三浦基(地点)×佐々木敦「現代演劇の到達地点ーー舞台上の言葉、舞台上の身体」【ニッポンの演劇 #9】@sasakiatsushi @chiten_kyoto

「ニッポンの演劇」セカンド・シーズンの第一回目は、地点主宰、演出家の三浦基さんをお迎えします。 京都・北白川のアトリエ兼小劇場アンダースローをベースに、大小さまざまな規模で年間何本ものレパートリー/新作をエネルギッシュに上演しつつ国際的な活動をも展開する劇団、地点。その存在感は現在の演劇シーンにおいて明らかに際立っています。 今回は近年の傑作の数々を例に挙げながら、三浦基独特のユニークな創作・演出法と、理論とメソッドの歴史をアクチュアルに更新する演劇論、そしてスペース運営や雑誌「地下室」発行などを含む劇団としてのアティチュードの核心に迫ります。(佐々木敦) ■ 続きを読む
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ゲンロンカフェ @genroncafe

こちらの放送のタイムシフトは8/15(火)までご視聴いただけます!→ 三浦基 × 佐々木敦 ニッポンの演劇#9「現代演劇の到達地点──舞台上の言葉、舞台上の身体」 live.nicovideo.jp/watch/lv302654… #ゲンロン170808 pic.twitter.com/UOEEHPcYqs

2017-08-09 01:09:56
綾門優季 @ayatoyuuki

観ざるを得ない気持ちになってきた。 twitter.com/genroncafe/sta…

2017-08-09 01:12:56
ぷうこ @remonsummer

演劇の最前衛のように思われている地点。でも三浦さんは「いかに観客を飽きさせないか、ひたすらエンタメの追求」と仰っていた。まずその前に、何をエンタメと思わされているか、思っているか、それを整理した上で、地点はエンタメだと。エンタメは観客にも厳しいのだと。

2017-08-09 01:55:45
ぷうこ @remonsummer

私は商業演劇もアングラも新興前衛も何となくあまり興味が持てなかった。アングラや前衛はそこに集う人達や底にある選民意識が好きになれなかったのと、商業演劇は演者はばきばきにプロフェッショナルだけど内容が面白くないし演劇ではなく演劇という形を借りた別の何かだという気がした。

2017-08-09 02:00:28
ぷうこ @remonsummer

確か2010年、初めて地点の演劇を観た時の「こんな演劇集団があるんや!」という爽やかな感動。アングラでも前衛でも商業でもない。でもこれこそが観たかったもの。世の中の評価は知らないしどうでもいい。コミュニケーションの断絶を全肯定、言葉を言葉から切り離し切り刻み発語は感情から離脱する

2017-08-09 02:06:30
ぷうこ @remonsummer

三浦さんはスタニスラフスキーは大嫌いだと明言している。私も大嫌い。もっと細かく言うと、スタニスラフスキーメソッドが象徴するもの全般が嫌い。感情とか言葉とか物語を安易に信じすぎている。それらのものを堂々と拒否してほしいのに。

2017-08-09 02:11:44
ぷうこ @remonsummer

地点には「心を通い合わせるような会話」も「何かを共有するような会話」も一切ない。言葉も動きも発語も一旦ばらばらにされサンプリングされ「面白い」と思ったものだけを瞬間的に選び取りそれをつなげていくと。だから、所謂ドラマなどは存在しない。それなのにいつも地点を観ると感じるのは

2017-08-09 08:06:30
ぷうこ @remonsummer

「自由」や「希望」や「自己肯定感」や「愛」だったりする。(私が感じるだけであって他の人が地点に何を見ているかはわからない) 商業演劇を見ても私は絶望しか感じない。アングラや前衛が近い点にまでいったとしてもそれは「概念」や装飾的なものだったりする。自由や希望そのものを感じるのは

2017-08-09 08:10:37
ぷうこ @remonsummer

地点だけだ。なんだろう?何の違いなんだろう?自分ではわかっているんだけど言葉にできない。逆に自由や希望や愛を信じない態度が必要。

2017-08-09 08:12:58
ぷうこ @remonsummer

共感や感情移入をやめて大人になりなさい、依存をやめなさい、その病から抜け出しなさいと、三浦さんは地点発行の「地下」でズバリ書いてらっしゃる。大人にならずに他者との「共有」を選びとっていくと結局、悲劇の召喚しかないのだとも。

2017-08-09 08:17:20
ぷうこ @remonsummer

役者や物語やその他の何かの色々に感情移入するのをやめて、あなたもこの舞台にいる役者と同じ存在なんだ、それが「観客」なんだ、「観客」として抜き差しならない一回性の生を「観客」であるあなたも、今ここで求められているんだということを、覚悟しなさい。と地点は突きつけてくる。

2017-08-09 08:23:54
ぷうこ @remonsummer

「有能な観客」は地点を観ているうちに覚醒していく。変態していく。三浦さんは「でないと、観客でいる資格はないんだぞ」と迫る。私がいつも地点を観て「生き返ったような気持ち」になるのはこれなのかもなぁと思う。

2017-08-09 08:30:42
ぷうこ @remonsummer

「観られているのはあなた」と観客を巻き込み、役者はお筆先のような役割を担って、きっと地点の演劇の上演中、そこには、場所全体に魂の叫びの熱が満ち、記号を剥ぎ取られた「現実」が丸裸の生き物のように降臨しているのかもしれない。

2017-08-09 08:37:52
ぷうこ @remonsummer

三浦さん風に言うなら、それがエンタメでなくて、何をエンタメと言うのだろう。感情移入を起こさせ何かを共有したと思わせるような演劇は演劇ではなく演劇風の貧しい何かだと。

2017-08-09 08:42:11
ぷうこ @remonsummer

はぁぁ もう地点以外の演劇は観なくていい、観たくない。そんな気持ちになってしまう。。。

2017-08-09 08:47:19
ゲンロンカフェ @genroncafe

15日(火)まで以下URLより1000円でご覧いただけます! 期間中何度も再生できますのでぜひ!→三浦基(地点)×佐々木敦「現代演劇の到達地点ーー舞台上の言葉、舞台上の身体」【ニッポンの演劇 #9 nico.ms/lv302654778 #ゲンロン170808 twitter.com/mementoore/sta…

2017-08-09 10:04:24
コバヤシタケヒロ @mementoore

佐々木敦と地点の三浦の対談見逃した。最悪。

2017-08-09 00:10:39