小説

ねこまる @nekomaru44

→「別に」「・・・明日早いから帰るね」「えりか」「なに・・・、」「・・・」「・・・」「・・・機嫌直して」「・・・キスだけじゃ騙されないんだから」

推し活中のはっぱ @dosdelafeuille

エデンタイムに入ったらどんなネタだって言えるでしょ（１期キャッチコピー風に

推し活中のはっぱ @dosdelafeuille

「あきやましゃぁん…」「…何だ」「あきやましゃんはぁ、わかってませぇん!!」「…何が」理性的に冷静に毅然とした態度で。必死の態度も空しく繰り出されるのは聞き逃せない一言。「わたしだってぇ、おんななんですからぁ!!!」知ってるよ嫌ってほど知ってるよむしろ思えなくなればどれだけ楽か。

推し活中のはっぱ @dosdelafeuille

まずは彼女を説得するべきか、こんな前後不覚になるまで飲ませたあのキノコ頭を一発ぶん殴るべきか。ぐるぐるする思考は多分彼女の呼気に混ざるアルコールにやられたに違いない。そうでなければどうした俺の上に彼女が。上？「あまくみちゃ、だめなんですからぁ!」これは夢だそうだ俺も酔ったからだ。

推し活中のはっぱ @dosdelafeuille

「あきやまさんの、わからず、やー…」　　ぼす、と彼女の頭が降ってくる。抵抗も出来ずに心臓の上で受け止めて、流石に息が詰まったがそれは然程問題じゃない。それより問題は、ここが奴らの宴会場の隣の部屋だという事実。どうすりぬける、どう潜り抜ける。

推し活中のはっぱ @dosdelafeuille

ゲームを勝ち抜いた頭脳は、襖から除くレンズを見た途端絶望と怒りと羞恥で弾け飛んだ。「あは、マジウケるんですけどー!助けてやんないよ秋山クーン!」隣の部屋が俄かに盛り上がる。ああ晒されている。明日を思って、とりあえず今は上に乗っている頭を撫でた。＜これくらい無いとやってられない＞

ねこまる @nekomaru44

どんなに頑張っても秋山さんの痛みを全部わかってあげられなくて悲しいです。そう正直に言うと、秋山さんは少し困ったように笑って私を抱き締めた。「俺はお前が傍にいてくれればそれでいいんだけど」そう言うから、私も秋山さんを強く抱き締めた。「じゃあ、秋山さんが呆れるくらいずっと傍にいます」

ログアウト @yknktbti0000

夕陽の美しさと、貴方の横顔の美しさに、涙が零れそうです。迫りくる貴方とのお別れの時間。必死で堪える涙に気付かれないように、無理をして笑顔を作ります。いつものように貴方は頬に優しくキスをして、去っていく。こわがりな私は、どうしてもその一言が言えない。　　（もっと、一緒に居たいです）

ログアウト @yknktbti0000

空が茜色に染まる。彼女の横顔も美しく染め上げられ、ずっと眺めていたいという思いを必死で押し殺す。笑顔で、でも悲しそうに俺を見上げる彼女の頬にそっとキスをし、足取り重く帰路に着く。臆病な俺は、どうしてもその一言が言えない。　　（もっと、傍に居たい）

ねこまる @nekomaru44

「ねえしょーたくん、誕生日何か欲しい物ある？」「欲しい物？」「うん。なかなか思いつかなくて」「そうだなあ・・・ある」「何？」「えりかちゃん」「は？」「リボンとか頭に巻いて『私を食べて(はぁと)』とか最高・・・てっ！」「ば・・・バッカじゃないの！！」「・・殴ることないじゃん・・・」

ねこまる @nekomaru44

「あ！秋山さん、先にＤＶＤ見ましたね！」「(ﾄﾞｷ)なんのことだ」「とぼけても無駄です。ディスクがちょっと曲がって入ってますよ」「・・・待ちきれなくてつい」「一緒に見るって言ってたのに・・・う」「すまなかった。泣くな」「・・・秋山さんの馬鹿ああ！」「どこへ行くカンザキナオ！」

ねこまる @nekomaru44

「お前、先にＤＶＤ見たな」「(ﾄﾞｷ)なんのことですか」「とぼけても無駄だ。ディスクが少しだけ曲がって入ってる」「・・・待ちきれなくてつい」「一緒に見るって言ってたのに・・・う」「ごめんなさい。泣かないで下さい」「・・・カンザキナオの馬鹿あ！」「どこへ行くんですか秋山さん！」

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「ダメか？嘘吐きは」「…いいんじゃないでしょうか、人を幸せにする、優しい嘘なら」秋山さんが笑う。私の心臓は跳ねる。まだ、秋山さんの後ろを付いて歩けることが、こんなにも嬉しいなんて。少しよろめいた私を「大丈夫か？」と秋山さんが振り返って気遣ってくれる。いつか、ちゃんと隣を歩きたい。

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「ちょっと携帯貸して」「ちょ、おい、佐伯！」「神崎直に電話する」「なんで、返せよ」「神崎直が良くてあたしがダメな理由がわかんない」「ちょっと…」「…もしもし、神崎直？あたし佐伯ヒロカ、覚えてる？うん、久慈の携帯。今日のディナー、あたしも行っていい？」「マジかよ…」

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「ちょっと！」「何」「いいの？」「何が」「あれ！」「どれ」「二人で料理とかしてるけど！」「いつもの事だろ」「いつもやってんの？」「ああ」「いつもあんなに仲良さそうに…近い近い！」「うるさいな…」「いいの？」「いいんじゃないか、久慈も結構上達してきてるし」「そういう事じゃなくて…」

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「神崎直！あたしもやるわ！」「ヒロカちゃんも手伝ってくれるの？ありがとう」「佐伯、お前料理できんのかよ」「できるわよ！たぶん」「たぶんって…」「じゃあポテトサラダ作るから、この人参をいちょう切りにしてくれる？」→

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→「…え？」「え？」「何？イチョウギリって何？」「直さん、佐伯に頼むのやめた方がいいよ」「ちょっと久慈！できるわよ！イチョウギリでしょ！」「きゃーーー！ヒロカちゃん！そんなに包丁振りかぶっちゃダメーーー！！」（楽しいお料理教室）

ねこまる @nekomaru44

まっとだでラブコメやったら面白いんじゃないかなあ。ライアーとは正反対の性格で。勝気で超気が強い女の子と、気が優しくて草食系な男の子の恋愛物語。

ねこまる @nekomaru44

「なんで列に割り込まれてるのに何も言わないんですか！」「いや、僕別に急いでなかったし…」「だから学生に舐められるんですよ！秋山先生は！」「き、きついね、神崎さん…」「見てるとイライラするんです」「ご、ごめん…」「(きゅん)も、もう！そんなところであやまらないで下さいよ！」

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ねこまるさんの続き→「神崎さんも良かったらお先に」「え？」「イライラしてるんでしょ？お腹空いてるからだよね？」「ちょ！！」「どうぞ？」「もーいいです！！」「え、なんで更に怒るの？」「秋山先生のバカ！！」「え、帰っちゃうの？食べないの？」

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さらにあきちゃんの続き→「この人参…」「よく気付いたわね秋山！あたしが切ったの！イチョウギリ！！」「そんな自慢げに言うことじゃないと思うけど…」「確かに、枯れて散って踏み潰されたいちょうの葉にそっくりだ」「何、それ褒めてないよね？」→

ログアウト @yknktbti0000

→「ヒロカちゃん、今度またいろいろ教えてあげるね？」「うん、あたしセンスあると思うんだー。今度から久慈がここに来る時、あたしも一緒に来ることにしたから！」「何勝手に決めてんだよ、佐伯」「賑やかな方が楽しいから、いいですよね？秋山さん」「俺は構わないけど」「やった！」「マジかよ…」

ねこまる @nekomaru44

「ナオって秋山先生のことホント嫌いだよね」「えっ…嫌いっていうか…」「あたしはかっこいいと思うけどなあ、秋山先生」「え？！」「だって背が高いしー、よく見るとイケメンだしー、ワガママきいてくれそうだし？あたし今フリーだし、狙っちゃおっかなー」「だ、だめだめだめだよ！」

ねこまる @nekomaru44

「秋山さんまた研究室に泊まったんですか！」「…え？あれ？神崎さんおはよー」「おはよーじゃなくて！あの！昨日もおとといも朝来たら秋山さんがいるってどういうことなんですか」「うーん。実験してると時間忘れちゃうからさ」「…ちゃんとご飯は食べてるんですか」→

ねこまる @nekomaru44

→「…昨日のお昼から食べた記憶がないなあ」「はあ？！今、１０時ですけど！」「ああ、そうだねえ」「もう！…これ食べてください」「あ、おにぎり。そういえば神崎さん昨日もご飯くれたよね。ありがとう」「べ、別に！たまたま持ってただけですから！」