劇団fffff「お前にも罪がある」感想等まとめ

6/15〜6/18に王子スタジオ1にて上演された「お前にも罪がある」の感想等のまとめです。
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【のへの稽古日記②】 今日も今日とて稽古でした。 昼から夜の稽古だったので、皆の疲労感もなかなかなものでした。 僕にいたっては……すみませんでした とはいえど、進んじゃあいます! アヴァン宣伝、お楽しみに!

2017-05-05 22:16:33
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のへの稽古日記① どうも今回から劇団員として関わらせていただく、のへこと七戸和也です。よろしくお願いします。 本日は初稽古でした~ 全員の成長と不足を感じた初日でした! まずは、アヴァン宣伝(他劇団の開場中に行う宣伝用公演)に向けて頑張りますので、応援よろしくお願いします

2017-05-03 23:32:12
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【安部公房氏への片道書簡⑫】私はわからないものへの憧れや、欲求が強いのだと思います。高校3年生の時、キルケゴールの『死に至る病』を専門用語も時代背景も全くわからないまま読んでぽかーんとしていたのですが、何かこう、キルケゴールの熱いものは伝わってきて感動したことは覚えています。

2017-05-01 09:34:04
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【安部公房氏への片道書簡⑪】その役者たちのテンションが舞台上から場内全体へと伝わり、またその舞台上への集中の高まりに役者たちが応じる。そんなその時、その場所でしか生じ得ない相乗効果を劇場内につくりだしたいと考えているのです。

2017-04-28 23:45:58
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【安部公房氏への片道書簡⑩】自分の姿を眺めるということは、他人の目から自分を眺めるということになります。 それはただの客観的な目線ということではなく、相手が感じている集中を感じとるということです。集中力は緊張として人間の身体現れ、役者は相手のそれを感じ取らなければなりません。

2017-04-27 00:00:34
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【安部公房氏への片道書簡⑨】セリフを発する時、相手役のリアクションを正確に捉えるのと同様に、セリフを発した自分の内的な変化も捉える必要があります。それを捉えるためには自分を外から眺める視点が必要になります。しかし、もちろん視覚的に自分を外から眺めることは不可能です。

2017-04-25 23:28:48
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【安部公房氏への片道書簡⑧】役者自身がイメージを言語化するきっかけとなるものは、シーン稽古前に言語化した意図と、それによって生じた相手役のリアクションの変化だと思います。それは結果が分かっていない物理実験のように、何度も何度も設定を変えながら結果を分析しなければなりません。

2017-04-24 23:53:54
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【安部公房氏への片道書簡⑦】全てのイメージをただ過ぎ去るものとすれば、芝居は行き当たりばったりのその日上手くいくかどうかの賭けにしか過ぎず、稽古の必要性も無くなります。もちろん、稽古を重ねれば、あるイメージの傾向が勝手にできる可能性はありますが、それは意図せぬ結果に過ぎません。

2017-04-23 21:27:34
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【安部公房氏への片道書簡⑥】そもそもイメージを言語化するのが難しいのであれば、イメージはイメージのまま、何も手を加えず、時間と共に過ぎ去るものとして眺めておけばよいのでしょうか。

2017-04-22 23:33:24
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【安部公房氏への片道書簡⑤】ある日突然、個人的に抱いたイメージをその人自身が言語化することは不可能なのだと思うのです。なぜなら、その人が言語化しようとする時にはすでに、そのイメージは過ぎ去ってしまい、記憶を語る時と同様にどんどん曖昧な、抽象的なものへと変化しているのです。

2017-04-22 23:29:10
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【安部公房氏への片道書簡④】先生はこの戯曲を役者が動く姿を見ながら書きはじめ、それらがもつイメージを汲み上げながら書き上げました。一方、今回は戯曲が書き上げられている状態でのスタートです。我々も戯曲の解釈よりもまず、言葉以前のイメージを汲み上げることから始めねばなりません。

2017-04-21 23:35:23
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【安部公房氏への片道書簡③】 「無意識」と名付けるにはあまりにも環境との繋がりが大きく、かといって「外界」というには他人の手に渡すのが惜しい、そんな「私だけの外部」を描きたいと今回も思うのです。

2017-04-20 13:59:00
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【安部公房氏への片道書簡②】 それは、理解できない相手の気持ちということではないのです。個人がそれぞれもつ考えや論理、感情を湧き出させてくれる、自分ではコントロールできない何らかの原動力、いわば、自分の脳みその中にある「私だけの外部」なのです。

2017-04-20 13:56:26
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【安部公房氏への片道書簡①】 はじめまして 。都倉宏一郎と申します。この度は安部公房先生の『お前にも罪がある』を上演させて頂こうと思います。この戯曲は、私が劇を作る時に常に掲げている「人間の中にある何か掴めないもの」というテーマに沿っていると思うのです。

2017-04-20 13:53:26
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ですから、私がこの作品をつくるにあたって、考えたこと、考えつつあることを故安部公房氏への、届くはずのない片道書簡という形で2ヶ月ほどお送りしたいと思います。皆さまがそれらを読んでこの公演に少しでも興味をもってくださるならば、大変嬉しく思います。

2017-04-19 10:58:52
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そのような呟きも製作過程の一部として楽しく読んで頂けたらなと思います。しかし、私は劇団の主宰をしているくせに、大見得を切って「みんな、俺はこの作品はこう考えるのだ」と宣うのも恥ずかしく、かといって劇団のアカウントで独り言を呟くのも無為だとも思っているのです。

2017-04-19 10:43:20
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先ほど、公演の製作過程を毎日お伝えしていくと書いたのですが、いかんせん稽古初日が5月頭からなもので、公演の表だった製作活動はそこからになります。それまでは、演出・都倉宏一郎が安部公房の戯曲『お前にも罪がある』やその周辺作品について考えつつあることをお伝えしていきたいと思います。。

2017-04-19 10:26:19
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