「姉さん…コーヒーメーカーを使わないでって…」 「あら、カズサ。遅かったわね」 背後からの悪魔の声。 「少し休んだら?コーヒー淹れるわね」 嗚呼、誰か…
2017-02-08 22:30:31@tigome_5466 「マルク君から…紅茶を貰って来たんで…これにしま…。」 コーヒーメーカーを使おうとしたハヅキさんを見たコクリは急いで走ってきたが、すでに地獄が始まっていた。 ハヅキさん以外の顔が青い…。 「…この紅茶…飲もっか…。」 ハヅキさん以外の手があがる。
2017-02-08 22:50:51#ラコン島リレー小説 結果 第1回目のお題は「コーヒー」でした!主催がグダグダでしたがおつきあい頂いた皆さん、ありがとうございましたっ!!!見やすいようにまとめます!
2017-02-08 22:55:19