小学5年生を抱きしめた話

あらあら @ar_a_l

唐突に天啓が降ってきたので、新春アイプロとサーカスアイプロを経てのみりあちゃんの成長と一人称の変化とプロデューサーさんとの関係の変化の話とを、全部まとめてカラッと揚げてみたいと思います。個人的にこれしかないという答えを得た。たぶん側から見たら大分きもちわるい気はする！

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みりあの一人称の話、百億回話したから百億一回目の話するけど、みりあって自分のこと「私」って言うこともあれば、「みりあ」って呼ぶこともある。ただ、元々「みりあ」って一人称は、アイドルとしての自分自身を指す時に使う、いうなら三人称的な一人称だった。カラフルみりあですっ！とかもそう

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それがふわりと揺らいだのが、新春アイプロの時のこのコミュ。ステージが終わって帰ってきて、ほんとだったら「私」に戻っていたんだろうところ、その境界線はこの時ばかりは融解して「みりあ」のままでプロデューサーの前まで戻ってきてたの。今でも本当に本当に愛おしい大切なコミュ。 pic.twitter.com/JQ8UOorIV0

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この時のパフェで頭をなでなでしてあげてるのが、今回のサーカスアイプロに至って遂に巨大な伏線として機能してたのいうのが、今回のお話の主題になります。なんと。 pic.twitter.com/dgoxBKwBFr

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ちなみにこれ、頭なでなでって今にしてみたらみりあとの定番のやりとりみたいにはなってるけど、プロデューサーさんが自分の手でみりあちゃんなでなでしてあげるのも、ひょっとしたらこれが初めてだった可能性もかなり大きいです。少なくとも、作中描写ではこれが初めての描写。たしか。だよね。たぶん

あらあら @ar_a_l

閑話休題。それ以来、みりあはステージに立って「アイドル：赤城みりあ」をやってるとき以外でも、ちょいちょい「みりあ」の一人称を使うようにもなっていった。そしてこれは、相手に対する甘えの表現として機能していたところが大きかった、ように思う。

あらあら @ar_a_l

そもそも何で「みりあ」じゃなくて「私」が基本なのかと言えば、「そのようにご両親に教え育まれたから」が恐らく正解。挨拶とか言葉遣いとか恐ろしく完成されてる子なので、「私」を使うことも当然その一環にあったでしょう。たぶん小学校上がったくらいに仕込まれたんじゃないかなと思う。

あらあら @ar_a_l

それも措いときましてね。つまるところ、みりあちゃんの一人称は、基本の「私」と、ステージの上の「みりあ」と、もう一つ甘えやら子供がえりやら境界線の融解やらの表象としての「みりあ」と、この3つがあります。…というとこだけひとまず押さえて頂けますと、いち担当としては、たいへんうれしい。

あらあら @ar_a_l

ここまで前置き。ながい

あらあら @ar_a_l

やっとサーカスアイプロの話。みりあの一人称は、集合段階からずっと「みりあ」で、一回も「私」にならなかった。結局これは、本当の危険と隣り合わせのサーカスに挑むにあたって、みりあにとって必要な心の準備だったんだなと思う。詳しくは固定ツイからツリー辿って頂けますと当オタク大変喜ぶ。

あらあら @ar_a_l

みりあちゃん、サーカスで空中ブランコできるってことを、ものすごく楽しみにしてた。でも、それと同時に、本番直前までずっと、怖いって思ってたみたいで。僕はそれ、正直、あんまりちゃんと気づいてあげられてなかったんだけど。

あらあら @ar_a_l

本題。本番直前のコミュ、ノーマル→グッド→パフェの順。このパフェコミュが、実は、サーカスアイプロの重心だったんだと思う。ものすごく大事なコミュだったんだと思う。これまた後から気づいた話なんだけどね。最初に上げた新春アイプロの例のコミュに、勝るとも劣らない重さの。 pic.twitter.com/U0Uvb8Qi2K

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リハーサルの時にも「怖い」って言ってたんだけどね。見ててくれたら平気って言うから、平気なんだろうって思っちゃってて。そんなはずなかった。小学5年生が空中ブランコで怖くないわけがなかった。 pic.twitter.com/SfJK2th4KW

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あらあら @ar_a_l

それで、結局、このコミュの後、プロデューサーさんは、みりあちゃんのこと、抱きしめてあげたんだと思う。新春の時は、終わって帰ってきたこの子の頭をなでてあげてた。空中ブランコの本番前、今度は出発する前に、ちゃんと抱きしめてあげた。そういうことなんだろうと思う。 pic.twitter.com/IjMTMh8Ptq

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なでなではしたことあるんだけど。ぎゅーっとは、今までしたことなかった。新春特訓前の親愛MAXで一回あったけど、もう寝ちゃいそうだったしな……眠れるように肩抱いてあげたくらいだと思う…… pic.twitter.com/9eKKgwykql

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あらあら @ar_a_l

本当ちょっと長すぎて散らかりすぎてて申し訳ないったらないんだけど。この、本番前に抱きしめてあげたことが、みりあちゃんにとっては、実はものすごく大きなことだったんじゃないかなと、そう思うんす。

あらあら @ar_a_l

サーカス終わった後、みりあちゃんは「いつもの私」に戻ってきたんだけど、それだけじゃなくて。変わってた。一緒にいて？って、ただそれだけの言葉だけど、今まで聞いたことのない言われ方をした。「お願いが叶わないかもしれないこと」を、どこか常に前提にしながらお話ししてたような子が。 pic.twitter.com/C1sjDS9BWG

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あらあら @ar_a_l

本当にぎゅーってしてあげたんだろうなって傍証というか状況証拠というか……このコミュ。最初全然意味わかんなかったんだけど、これ、一回抱きしめて気持ちと心拍をまとめておさめてあげてたの前提の話なんだよね多分…… pic.twitter.com/JNcQcZ9zxD

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あらあら @ar_a_l

サーカスが終わってから、みりあの様子がすごく変わった。経験が大きな糧になったのは間違いないんだけど、プロデューサーさんに対しての「前置き」みたいな部分が消えて、それがどうやら、「絶対そこにいてくれて話を聞いてくれてるんだ」って信頼みたいなものに変わってる。

あらあら @ar_a_l

で、どう思い返してみても、思い当たるフシは、本番前に抱きしめてあげたことくらいしか……浮かばな……アレか………… ってなったのがさっき（絶望的に遅い）

あらあら @ar_a_l

【まとめ】多分コイツ小学5年生に請われるがままに小学5年生をぎゅーってして小学5年生の心臓の鼓動が収まるのまで確認してから送り出してます。

あらあら @ar_a_l

新春の時には、ライブを成功させて夢中で帰ってきた「みりあ」を撫でてあげられた。サーカスでは、怖さで竦むみりあを抱きしめて送り出すことができた。そして、ちゃんと終わって「いつもの私」に戻るみりあに、ひとつ気持ちを預けてもらうことができた。そういうお話だったのだと思う。（おしまい）

あらあら @ar_a_l

途中経過が散らかりすぎてて本当に恥ずかしいったらないけど……最後の着地点だけは決めてたところに持ってこれた……もうほんとすんません精進します……