北山忍氏(ミシガン大学心理学部教授)のツイートまとめ

@ShinobuKitayamaのツイートすべてを時系列で整理したものです.任意のツイートを消すや,時系列を多少いじることなど,ある程度は編集することができます.
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SKitayama @ShinobuKitayama

@yokohamanight @hayano 全く同感。これがないことには何がどうなっているのか素人には全くわかりません。

2011-03-17 23:36:33
SKitayama @ShinobuKitayama

原子力保安院密着ルポ 「伝言ゲームの参加者が多すぎる」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110317/219019/都合のいい責任転嫁と責任分散でなりたってきた原子力行政に国民は今大変な対価を払うことになっている。

2011-03-18 04:46:19
SKitayama @ShinobuKitayama

同じ問題(官民の責任転嫁と責任分散)と危険(今回の地震の余波)をかかえる原発(特に浜岡)は、即時停止するべきだと感じるが、専門家の先生の意見を是非聞きたい。これが、日本ブランドの凋落を食い止めることにもなるようにおもうのだが、...

2011-03-18 04:50:39
SKitayama @ShinobuKitayama

さっき、LAtimesのインタビューを受けたので、1)日本が貧しいときに築いた協調の文化が今になって役立っていること、しかし、2)これは官民のなれ合いも生んだこと、そして、3)同様の順応の慣習がいやなものを見て見ぬふりをする「現実否定」も生じている旨の考えを述べた。

2011-03-18 04:56:22
SKitayama @ShinobuKitayama

ここ2,3日の原発に関する日本の報道内容がアメリカのそれとあまりにへだたっている。日本人はいつからこうまで楽観的になったのだろう。これが政府・東電・原子力産業の情報操作とそれと受け入れようと願うマスコミ・大衆、双方による「現実逃避」でないことを祈るばかりだ。

2011-03-18 23:29:13
SKitayama @ShinobuKitayama

@ishiik なるほど。しばらく前にJALや台湾の飛行機がやたらと事故ったとき、コックピットの中のハイラルキーがあって最善の意志決定を阻害した旨の分析があったけど(柳田邦夫?)、たしかに最高意志決定者が「メンツ」にこだわったら終わりだよね。彼の本、だれか持ってないかな?

2011-03-19 00:04:21
SKitayama @ShinobuKitayama

こちら時間の今朝、書いた内容を読み返すと、日本の皆さん、特に被災者の方々にひどいことをいっていたことに思い至りました。大変、申し訳ない。全く舌足らずでした。是非ここからでも何かできることがあったら教えていただけたらと思います。

2011-03-19 02:23:33
SKitayama @ShinobuKitayama

原発の放水に志願した消防隊や自衛隊の人たち、こういった人たちの気概がこれからの日本には絶対必要だと思う。リーダーの資質とは何かよくよく考えさせられる。故三隅先生がPM理論で、リーダーには職務遂行能力と対人関係調整能力(情)が求められるとおっしゃっておられたことが思い浮かぶ。

2011-03-21 09:00:49
SKitayama @ShinobuKitayama

http://nyti.ms/eJlLOJ クリストフは、NYタイムスの日本支局長。彼のコメント「社会のまとまりと強いリーダーの不在は表裏一体」には、多くのことを考えさせられる。

2011-03-21 09:18:36
SKitayama @ShinobuKitayama

「ただちに人体への問題はない」 とは、首都圏現在の放射線量についての政府見解だが、この表現から人はどのような意味を推測するのか認知心理学のデータが必要だ。下手をすると、この文章は「ゆくゆくは問題がある」と心理的には同義になりそうだ。知っている人、是非政府に教えてあげてください。

2011-03-23 00:12:23
SKitayama @ShinobuKitayama

インドで起きた大地震の際周辺部に余震の噂が流布したが、この行動をFestingerは根拠のない恐怖を正当化ためのものだとした。これが「認知的不協和」の理論の端緒だった。これも、今、非常にレリバントな心理学的知見だ。

2011-03-23 00:28:19
SKitayama @ShinobuKitayama

被災した人たちをニュースで見ると涙ぐましいほど平静を保っている。怒りや悲しみはどこに行ったのか、そもそもなかったのか、どこかにあるなら発散しないとかえってストレスがたまってしまわないのか。このストイシズムはどこからきているのだろう。これらに答えることは、心理学者の責務だと思う。

2011-03-23 10:44:43
SKitayama @ShinobuKitayama

首相は今度はどうやら自分の取り巻きを参与に任命しているらしい。これは、かつてIrving Janisが米国政府の意志決定の失敗例(たとえば、キューバ危機)を分析して、"group think"を招く要因の第1にあげたものだった。危機に危機の上塗りをしているような危うさを覚える。

2011-03-24 00:14:55
SKitayama @ShinobuKitayama

このような試みは被災した人にも大きな励みになるだろう。企画しているのはSean Duffy。シカゴでの僕の学生で、後、京大にもしばらくいた。現在はペンシルバニアにある州立大の教授:http://crab.rutgers.edu/~cultlab/raiseupjapan.html

2011-03-24 00:33:14