FGO　李書文先生語り

青柳武緒 @aoyagitakeo

EXTELLAの「支度はいつでもできているぞ。まあ、見ているが良い」も好きだなあ。身支度（心構え）はいつでも整えてある上で「使え」というスタンスに絶対の自負がある。 なのに人間としての自己評価がやたら低いっていう…

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李書文せんせい。 pic.twitter.com/hz2JloZ6kY

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チャイニーズマフィアスタイル（第三）はお出かけ用盛りで、三つ編み（第一）姿がいちばんFGO・槍書文せんせいらしいと思っているのだけど自分で描くときはひらひらする礼装に引っ張られて殺書文先生スタイル（第二）ばっかりになってしまう。

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第一の三つ編み先生がいちばん槍書文。

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書文せんせいは自分のことを不粋で風流を解さない人間だと思ってそうだし自称しそうだけど、花が咲いたらちゃんと気づくし景色がきれいなところとか知ってる。

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無風流をうそぶく佐々木小次郎と似て否なるのは、そこが戦場になったとき小次郎はたとえ自分が不利になっても踏まない花がある。でも先生は知っていてもためらわずに踏む。

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散った（散らした）花の姿を見ても特に想いは持たないけれどそのことはちゃんと覚えてる。 花を愛でる心があるのにそこに情を残さない、そういう生き方なんですよ、きっと。たぶん。

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書文先生、一切そんな設定ないのにナチュラルに自分の中で「人外」分類していることがあってびっくりする。

青柳武緒 @aoyagitakeo

別に人付き合いが苦手でも出来ないでもないし（むしろ面倒見はいい）、義理堅くて些細なことでも筋は通す。だのにヒトのルールからあっさり外れる。けしてヒトのルールをないがしろにしたり馬鹿にしたりしてないのに。

青柳武緒 @aoyagitakeo

何回か言ってる気がするんだけど「花を愛でる心がありながら、そこに気持ちを残さない」がヒトの感覚を越えてるんですよ。

青柳武緒 @aoyagitakeo

普通の人間はそこまで何も残さないの無理なんだよ。だってどうでもいいとは思ってない。 でも先生は一切関係なく結果を受け入れそうなところがあって、きっとそれは一瞬で決まる生死の間に一番「生きてる」からで、なんかもうそういうところがヒトじゃない感じなんだ。

青柳武緒 @aoyagitakeo

すごい。李書文先生の幕間、英雄の証いっぱいだ…先生本人は使わないのに。自然に集まったのに打ち捨てて来た、ってこと…？わー！ああー！！！

青柳武緒 @aoyagitakeo

これさあ、エクステラ先生が「こんなものを拾ったのだが儂には不要よ」って英雄殺しとか物騒なもの（スキル）くれるときも思ってて。いらないのに集まるんですよ…

青柳武緒 @aoyagitakeo

ちょっともう涙出そうですよね。

青柳武緒 @aoyagitakeo

先日いろいろお話した中でこれは文章化して記録しておかねばならない、と思った李書文先生の話をつらつらと。 各種バレとか含むと思う。深夜だからいい？いいよー！

青柳武緒 @aoyagitakeo

ひとつ。弟子をとった、これすごいことだよねという話。 師父キャラなので見過ごされがちですけど本来「俺より強い奴に会いに行く」ためのサーヴァントならば現界した先で弟子なんかとる理由が無い。

青柳武緒 @aoyagitakeo

より強いモノと戦う、研ぎ澄まされた瞬間を獲得し、満足しそのまま消滅していく、それだけでいいのにぐだを弟子にした。 あの先生が、この場所と時間に自分から何か残そうとしている。 ホントこれよくよく考えると大変なことなんじゃないかと。

青柳武緒 @aoyagitakeo

先生にとって弟子ってイコール家族だと思う。 自分の生きた道筋を託して伝えて遺して、さらに先を、自分が到達できなかった地点を見てもらうための存在。そういうものに選んでくれたんだとしたら、これは愛というよりないんじゃないだろうか。

青柳武緒 @aoyagitakeo

そりゃあ李ぐだも捗りますが、別に恋愛感情とかでなくていい。もっと広義に愛ですよ。 殺すことに特化した凶拳士に自ら成って達して、尚その先の死合いを求めるあの先生がですよ？伝えよう、残そうとしたっていうのがさあ…！なあ?!

青柳武緒 @aoyagitakeo

絆レベルに依存しないセリフ「命じられれば命じられるままにだ」これを李書文ジョークって表現した東風さんすげえな、と思ったんだけども 「サーヴァントとして扱うならばそのように、師と仰ぐならそのように、さてどうする？」を書文先生風に言ってるのだとしたら確かにジョークと言えなくもない。

青柳武緒 @aoyagitakeo

先生はいかにも爺らしく「今はわからないかもしれんがまあ聞いておけ」みたいな話し方をよくするけれども、絆５の「お主もそのうち、分かるだろうさ」ってセリフに示されるようにそれは「いつか必ず　わかる瞬間/わかる場所までお主なら至る」という確信をこめた信頼であって→

青柳武緒 @aoyagitakeo

同時に言葉通りに書文先生自身のことを知るだろう＝知ってほしい、と合わせると本当に心を許してるんだなあって。

青柳武緒 @aoyagitakeo

ふたつめ。幕間により価値と意味が爆上がりしたバレンタインの話。 前出とかぶるけれど先生にとってカルデアはホームなんだなあということ。 忘れがちだけど誰かが作ったものを食べる、作ってくれる人がいる、というのは当たり前のようで実は信頼してないとどっちも無理なんだ。

青柳武緒 @aoyagitakeo

これはTLで見たお話なんだけども先生のきらいなもの：タタリについて 先生は死そのものを怖れないのに、なぜタタリは嫌いなのか。 武にすべてを捧げ「一瞬に命を賭けた死合いに果てたい」武術家李書文にとってそんなわけのわからない理不尽で死ぬのは許しがたいのじゃないだろうか、という話。

青柳武緒 @aoyagitakeo

これはもう憤怒に近いだろう。李書文という生き様に対する最大の侮辱であり、そんなものに生を奪われるのは悔しくてならないだろう。 そして、それと同じ線上に毒がある。