- poli_pro_info
- 3928
- 7
- 0
- 0
bookaholic更新しました。全ミステリーファンに向けて叫びたいと思います。大拡散希望。日本警察小説の最高峰、藤原審爾〈新宿警察全集〉刊行! bookaholic.jp/post-3133/
2017-04-20 16:33:35藤原審爾の不朽の警察小説シリーズ〈新宿警察〉の初めての全集(長篇3巻、短篇集7巻)が、ついに刊行! 日本の警察小説の嚆矢であり原型となったこのシリーズが、ようやく容易に読めるようになった。しかも全巻に監修・編纂者の杉江松恋による解説付き。これは快挙だ!>RT
2017-04-20 16:52:38藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(1) 捜査篇 新宿警察』 amazon.co.jp/dp/B071QYD25C/ 東京・新宿にある警察署を舞台に、燃えるような情熱をもった刑事たち
2017-04-20 18:13:05藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(2) 風俗篇 新宿心中』 amazon.co.jp/dp/B071D9YHCN/ 夢破れた若者の葛藤……そして彼らを餌にしようと犯罪組織が手を伸ばす
2017-04-20 18:13:19藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(3) 対決篇 復讐の論理』 amazon.co.jp/dp/B071CGCN7L/ 新宿の裏社会でうごめく人物を焦点にした、暗くて重い人間模様
2017-04-20 18:13:26藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(4) 新宿 その暗黒の恋』 amazon.co.jp/dp/B071D1DY9Y/ あこがれと希望をもってこの街に集まった若者たちは、いつしか金のために恋をも売り渡していた
2017-04-20 18:13:34藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(5) 純情篇 若い刑事』 amazon.co.jp/dp/B071R7PPKQ/ 鬼のように厳しく犯罪者に対する刑事にも自分の生活があり、大切な思いがある
2017-04-20 18:13:41藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(6) 喜劇篇 新宿の夜の神々』 amazon.co.jp/dp/B071CZZG66/ 都会に生きる者の孤独や貧困に苛まれる人の危うさ、その人間ドラマを描く
2017-04-20 18:13:50藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(7) よるべなき男の仕事・殺し』 amazon.co.jp/dp/B06ZZJ9QW5/ 殺しの依頼をする謎の美女、そして“仕事”を淡々と行う殺し屋は何を思うのか
2017-04-20 18:13:57藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(8) 人情篇 新宿裏町小唄』 amazon.co.jp/dp/B071D9XB5J/ 時として哀れな者、弱者を相手にしなければならない刑事の宿命
2017-04-20 18:14:00藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(9) 活劇篇 真夜中の狩人』 amazon.co.jp/dp/B06ZYNCXSH/ うずまく欲望、愛、憎悪……眠らない街・新宿で起きた数々の難事件に挑む
2017-04-20 18:14:06藤原審爾・著、杉江松恋・監修『新宿警察(10) あたしにも殺させて』 amazon.co.jp/dp/B071CGCZBX/ シャリーと呼ばれるその娘は、少女売春のかすりを取るような顔役だった
2017-04-20 18:14:13日本の警察小説史上に輝く最大の金字塔、『新宿警察』シリーズがついに復刊! 電子版・全10巻が本日からの予約スタート、本配信は4/28(金)になります。
2017-04-20 18:14:33『新宿警察』とは1960~70年代の新宿界隈を舞台にした警察小説。著者は“小説の名人”と謳われ、後進をたくさん育てた直木賞作家・藤原審爾(ふじわらしんじ)先生です。かつてフジテレビ系列で連続ドラマ化(主演:北大路欣也)もされました。
2017-04-20 18:14:47派手な銃撃戦シーンこそ少ないものの、刑事の悲哀、犯罪者の心情などを掘り下げた人情話が多く、いま読んでも古びておらず、十分堪能……いや、本シリーズを超える警察小説はまだ出てきていないんじゃないかと思えるほどの名作なのです。
2017-04-20 18:14:59古書マニアの方々ならよくご存じだと思うのですが、この『新宿警察』シリーズ、当時絶大な人気があったにもかかわらず、「全貌が明らかになっていない」という謎の作品でもありまして……。
2017-04-20 18:15:20どういうことかというと、超売れっ子作家だった藤原審爾先生、気が向いた時に気が向いた文芸誌に『新宿警察』の短篇を寄稿されていたため、どこの版元のどの雑誌にどのエピソードが掲載されたか、いまひとつわかっていないのです。
2017-04-20 18:15:33しかも短篇集を制作するにあたっての書き下ろし、雑誌掲載のみの単行本未収録、他の短篇集にまぎれこんでいた短篇作品、さらには短篇集によっては同じ話なのにタイトル変更された作品まであります。
2017-04-20 18:15:50単行本自体もややこしくて、同じタイトルのもの、たとえば『新宿警察』という名称の短篇集は、報知新聞社版と双葉社版と双葉文庫版が存在するのですが、それぞれ収録されている短篇が異なります。
2017-04-20 18:16:07『真夜中の狩人』の実業之日本社版と双葉社版と角川文庫版も中身は違いますし、双葉社『マリファナ』と実業之日本社『マリファナ殺人事件』は似ているが別物、といったようにカオス状態。
2017-04-20 18:16:22単行本の出版社名だけを挙げてみても、報知新聞社、実業之日本社、双葉社、グリーンアロー出版社、桃園書房、角川書店とこれだけあるのですから、混乱が生じるのもわかりますよね。汗 この問題は、1994年刊行の『活字探偵団』(本の雑誌社)でも取り上げられておりました。 pic.twitter.com/ORQdh2bPqY
2017-04-20 18:16:52加えて、単行本がすべて絶版で、アマゾンの古書でも高いプレミア値がついています。(添付の画像は企画書を作った時のスクリーンショットですけど、現在も状況は変わっていないと思います) pic.twitter.com/u2lgbZjLK8
2017-04-20 18:17:32今回の電子化にあたっては、書評家の杉江松恋先生の全面協力のもと、過去に発表された短篇・長篇をすべて洗い出し、単行本未収録や一度しか採られたことがないものなど激レア作品も含めて、すべて収録。「とりあえずこの電子版10冊買えば全部読めますよ!」という“完全版”を目指しました。
2017-04-20 18:17:45各巻の巻末には、その杉江松恋先生の詳細なエピソード解説を追加。シリーズ全体を俯瞰したからこそわかる、マニアックな裏話も書かれております。
2017-04-20 18:17:54というわけで、警察小説好きにはたまらない超名作『新宿警察』シリーズ、電子版・全10巻が本日からの予約スタート、本配信は4/28(金)です!
2017-04-20 18:18:03