@hirougaya review・・・『大震災名言録』　藤尾潔　著　を今こそ読み直す

烏賀陽　弘道 @hirougaya

３／１１に棚から落ちてきたファイルボックスを片付けていたら、新聞記者かけだし時代の津市や岡崎市、名古屋市勤務時代の名刺ファイルが出てきた。なつかしさのあまり片付けを忘れて読みふけってしまった。トホー

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「大震災名言録」（藤尾潔／光文社）は、阪神大震災に遭った人たちがいかにユーモアを忘れなかったかという言葉を記録した、貴重な本だぞ。おもしろくて泣けるぞ。人間ってこういうもんじゃないのか。

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「お見舞い電話にいちいち同じこと繰り返すのは面倒くさいし、相手を落ち込ませるのもなんやから」と被災関西人が考えたのが「いきなりカマシを入れること。「ワタシ、家なき子になってまいましたわ」（50歳代男性）＝「大震災名言録」（藤尾潔）より

烏賀陽　弘道 @hirougaya

今回は神戸の人とか、関西の方が「当事者じゃない人ほど善意のつもりで狭量になっていく現象」が起きているような気がするが、それはさきほどの阿呆一人なのかな？笑

烏賀陽　弘道 @hirougaya

「神戸の親戚が心配で…」というと、どんな鬼教授でも単位をくれたので、留年をまぬがれたアホ学生が多数いた（『大震災名言録』藤尾潔）

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藤尾潔さん、元気かな？いいライターだった。神戸生まれ育ち、ソニーに入社したのに辞めてライターになったという奇特な人。いちど会ったとき「いい本ですね！！」と絶賛したら「でも不謹慎だって非難されるんですよ〜〜」と嘆いてはりました。トホー

烏賀陽　弘道 @hirougaya

「うわあ、リカちゃんハウスや！」（壁の落ちた家で仕方なく一家が食事しているのを見た通行人）＝「大震災名言録」（藤尾潔）

烏賀陽　弘道 @hirougaya

アマゾンで「大震災名言録」買えますよ。中古本だけど。個人的には、阪神大震災について書かれた本でベストだと思っているんだけどな。関西人として「ああ、関西人ってこういう文化やなあ」と思う。苦難の中でもユーモアを言ってしまう人間の矛盾した悲喜劇がすばらしい。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

レーザーラモーンHGもラジバンダリも、宮城や岩手に行ってせめて子どもだけでも笑わせてちょうだいな。あ、ラジバンダリはきついかな。「響」は衣装少なそうや。笑

烏賀陽　弘道 @hirougaya

「ねるとんボランティア」＝ボランティアを志願して神戸入りしたはいいが、若者には年配者のヘビーな悩みには対応できず、ミーティングを繰り返すうちに恋が芽生え、結婚に至るなど、ボランティアのほうが幸福度が上がる傾向があった。（『大震災名言録』藤尾潔）

烏賀陽　弘道 @hirougaya

「大震災名言録」を久々に本棚から出して読んでいたら、奥付に著者の連絡先をメモしてあった。携帯電話の番号が040から始まっていてびっくり。１９９７年出版の本だもんね。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

これで「ベイエリアのマンション」ただし「低層階」は資産価値が暴落することであろうなあ。ぼくの家も海岸から1.5kmなんでもうヒヤヒヤだ。