花髑髏感想まとめ

和己 @fujimura_k

→独りで天魔の鎧を纏いながら手ぐらい震えたろうか。それでも決して死ぬものかと思いながら捨を待っていたんだろうか。何故待ったんだろう。逃げることも出来たろうに。ここで一度過去に落とし前をつけたい、仕切り直すにしても捨は始末したいと思ってなんだろうか。自分が死ぬ気はなかったと思う。→

和己 @fujimura_k

→そう考えると、天生存説にも合点がいくのよな。花天はワカ天みたく頭割られた訳でもないし。生き延びて、それこそ必死の思いで蘭の遺体回収を命じたのかも知れない。家臣が引くぐらいの勢いで。どこかの荒寺辺りに身を隠したとして、一度位、蘭の遺体に取りすがったりしたろうか。兄者と呼んで。

和己 @fujimura_k

天が兄者を慕っていた、憧れていたというのは、ただ蘭を口説きたかったから言っただけでもないのだろうなと思ってみたり。蘭には微塵も伝わってはいなかったろうか。そう考えると花天は本当に哀しい男だと思う。どうしたら天を救えたんだろう。そんなこと望んでやしないし何が救いかも解らないけれども

和己 @fujimura_k

所で天はどうやって殿の首を持ち出したろうか。前に天が首を跳ねた可能性を呟いたけれど、殿が天の資質を見抜けなかったとは思いがたいので、蘭を逃がした後に天を始末しようとしたろうか。或いは、資質を見抜いた上でやれるものならやってみよと放ったろうか。始末しそうな気がするけど、どうだろう。

和己 @fujimura_k

始末しようと斬りあってるうちに天の頭上に梁だか柱だかが燃え落ちて、天の所在が知れなくなったのかも知れない。その後、殿は一人で御腹を召した。直後に焔の中から顔を半分溶かした天が介錯し、その首を持って逃げた。とかね。捨はどこかから殿の自決位まで見届けてその場を離れたのかも知れない。

和己 @fujimura_k

捨は天の髑髏面が殿の首だとは知らずに居た訳だけど、もし殿の自決迄見届けた上で天が首を持ち出したと知ってたら、何か変わったんだろうか。八年待たずに天を探したかも知れない。若しくは殿の遺体が見付からなかったと聞いてその可能性を考えて天や蘭を探し続けてたのかも知れない。