2017春のブルックナー祭りFINAL★下野竜也&兵庫PACの6番
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PAC定期。ブルックナー6番は金管(特にTbとTu)が素晴らしく、ホルンも健闘していた。ブルックナーはやはり金管が鳴らないと…。欲を言うなら低弦の音量と木管のピッチかな。
2017-05-28 17:31:37PAC定期。下野さんがファゴットの首席奏者を指揮台に立たせて拍手。この演奏会でPACオケを卒業するとの事。私は初めてだけど、こういう光景はPACオケでは割と頻繁にあるはず。
2017-05-28 18:24:27関西のホールでよく出現するスタオベおじさん(兄さん?)が、今日はなんと私の隣に!Greatest!って叫んだので気づいた。芸文ならいつも4階センターにいるのに今日はなぜこんな席に?
2017-05-28 18:34:53ブルックナー交響曲6番/下野&PAC。未だに興奮冷めやらないが、交響曲6番というブルックナーでは地味な交響曲の印象を今回の公演で7番もしくはそれ以上の後期レベルまでのし上げた功績があったと思う。今日はほぼ満員。一昨日、昨日聴いて感動した観客が今日もリピートしたのではと想像する。
2017-05-28 19:03:56ブルックナー交響曲6番/下野&PAC。特に1楽章が素晴らしかった。遅めのテンポで実に柔らかい弦楽器で浮遊感たっぷりの第3主題。コーダの手前の山頂から下界を悠然と俯瞰するかのように遅いインテンポで壮大なクライマックスを築いたところ。朝比奈隆の7番の1楽章の雄渾なコーダが思い浮かんだ
2017-05-28 19:35:49指揮者の方がテレビ番組等で師匠であった世界的有名指揮者の逸話を自慢げに紹介すると、ああまた始まったと鬱陶しく感じる。でも、下野さんが師匠の朝比奈隆のことを話される時は、ユーモアを交えられて話される上に、明るい大阪らしいほのぼの逸話が多いので、これからも何度でも聞きたい。
2017-05-28 20:06:572楽章は抑制したテンポが15分ずっと続き、3つの美しい主題が最上の演奏で繰り広げられた。テンポが上がったのは、あの宇宙から地上に神が降りてくるようなヴァイオリンの所のみ。すぐにテンポが戻り何物にも代え難いコーダへと。この楽章もピアニシモから総奏まで実に見事な演奏だった。
2017-05-29 03:01:362楽章が終わると7番と同様に8割方終わった気分になる。気が軽くなって快活な3楽章、4楽章と進むが、あまりにも前の2つの楽章が素晴らしくて、のぼせながら聴いていたため後半はよく覚えていない。でも、総奏の金管の圧倒的な響は最後まで衰える事なく持続した事だけは忘れずに賞賛です。
2017-05-29 03:16:53【コンサート】兵庫PAC定期#96(3日目) 17.05.28(日)兵庫県立芸文センター 下野竜也を客演に迎えての定期最終日。ブルックナー中期の隠れた名曲6番をメインに、前半は吉野直子のソロでアランフェスを聴く。 満足度…★★★★★ pic.twitter.com/BcjgXyAUFZ
2017-05-28 23:26:19【コンサート】兵庫PAC定期#96(3日目) 今年は下野にとってブルックナーの勝負年なのだろうか。0・6・7・8番とお陰で有難く全て拝聴してきたが、今回の6番も下野らしく誠実で非常に判り易いブルックナーを聴かせてくれた。6番は聴けば聴くほど味わい深い、正しく隠れた名曲だ。
2017-05-28 23:28:35【コンサート】兵庫PAC定期#96(3日目) 今回の白眉は咆哮する金管と全管弦楽の大伽藍は勿論だが、何といってもアダージョ。ブルックナーのアダージョの中でも6番が最も美しいと感じているが、下野は人間的な温かみとブルックナーの人間臭さを加味した懐の深いアダージョを聴かせた。
2017-05-28 23:29:22【コンサート】兵庫PAC定期#96(3日目) 下野のブルックナーも、残すところあと3番のみ(Wゼロもあるが…)でコンプリート。終演後「あと3番ですね?」と尋ねたら「版をどうするか悩んでるんだ」と。すかさず「第2稿で!」とリクエストしたら「ハハハ」と笑っていた。頼みます!第2稿で!
2017-05-28 23:30:12