『坂道神社 之 夢』【夢の話７０】

天晶 @tensyou99

自分は古い友人と神社に来ていた。山の中に建っている、周囲を坂道で構成されているような神社だ。 この神社に来たのは泊まるためであった。この神社は格安で泊めてくれることで有名な場所なのだ。 #夢の話

天晶 @tensyou99

もちろん、格安で泊めて貰う代わりに神社の手伝いなどをしなければならないがそれでも４０円というのは破格だろう。 その神社に向かって自分と友人はひたすら坂道を上っていた。季節は初夏。といっても初夏とは思えない殺人的な暑さだ。 #夢の話

天晶 @tensyou99

息を切らしながら山道を登っていた自分たちの目の前に、舗装された道が現れた。 そこは石が敷き詰められ、道の左右にはぽつぽつと店のようなものが建っていた。 後もう少しだな。と、知り合いがため息を付きながら呟いた。自分はやれやれと肩を竦めた。 #夢の話

天晶 @tensyou99

すこし休んでいくか。と、続けて知り合いが提案する。ちょうど見えるところに茶屋のようなものがあった。 いいな、と自分は賛成した。正直、かなり疲れていたのだ。 ２人して倒れ込むように店の表に置いてあったベンチに座り込む。すぐに店の人が出てきてくれ、おしぼりを渡してくれた。 #夢の話

天晶 @tensyou99

そういえばこんな山奥だが電波が入るのだろうかと疑問に思い、スマホを起動する。 めちゃくちゃ入っていた。一昔前で言う『バリ３』であった。 まじかよ、と思いながらポ○モンGOを起動してみる。 ポケストップまであった。 #夢の話

天晶 @tensyou99

…すさまじい生臭っぷりだな。と感心している横で、生き残るためなら何でも使えって誰かが言ってたぞ。と知り合いがぼやく。それは俺だな。 とりあえずポケストップでも回すかと思い、画面へと指をのばす。 #夢の話

天晶 @tensyou99

不意に、２体のポケモンがポケスポットのすぐ側に現れた。見たこともないそれを、新種だろうかと思いつつタップする。 出たのはアイゼン明王を簡略化したようなキャラであった。どこか閻魔大王らへんも混ざっているような気がする。 #夢の話

天晶 @tensyou99

こんなのいただろうか。ぼんやりと疑問に思いつつ、自分はアイゼン明王か閻魔大王かよくわからないそれに、ボールを投げる。 #夢の話

天晶 @tensyou99

で、終了。 一瞬しか見えなかったんですか、２体現れたうちのもう一体も人型で、ちょっと強そうな感じでした。 #夢の話