「鈴ルートに入りたくて10年が経ちました」ドラゴン牛乳/ナナマルさん(nnml.s1.xrea.com) 10年経っても全くブレないナナマルさんの本。いや好きですよ! 本当に!
2017-09-23 17:40:29即行でメタ空間に突入しいつものコントを繰り広げ、なんとなーく解決してなんとなーくいい話になったようななってないようなでもまあみんな幸せそうだしいっか! みたいな。嘘は言ってない。
2017-09-23 17:40:36もしかしたら10年もの間あの世界から抜け出しきれない人々の暗喩だったりするのかも、とか一瞬考えましたけどないですね。うん。それはない。 読む度実家に帰ってきたような安心感を得られる一冊です。つまり日常ってことだ!
2017-09-23 17:41:03「ぼくらの時間」甘杏/透音さん(melonbooks.co.jp/detail/detail.…) 恭こま関連の透音さん個人誌収録分を集めた総集編。というか総集編なのにほぼ描き直しの実質リメイクって、下手すると普通に新しいの描くより大変なのでは……?
2017-09-23 17:41:29話の一つ一つはかなり短めで、透音さんの作風もあり詩的というか、あまり派手な物語性の展開がないまま終わるんですが、全体を通して見るとちゃんとストーリーラインは存在するんですよね。
2017-09-23 17:41:39とはいえ話の骨子自体もそこまで大きなものではなく、二人の関係性についてなわけですからミクロ的な結末になるんですけど、その一種の地味さ、短さ故に不足しがちな物語性を、恭介と小毬の表情で魅せてくれるのがいい感じ。
2017-09-23 17:41:58特に、透音さんはふっと「見せない」演出をするのが物凄く上手いなーと思っていて、表情豊かなシーンの中で不意にキャラクタの何かしらを隠されると、そこに対しての想像力がぐわーっと働くんですな。
2017-09-23 17:42:11もちろん話自体の派手さ、見栄えの良さも大事ですけど、同じくらい見せ方も大事なんだよなと、絵と小説で畑違いではありますが、ちょっと考えさせられもする一冊でした。
2017-09-23 17:42:25「the idols in a pocket -P-」責任放棄/ころねぱんさん(melonbooks.co.jp/detail/detail.…) だいたいはるりさ、ときどきはるのあだったりはるしきだったりな一冊。
2017-09-23 17:42:47相変わらずの素晴らしいクオリティですが、今まであんまり晴は梨沙以外と組む絵がなかったので、ちょっと珍しい組み合わせがなかなか新鮮でした。特に志希との話が大変良い。あの「しょーがねーな…」って顔を見た志希の反応がね。いいよね……。
2017-09-23 17:42:55他にも水着の話でのはるちん超いい子っぷりとか、めっちゃ服装参考にされてて満更でもない梨沙とか、思いきり良過ぎる晴と結構押しに弱い梨沙とか、いつものビートシューターも見どころ満載。
2017-09-23 17:43:14「アンドロイドに花束を 前編」史上最高の作戦/くるみるみさん(pixiv.net/member_illust.…) 「アタシポンコツアンドロイド」をベースにした、C5(主にPと菜々さん)の話。
2017-09-23 17:43:50私もあの曲すごい好きなんですが、曲調以上に歌詞がいいんですよね。そこからイメージを膨らませた結果がこの本なわけですけど、ゆるくいちゃいちゃ、な感じとはだいぶ離れた、SF臭もするシリアス寄りな展開なのが面白いです。
2017-09-23 17:44:04注目すべきは背景含めた描写の細かさで、ちょこちょこ世界観や伏線らしきものが見えて読み応えあります。惜しむらくは、自分が買いに行ったタイミング遅くてレコード型コースターを入手できなかったこと。一緒に見ておきたかった!
2017-09-23 17:44:24「ライラ・デイズ」忘れカバン/なめ茸さん(pixiv.net/member_illust.…) ライラさんにまつわるあれこれな話。主要メンバー(梨沙・晶葉・千鶴)もですけど、七海と柑奈、イヴはかなり希少な組み合わせじゃないでしょうか。
2017-09-23 17:44:59全編通して感じるのは、ライラさんってとにかく人懐こいというか物怖じしないというか、びっくりするくらい隔意のない子だよなーと。本当に誰とでも仲良くなれそうなポテンシャルを感じます。
2017-09-23 17:45:10シーンとしてはすごく短いですし、ともすれば何てことのない描写なんだけど、ここまで見てきたのがほんわかした話ばかりなので、最後にぐっと引き締まるような気持ちを得られるのですなあ。 とりとめないようで一本芯が通っている気もする一冊。ライラさんを知らない人にこそお勧めしたい本です。
2017-09-23 17:45:54「おいでませ トラプリ温泉郷」con-mit/きゃらこんさん(pixiv.net/member_illust.…) 何故か妙に温泉と縁があるイヴによる、主にトラプリ視点での慰安旅行的な話。
2017-09-23 17:46:20そもそも本家デレマス自体、やたら温泉系のカードが多いんですよね。劇中でもネタにされてましたけど奈緒はともかく、凛や加蓮もそうだし、イヴに至っては二回もやってる。いやマジで何故二回も……?
2017-09-23 17:46:35きゃらこんさんに限らず、トラプリ描いてる人はみんな活き活きしてるイメージあるんですが、どうしてかなーと考えてみたところ、やっぱりいじられ役がはっきりしてるし受け攻め自由だからかも、とか。
2017-09-23 17:46:55ダントツでいじりやすい(反応が良い)奈緒を軸にして、そこから状況によって凛や加蓮を奈緒からいじっていったり、反撃したと思ったら二人からの集中砲火でもう一回沈んだり、かしましいやりとりがとてもしやすいんですよねえ。
2017-09-23 17:47:12あくまでイヴは話のきっかけ作りで、さほど展開には絡んでこないものの、その何とも言えない存在感が幅を利かせていてこれまた良い。凛とイヴは並ぶと確かにシルエット似てるよなあ……w さらっとした話ながら、盛り沢山な内容の一冊でした。
2017-09-23 17:47:32