自民系「チーム沖縄」のネトウヨ市長「辺野古反対で海保自殺」→デマでした。

デマを流してもさもありなんといった印象だが、実は去年秋ごろ、今回の「海保自殺デマ」とそっくりなデマを別の人物が流し、問題になった。

「救急車デマ」との相似

これだけ似ていれば偶然とは考えにくい。つまり、二つのデマの捏造から拡散の過程で、テドコンら極右活動家が関与している可能性がある。

今回の発信者が「自民」の市長である事にも注目したい。
確かに市長個人の資質の問題がありそうだ。しかし、沖縄では自民党とカルトが混然一体となっている状況があり、翁長知事や反対運動のデマが日常的に飛び交っているのだ。

沖縄自民のカルト化が止まらない理由

一枚目：銀座のオスプレイ反対デモ（2013）。翁長那覇市長（当時）の隣が自民の照屋県議。その後、自民県連はオスプレイ配備賛成に。
二枚目：幸福の科学関係者の仲村覚と照屋県議（翁長知事批判の記者会見・2015）。

沖縄の自民党と極右活動家のツーショットはもはや珍しくない。
「ニュース女子」に続き今回もデマの仲介役となった手登根安則（ボギーてどこん）。「チーム沖縄」に彼が接近している現状がある。

危険なカルト右翼

女優の出家騒動で一躍脚光を浴びている「幸福の科学」。一般の認識は、総裁の公開霊言など面白カルトといったところか。
一方、この宗教の政治活動は、霊言を元に批判対象をデマで攻撃するなど非常に危うい。

【コメント欄は閲覧注意】翁長知事に外患罪の適用を求めるこの団体は、代表が幸福の科学信者。

同様の主張をするアカウント。

こんな妄想を躊躇なく広める宗教団体を、自民党は利用し続けるのだろうか。
　
ちなみに、先の参院選では、沖縄から、ボギーてどこんの「オスプレイファンクラブ」から二人の候補者が出た。
一人はボギーてどこん本人が「日本のこころ」から出馬。もう一人は「幸福実現党」から出馬した金城竜郎。
二人とも落選したが、これが沖縄のカルト保守の現状だ。

ちなみに、沖縄の幸福信者と日本会議の重鎮には共通点がある。「日本会議の研究」著者・菅野氏によると、彼らは「元生長の家信者」だという。

理性あるメディアはこの状況を暴き、政教分離の理念の下、政治と危険なカルトを切り離すべきだ。そして、カルトのデマに警告する義務があるのではないだろうか。
以上。

【追記】18日深夜、市長による投稿あり

「デマ」は言論でも議論でもない。反社会的行為であり、時には処罰の対象になる。
誰でも見ることのできるネットに、公人である市長が虚偽を書きこんだ責任は重い。反省しないデマ市長は辞任が妥当ではないだろうか。

（市長に動きがあれば、またまとめます）