フィロゥくんvsミランダさんでRP練習したログまとめ

ミランダさんの性格や口調を掴むために軽いRPで練習させて貰いました。 練習なので全てIFです。
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@blue_grc

@miramiraGC 「あ、え、えっと、ぼく…」足手まといの言葉に一瞬躊躇うようにこちらを見上げたハヴェルと、ミランダの間に体を割り込ませる。 「大丈夫だ、ハヴェルもメイジだし、いざとなったら逆にぼくの手助けをしてくれる。→

2016-11-10 21:02:53
@blue_grc

@miramiraGC それに理由はわからないが、ぼくでなくハヴェルを狙ったようなんだ。ぼくが盾になる」ミランダから庇うように弟を自分の背中に回す。ハヴェルも彼女を好いてはいない。「それより、早く追わないと逃げられてしまう…あとは掃除夫に任せて、行こう」

2016-11-10 21:03:00
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc 「警備を潜り抜けてハヴェル様の寝室にまで潜り込むなんて相当の手練れですわね。それ程の者がフィロゥ様の一太刀を受けるだけで退散したとは、ハヴェル様の命までは取るつもりはなかったのかもしれませんわ。あるいは手加減したのか…」 言葉を切ってふふ、と笑みを漏らす。→

2016-11-10 22:15:52
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc 「フィロゥ様のお力不足、ということも考えられますかしら?ともあれフィロゥ様がお一人では探し出せないと仰るなら勿論私もご一緒させて頂きますわ。では参りましょう」 踵を返しながらちらりと寄越した目線は、指示を仰いでいる様にも先へ行けと促している様にも取れるだろう。

2016-11-10 22:18:30
@blue_grc

@miramiraGC 含み笑いをする彼女を静かに見下ろす。「ミランダの物言いはいつも棘があるな。あなたは、ぼくがまだ、死んだ兄の代わりに従属聖印を受けた15の子供のままだと思っているのか?消えた襲撃者を追って来たら、代わりにそちらからあなたが歩いてきた。→

2016-11-10 23:44:22
@blue_grc

@miramiraGC …ぼくに疑われても決しておかしくはないと思わないか?」

2016-11-10 23:44:34
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc 「ふふ、お疑いならそのままお父上にそう進言なさればよろしいのですわ。私としても世継ぎの君に信頼を得られないのは不本意ですのよ。差し当たってはご指示通りに動けば宜しいですかしら」 立ち止まったままの青年を面白そうに見上げる。 「どうなさいまして?行きましょう」

2016-11-11 06:50:27
@blue_grc

@miramiraGC 愛人と息子の言葉どちらを取るかな、と言いかけて口をつぐむ。まだ幼い弟に、こういう話は聞かせたくない。 「行こう。ミランダはぼくの隣だ。後ろをハヴェルに任せよう」咄嗟に何かの動きを見せるかもしれないミランダを、こちらの動きの範囲内に置いて置くべきだろう。→

2016-11-11 11:30:00
@blue_grc

@miramiraGC 「ハヴェル、魔法で廊下にどんどん灯りを灯して行ってくれ。従士たちにも見張りの増強は命じてある」点々と続く血痕をたどり、足早に歩き始めながら状況を明かす。 →

2016-11-11 11:30:13
@blue_grc

@miramiraGC 「襲われた時邪紋が見えたから、アーティストだ。逃げる時武器を持っていたから、アームズだろう。でもハヴェルは知らない男だと言っているし、恨まれる覚えもない。それに布団を剥がれ乗りかかって来たが、その時は何故か武器は持っていなかった。何だと思う?」至極真面目に

2016-11-11 11:41:31
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc 「フィロゥ様、それは本気で仰ってらっしゃるの?」 一瞬だけ大きく見開いた目をぱちぱちと瞬かせ、何かを堪えるように口元に手を添えた。 「……夜中に殿方がベッドに潜り込もうとする理由なんて一つしかありませんわ。ハヴェル様はお可愛いらしくてあられますし」 →

2016-11-11 13:24:40
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc ぷっとかすかに吹き出すような吐息が手元から漏れる。 「どこでその手の輩を引っ掛けてきたのか、なんて野暮なことは尋ねませんわ。エーラムに集まるのは紳士淑女だけではありませんものね。ハヴェル様だっていつまでもお子様のままではありませんでしょう」

2016-11-11 13:25:00
@blue_grc

@miramiraGC 間を置いてから理解した顔になり、蒼い眼で契約魔法師を鋭く見据える。「ハヴェルが遊び歩いているような侮辱はしないでくれ。城に派遣されて来て主と寝るあなたとは違うんだ」 不穏な空気を察知して、タクトで廊下の燭台に灯りを灯していたハヴェルが慌てて声を上げた。→

2016-11-11 17:07:47
@blue_grc

@miramiraGC 「えっあの、ぼくのこと?ぼ、ぼくはエーラムで養父の家から出歩いたりしてないよ」 それから聞こえないくらいの小さい声で付け足す「これだからミランダは嫌いだ…」

2016-11-11 17:07:53
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc 「あら、幾らフィロゥ様でもお父上を愚弄するようなお言葉は聞き捨てなりませんわね」 余裕の笑みを崩さないまま、ミランダはほんの少し眉根を寄せる。 「男と女の間には言葉で説明できない複雑な感情が芽生えるものですのよ。年若いフィロゥ様にはわからないでしょうけれど」→

2016-11-11 17:42:18
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc ミランダの態度はまるで、聞き分けのない子供を辛抱強く諭す年長者のそれだ。 「私を望まれたのはお父上様ですわ。私はそれに忠実に従ったまでのこと。非力で立場も弱い女魔法師がどうして一国の主に抗えましょう。それともフィロゥ様は主の命に反逆するようなメイジをお望み?」

2016-11-11 17:43:30
@blue_grc

@miramiraGC 「ぼくは確かにまだ若い。だがあなたが契約魔法師として来るまで、父が、頑固な面もあったが今よりは穏やかな、母の従属騎士だったのを覚えているんだ。そうだ、決して他の国を攻めるという考えは持っていなかった筈だ。→

2016-11-11 23:11:57
@blue_grc

@miramiraGC けれど、あなたが前の魔法師の代わりに来て、母が亡くなる際に兄がまだ子供だからと聖印を代わりに父が継いでから、暫くしてなりふり構わず力を欲するようになったんだ。主の命というが、逆じゃないか?父に寝室で何を吹き込んだ?それはアカデミーの指示なのか?それとも…」

2016-11-11 23:12:11
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc 「あらまあ、ふふ。答えはもうフィロゥ様の中で出ているのではありませんか?」 ほんの一瞬、ミランダの目が妖しく光る。獲物が動く姿を捉えた猫のように。 →

2016-11-13 13:33:57
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc 「マクシム様が力を欲するようになったのはティルナ様が没してから。お父上の元々持っていた欲求をお母上が抑えつけていただけだと、本当はフィロゥ様も理解していらっしゃるのでしょう? けれどそれを認めるのがお嫌で、外部から来たメイジの…私のせいにしたいだけですわ」 →

2016-11-13 13:34:32
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc それからふと瞼を伏せ、いかにも悲しげに呟く。 「お可哀想なマクシム様。ご自分の力で掴み取った聖印も、継承された強大な聖印の前では霞んでしまう。ティルナ様はさぞ無邪気に知らずマクシム様を虐げていたのでしょうね。幼い頃に私の村に毒を撒いたように」

2016-11-13 13:34:58
@blue_grc

@miramiraGC 「もし父上が力を欲していたとしても、元から母がロードの血筋だったんだ。とはいえ、婿の父が母の聖印を継承できたのなら、父上にも資質があったのは認めよう。でもその後このヴェンツェルトはどうなった?母の代までは平穏な国だったのに、→

2016-11-14 13:26:39
@blue_grc

@miramiraGC 父だって従属騎士だった時は穏やかだったのに、何故こんな……。……毒?」 暗がりの中の燭台を見つけてタクトで火を灯す背後のハヴェルに聞こえないよう、声をひそめて続ける。→

2016-11-14 13:26:53
@blue_grc

@miramiraGC 「ミランダ、あなたがヴェンツェルトの出なのは調べたんだ。あなたの村が三十年近く前に混沌災害でなくなってしまったのも調べてある、でも母が毒とは何だ?」

2016-11-14 13:27:03
ロリンダちゃん @miramiraGC

@blue_grc 「そこまで仰るなら最後までご自分でお調べになったら宜しいでしょう。もっともフィロゥ様が真実にお気づきになられるか保証は致しかねますわ。全ては領主の名の下に秘匿された過去ですもの。村一つの運命など容易く潰されるものですわ。ロードの名誉を守る、それだけのために」

2016-11-14 13:35:48