はるこん2017 4月23日(日)

はるこん2017 2日目、4月23日(日)に参加された方のツイートをまとめました。
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Kotani Mari @KotaniMari

ケン・リュウvs.藤井太洋対談@はるこん スタート pic.twitter.com/iCXyp5yP7Q

2017-04-23 09:34:15
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うっち/uis4uchi @uis4uchi

はるこん2日目、1コマ目「多言語にわたることによる物語の変容」。ゲストはケン・リュウと藤井太洋の両氏。司会はどこ? いないの? からゆるくスタート pic.twitter.com/jhghiXatxo

2017-04-23 09:36:29
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うっち/uis4uchi @uis4uchi

ケン・リュウさん、疲れがとれたのか緊張が解れたのか藤井さんが隣にいるからか、昨日より機嫌がいいように見える

2017-04-23 09:39:23
homkithi @homkithi

9時半より2F7にて柴田勝家さん(自営業:屋号 柴田勝家)による「柴田勝家の民俗がたり」。卒業した成城大学、成城に晩年住んでいた柳田國男の蔵書を受けてできた柳田國男文庫、柳田民俗学が強い。所属していたのは文化史学科(日本史学・民俗学・文化人類をの三本柱)。 #はるこん2017

2017-04-23 09:41:27
Shinichi OSHIBUCHI @CptBuchi

「自分の作品が翻訳された時の気持ちは?」 とても驚いた、すっかり忘れていた服をクローゼットの中で見付けたような気分 #はるこん2017 pic.twitter.com/1uOnBaZNef

2017-04-23 09:41:33
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Shinichi OSHIBUCHI @CptBuchi

「翻訳の仕事は逃げることが出来ない。作家は、書かなければいいので逃げることができる」 その通り。ある作品を翻訳する時に、沢山の魚の名前が出てきて調べるのが大変だった。どうしても分からないものは捏造してしまった #はるこん2017

2017-04-23 09:44:51
homkithi @homkithi

柴田勝家さんの卒論テーマは庚申信仰。葛飾柴又の帝釈天。天帝に報告する三尸虫対策。「こすずるい人間の考えることです」庚申信仰の流行の経緯がかなり紆余曲折。江戸で流行っていたからあちこちでもやり始めた。神道でも庚申の申は猿だから猿田彦た、と。神奈川県周辺の庚申塔。 #はるこん2017

2017-04-23 09:46:11
Shinichi OSHIBUCHI @CptBuchi

「翻訳された事で驚いた事は」藤井:視点の違いに驚いた。翻訳された作品は、少し引いた視点に変わっておりストーリーを俯瞰していた。自分の硬い文章が柔らかくなっていた #はるこん2017

2017-04-23 09:48:52
homkithi @homkithi

一般的な帝釈天と庚申塔に刻まれた帝釈天の姿の違い。庚申塔の帝釈天は、普通の仏像と違い中国風の武人の姿。これは柴又帝釈天に由来。もともと本尊がなかったがあるとき武人の姿が描かれた板絵が見つかる。『耳嚢』にもある話。旅僧の断言。これが帝釈天の姿だとされた。 #はるこん2017

2017-04-23 09:51:52
うっち/uis4uchi @uis4uchi

藤井太洋さんは以前のパオロ・バチガルピの来日時にも彼と打ち解けて互いの作品の背景について深い話をしていたが、今回のケン・リュウとも作家の立場から話を引き出してくれて、ありがたい。言語による視点の違いの特徴があって、翻訳でもそれが現れる

2017-04-23 09:54:28
homkithi @homkithi

柴又帝釈天と他の帝釈天とは区別ができる。庚申塔に刻まれた帝釈天が柴又帝釈天型であれば、柴又帝釈天の信仰圏が類推できる。葛飾柴又から神奈川、遠くは静岡、香川まであるらしい。海路を伝って広がっていったのでは、というのが卒論の要旨だったと柴田さん。 #はるこん2017

2017-04-23 09:57:21
ぐれすこ @gresscor

開港記念会館でケン・リュウ先生の短編集を頒布しているという事自体が、ある種のファンタジーではある。 #はるこん2017 pic.twitter.com/ZUjETX4x3T

2017-04-23 09:57:43
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Shinichi OSHIBUCHI @CptBuchi

「日本の小説における視点の固定は、歴史的なものなのか?」 藤井:エンターテインメント小説に関しては、強固になってきていると感じている。日本には、私小説というジャンルがあり、その傾向が強い #はるこん2017

2017-04-23 09:57:44
homkithi @homkithi

休憩がてら『ILC/TOHOKU』の話。小川一水さん、野尻抱介さんとのアンソロジーである以上、自分は民俗学でいかなければ太刀打ちできない、と。遠野物語に題材をとって書かれた作品、あるとき未来の自分に出会う少女と遠野物語のリンク。遠野伝承園の話。 #はるこん2017

2017-04-23 10:03:45
Shinichi OSHIBUCHI @CptBuchi

「翻訳は変換作業ではなく創作作業である」 ケン・リュウ:翻訳家がクレジットされる事が少ないが、古沢さんの仕事は素晴らしい。彼の仕事のおかげで私は今ここにいるし、日本での賞を受賞出来たと感じている。#はるこん2017

2017-04-23 10:04:01
MIKA BLUE @mikaponta

はるこん、遅刻しました💦が、なんとか到着。ケン・リュウの古沢さんへの感謝の言葉を聞けました。

2017-04-23 10:05:12
homkithi @homkithi

遠野伝承園のオシラ堂。オシラ様は女性と馬の一対(蚕だ)。そのオシラ様が千体、五百対で異様な光景、ぜひご覧にと。九州の話、媽祖信仰。元々、中国のものだがそれが日本にも伝わっていると。長崎のランタンフェスティバルも媽祖行列の流れ。 #はるこん2017

2017-04-23 10:09:16
Shinichi OSHIBUCHI @CptBuchi

「翻訳作業によっても失われないものは」 物語は、家の様なものだ。作家は、読者を家の中に招待して、読者はその中で色々な発見をする。翻訳家は、その家を設計を保ったまま、現地の素材で新たに建てるようなもの。素材は変わっても、その家の雰囲気は保たれている #はるこん2017

2017-04-23 10:09:38
うっち/uis4uchi @uis4uchi

藤井さんの英語はセンテンスが短くて分かりやすい。ケン・リュウはセンテンスが長くて区切りがわかりづらいから、ついていくのが大変

2017-04-23 10:12:49
homkithi @homkithi

台湾での媽祖人気はすごい。媽祖を主人公にした漫画もある。『冥戦録』、ガンガンコミック系バトルアクション伝奇もの。ボーイミーツガール、少女がリンムーニャンと名乗る。それが媽祖の本名であることが一般常識として読者にある。媽祖は航海の神、艦娘めいて艤装つけるなど。 #はるこん2017

2017-04-23 10:13:28
(ム)ラタ @m_junich

ケン・リュウ×藤井大洋さん対談。ケン・リュウの「作家は自分で作った家に読者を招待するようなもので、読者は家の中を探検したり住み着いたりする翻訳はそのその国の素材でその家を建て替えるようなもの。外見や雰囲気は崩さないように。」という例えがらしくて感心、、、 #はるこん2017 pic.twitter.com/rQFttJioG5

2017-04-23 10:13:45
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Shinichi OSHIBUCHI @CptBuchi

「翻訳中に翻訳家と密に連絡するか」 藤井:ドラフトはそこまで密に読んではいない。そこまで英語力はない。その段階で質問に答える程度である。リュウ:最初は密にコメントしたが、良くないと気が付いた。翻訳者の自主性を奪ってしまっていた。分からないとこをコメントするだけ #はるこん2017

2017-04-23 10:14:50
Shinichi OSHIBUCHI @CptBuchi

藤井:翻訳を読んで、意味が分からないところは、自分の原作を読むと原作が良くないとわかる。翻訳をチェックすることで、自分の作品のクオリティを上げる事に役に立っている #はるこん2017

2017-04-23 10:17:04
homkithi @homkithi

媽祖信仰は修論テーマだったらし。講義参加者の出身地から話を膨らませる話。それはそれとして京都の話。山奥に行きすぎて帰れなくなった話。フィールドワークあるある。雷除け「桑原」由来の諸説。菅原道真、雷神の井戸。他にも桑の木に雷神がはさまったという中国伝承。 #はるこん2017

2017-04-23 10:18:49
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