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NHKでアニメ版『ジャイアントキリング』の番宣やってたんだけど、その中で「ジャイアントキリングは監督目線だから新しい」とか言ってて凄い萎えた。違うんだよ!そんな次元のサッカーマンガじゃないんだ『ジャイアントキリング』は!
2010-03-28 00:08:50『ジャイアントキリング』は、“ピッチの中”しかまともに描けなかったこれまでのサッカーマンガから、“ピッチの外”どころか“スタジアムの外”まで領域を広げて、フットボール文化全体を描こうとしている野心的な作品だから新しいし面白いんだよ。
2010-03-28 00:12:48選手はもちろん監督、フロント、チームスタッフからサポーターまで、フットボールに関わる全ての人の物語を“群像劇”として描こうとしてるのが『ジャイアントキリング』なんだよ。
2010-03-28 00:15:05そして何よりも重要なのが、あの群像劇を単なる“フィクション”としてではなく、現実のものとして、つまりは自分たちの体験としてリアリティを持って受容できるだけのサッカー文化がこの日本で培われてきたってことだよ。
2010-03-28 00:18:39でもって、そこに描かれているチーム、選手、スタッフ、記者、そしてサポーターの姿とそれぞれのエピソードは、Jのクラブを追いかけている人々にとっては既に“日常”なんだよ。そして、その“日常”が持つ芳醇な物語をひとつの作品として落とし込んだのが『ジャイアントキリング』なの!
2010-03-28 00:23:23必殺技なんていらないの!バルセロナで活躍しなくてもいいの!Wユースで優勝する必要もないの!そんなものがなくても、Jの舞台で日々繰り広げられている努力と情熱と悲哀と歓喜さえあれば素晴しい“フットボール文化”は描けるの!
2010-03-28 00:26:59『ジャイアントキリング』では、サポーターの世代交代とその確執まで丁寧に描かれている。単なる「サッカーマンガ」でいいならそんなエピソードをしつこく入れる必要はない。でも文化全体を描こうとするならそこは絶対に描かなきゃいけないんだよね。
2010-03-28 00:38:03