古本屋と鷺沢さんとジャズとP

ジャズの話をしていたはずが
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発端

toshi @toshi_bluecat

ふみふみの古書店でちょっとだけ古いレコードも扱ってて、ってところから話が書けそうだから近藤さんよろしく

2017-07-17 03:14:53
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

ジャズとカレーと古本と、ですって?!

2017-07-17 03:15:36
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

あれやろ、手伝いで店番していてお客さんが少ない時に、お気に入りのレコードをかけて、読書に耽っている。そういう時間が好きなのに、文香がアイドルになって、時々店番に立つあの子は誰なんだ、ってなって、何か雑誌の小さな記事に紹介されるように、思うようにレコードもかけられず読書も

2017-07-17 03:18:17

と思いきや

芥川の話ができるか確認するbot @st70521

できなくなって、これはどうしましょうか……って時に、プロデューサーが来て、アイドルどうですか? って声をかけるんやろ。んで、文香が、はぁ……ってなって、こうなんかあってアイドルするんやろ。ええやん。書いて?

2017-07-17 03:19:30
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

あれやろ、春も落ち着いて、緑が色付きはじめ、道路に木漏れ日が落ちるようになった頃、信号待ちをしていたらどこから微かにジャズの音が聞こえてきて、Pが音に釣られて行ってみると、一軒の古本屋から聞こえてきて、入ってみても店番の少女は何も言わず読書に夢中なんやろ。「あの」って声をかけてみ

2017-07-17 03:27:06
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

ても、ジャズと読書に集中しているのか返事はないんやろ。このまま何も言わず帰るのは嫌なので適当に本でも買って帰ろうとするんだけど、Pの好むような、いわゆるエンタメ小説とか娯楽小説は棚の一部にしかなくて、しかも読んだことのあるやつで、また買うのはなぁ……ってなって、主として置いて

2017-07-17 03:29:08
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

あるのは人文学系で、Pにはてんで分からないものばかりで、店番をしている少女に「済みません」って声をかけて、少女はようやく顔を上げるんやろ。Pと少女の間に沈黙があって、ジャズの音だけが古本屋に響くわけだ。

2017-07-17 03:31:08
toshi @toshi_bluecat

その調子その調子(雑

2017-07-17 03:33:10

こんなこと言うから

芥川の話ができるか確認するbot @st70521

少女は突然のことに驚くし、今までのことが見られていたのかと恥ずかしくなって言葉を失っているようだし、PはPでそんなに驚かれると思ってなくてびっくりして言葉に詰まっているし、でも曲は進んでいって、ソロが終わった拍手の音で二人は同時に現実に帰ってきて、「あの」って声が重なるわけだ

2017-07-17 03:36:07
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

Pはメカクレの少女に本を探してもらうんだけど、探してもらう時にようやく少女の顔立ちが悪くなく、美しい横顔をしているように感じるわけなんだよな。メカクレゆえに損しているのではないかと思うようになって、盛り上がってくる曲調に背中を押されて、少女に「アイドルになりませんか?」と訊くんだ

2017-07-17 03:40:29
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

よね。でも、少女は本を探すのに真剣で、Pの言葉なんか一切聞いていなくて、それでも何か言われたような気がして、「何か?」と尋ね返して、少女はこの時ようやくジャズで邪魔していることに気付いて、アームをレコードから離すんだよ。そうして、そこは都会にある古本屋になってしまうわけだよ

2017-07-17 03:42:57
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

静かな古本屋になって、店番をする少女がいて、客であるPがいて、そこにはどこの本屋と変わらない風景があって、Pは先程とは別の言葉を言うんだよ。「また後日来ます」って。そうやって古本屋を去って、少女にアイドルになりませんか? って言えなかったことを後悔して、また来るんだよ。少女は

2017-07-17 03:45:34
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

Pが後日来るという言葉を信じて、何冊も本を選んで、レジ横に重ねて待つんだよね。今度はPの言葉を聞き逃さないようにレコードのアームを落とさずに静かに待つんだよ。PはPで少女に会おうとするんだけど、Pの記憶にはジャズと少女と本しかなくて、店の名前も場所も分からないんだよ。

2017-07-17 03:47:45
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

Pが諦めて、少女も諦めて、レコードの針を落として、同じ曲を聞きながらまた本を読むんだよ。少女が自らの手でPのために集めた本を読むんだよ。Pはそのレコードの音でまた思い出して、同じ場所で少女と再会するんだ。本のことなんか前置きをなしに、「アイドルになりませんか?」って言うんだよ

2017-07-17 03:50:32
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

少女は「何事にも順列があり、成り立ちがあり、順番がある」みたいなことを言って、まずは選んだ本を読んでほしいと答えるわけだよ。Pは申しわけない気持ちになって、逸る気持ちを抑えながら少女が選んでくれた本を、少女の好きなジャズに包まれて読むんだよね。少女も同じように別の本を読むの

2017-07-17 03:52:24
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

それで、Pが読み終えた時、少女はこう言うんだよ。「何も知らない人に向けて、その人が好きそうな本を探し当てるのは難しい。名前も職業も何も知らない人に」って。そうやってようやく二人は自己紹介をして、少女・鷺沢文香に、Pは改めて問うわけだよ。「アイドルになりませんか?」と

2017-07-17 03:54:53
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

文香は自分がアイドルに向いていない理由を述べるんだけど、Pは初めて会った時の横顔が綺麗だったことを知っているので、文香には文香自身も気付いていない魅力的な部分があるんだよって力説して、Pの熱意に負けて、「それでしたら……」ってアイドルになるんでしょ。分かるで、終わり

2017-07-17 03:57:36
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

45分程度でここまで即興で書いた俺すごくない????

2017-07-17 03:58:26
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

これ後細かいところ整えたら、普通に文香とPの出会いの物語になりますよね???? 後、toshiさんよろしくな?

2017-07-17 03:59:59
toshi @toshi_bluecat

俺さぎさーさんPじゃないんですけどぉ!?

2017-07-17 04:00:32
芥川の話ができるか確認するbot @st70521

え、でも、こんだけネタあればもう書けるっしょ?

2017-07-17 04:01:24