@keik_ 他の物質も中性子を吸収はしますが、吸収すると自分自身が不安定になって、再度中性子を出すことが多いです。なので、どんどん玉突きで飛んでる中性子が無くならない。でも、ホウ素は中性子を吸収しても安定して、中性子を出さないので、玉突きを止めることが出来ます。
2011-03-15 23:36:19@keik_ 福島原発で、注入海水にホウ素を入れているのは、核燃料にウランとかがあって、中性子を吸収しておかないと、核分裂が続くかも知れないので、ホウ素を入れています。
2011-03-15 23:33:21@keik_ なので、ホウ素はピュンピュン飛んでる危険な中性子(蛇の毒)を吸収してくれる性質があるわけです。ただし、他の蛇の毒、放射線(アルファ線とかベータ線とかガンマ線とか)には効果無しです。で、ウランが飛び散ったとかでもなければ、一般人が使うことはないでしょう。
2011-03-15 23:31:30@keik_ で、なんでホウ素かというと、ホウ素は陽子5個と中性子何個かで出来ていて、中性子5個版と中性子6個版がどちらも安定している。しかも中性子5個版が全体の2割ある(中性子6個版が残り8割)ので、中性子5個版に中性子が当たると取り込んで6個版で安定してくれるという性質がある
2011-03-15 23:29:19@keik_ で、どの放射線にしても「エネルギー」なので、「モノ」に当たってそれを壊したりします。それが細胞中のDNAに当たって、DNAが損傷するのが一番の放射線による人体の被害。他にも細胞中のタンパク質や細胞壁に当たったりいろいろして障害が出ることもあるでしょう。
2011-03-15 23:25:09@keik_ でも、中性子線ってかなりエネルギーが必要なので、原子炉の近くぐらいでないとあんまり飛んでない気もするが。(←これは自分の感覚。裏は取ってない)
2011-03-15 23:23:43@keik_ で、「ホウ酸(ホウ素)」の方は、「蛇の毒」に対するメカニズム。ただし、「蛇の毒」も「放射線」と一括りにしているけれども、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線(、重粒子線)等いろいろあって、その中で中性子線に対してのみ効果がある。
2011-03-15 23:20:45@keik_ 「イソジンでうがい」だと体内の鍵穴のほとんどは埋まらないので、効果はゼロと言ってよいでしょう。昆布とワカメは結構含有しているみたい。
2011-03-15 23:18:06@keik_ なので、「放射性ヨウ素」自体が飛んで来ていないと効果はゼロです。あと、イソジン自体は別の成分自体の方が身体に有害です。必要が生じたら、お医者さんが安定ヨウ素剤を処方します。
2011-03-15 23:16:34@keik_ いや、「先に無害な蛇を体内で飼っちゃって、有害な蛇を住み着かせない」が正しいアナロジー。蛇の毒自体には作用しないし、蛇は体内を通っちゃうけど、住み着かせないようにするだけ。8日に0.5回しか咬まないので、さっさと体外にお引き取り願う。
2011-03-15 23:15:09@keik_ で、ヨウ素(イソジン)の方はそういう話。イソジンに含まれているヨウ素成分自体は確かにそういう効果があるけれど、鍵穴を全部(ほぼ)埋めるにはかなり大量に飲まなければいけないのと、イソジン自体はヨウ素じゃない成分が飲みこむと有害なので、イソジンは飲んではダメ、ということ
2011-03-15 23:13:09@keik_ 「有害なものより先に鍵穴を埋める」みたいなのはどっかの花粉症の薬でもあった気がするけどそれと同じ。ちなみに溜まらなくても有毒な蛇(放射性ヨウ素)が、体内にいる間に咬んじゃうかもしれないけど、8日間で半分しか咬まないから、さっさと排出しちゃえば大丈夫だろう、という考え
2011-03-15 23:11:23@keik_ ヨウ素は甲状腺という所に溜まる性質を持っているのだけれども、無限には溜まらなくて、まあ引っかかるための鍵穴が人体の側にある、と。その鍵穴(檻)を先に無害なヨウ素(毒のない蛇)で埋めてしまえば、有毒な蛇(放射性ヨウ素)は溜まらず、余っているものは尿とかで排出される、と
2011-03-15 23:07:34@keik_ で、「体内被曝をしないようにしましょう」と言われているのは、身体の中に蛇を入れない(飼わない)ようにしましょう、という話。で、いろいろ放射性物質はあるのだけれども、その中でも原発で出やすい&人体に溜まりやすいのがヨウ素。
2011-03-15 23:05:00@keik_ で、すぐ咬む蛇はどんどん変身するので、遠くまでは害を及ぼせません(遠くに来るまでに無害になっちゃうから)。ただし、万一近くにあると、すごい害が出ます(どんどん咬むから)。一方、1万年とか咬まない蛇はあまり害がありません。ただし心配しなければいけない期間が長くなります
2011-03-15 23:00:07@keik_ で、蛇にもどれぐらいの頻度で咬む(変身する)かの特徴がいろいろあって、0.1秒で咬むやつもいれば数億年咬まない奴もいます。その頻度を確率で表したのが「半減期」。1半減期の間に、元いた蛇の半分が咬んで変身する、という時間の長さ。
2011-03-15 22:57:06@keik_ ただ、蛇のアナロジーと放射性物質のちょっと違うところは、「一度咬むと違う種類の蛇に変身する」という性質があること。咬んだら必ず変身する。そのままということはない。変身のタイプによっては、無毒(咬まない)な蛇になることもあります。ウランは約20回咬むと無毒になります。
2011-03-15 22:52:56@keik_ 静岡で地震起きてるけど続き。: 「放射性物質」=「蛇」、「放射線」=「蛇の毒」みたいなもんかと。蛇と一緒にいても、(咬まれなければ)害はないけど、「蛇の毒」自体は有毒でしょう、と。で、一定の確率で咬む(放射線を出す)蛇が放射性物質、というアナロジー。
2011-03-15 22:49:48@keik_ 「物質」自体による害は、鉛とか水銀とかのイメージのことです。例えば、(安定的な)ヨウ素は人体の必須物質なので、(放射性であっても)ヨウ素自体がそうひどい害を生むわけではない、と。(すべての放射性物質がそうかは分かりませんが)
2011-03-15 22:30:32@keik_ 昨日、自身で書いていたように放射線を出す物質が放射性物質(「放射能を持つ物質」)だけれども、今のところ放射性物質による人体への害としては、放射線によるものがほとんどではないかと思われます。何を言っているかというと、放射性物質の「物質」自体による害は無いか、不明と。
2011-03-15 22:27:36