時の囚われ人たちへの哀歌~物語「WHITE ALBUM2」を読み解きながら
かずさが解きかけた呪いを再びかけようとするか、雪菜。 以前、オレは春希に書いた。 「お前が『正しい』と思うことは間違っていて、『間違っている』と思うことが正しい」と。 雪菜、君がいま言う「本物の春希」は、その偽りの春希だ。君自身もまた、春希の呪いを共有していたんだ。#WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/kiXZIzPp6i
2018-11-16 00:33:15春希からの解呪
…そして、春希の呪いを解いたはずの かずさ自身が捕らわれ続けてきた呪い。それを解く呪文を、いま、春希が唱える。 「幸せになるために代償などいらない。幸せになるために必要なものなら残し、いらないなら捨てればいい」と。 #WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/pP4N25VG0v
2018-11-16 02:25:42さすがにこればかりは、確認してからでないと投稿する勇気なかったんですけど、1枚目を読んだときに予想したことは当たっちゃいましたね。雪菜は、自分のことを言っていると思った。それも、この数カ月ではなく、5年間のすべてを指して。 #WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/B1eU7xfAZI
2018-11-16 02:42:53…まったく、クラシックの演奏会場に入ったら、携帯の電源なんか絶対に切っとくもんだぞ、春希…。かかってきても着信拒否して即電源オフが常識。その常識知らずにつけこむ作者が、ね。#WHITE_ALBUM2
2018-11-16 02:53:16つまり、かずさに絶対に寄り添っていなければならないはずの時間に、クラシックの演奏会場からではあり得ない携帯電話のメールとコールの連発。それによって、壊れかけた雪菜の心を取り戻させる…これも先を読まずに書いてますけど、そういうロジックなのかしら?#WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/PSkZ8Ppewq
2018-11-16 03:12:46「時の囚われ人」という主題はやはり生きているんだな。断絶し、止まった時は、再びつながり、動き出した。動き始めた以上、囚われた者たちはその時に従うしかない。雪菜、君の知っている5年間は、凍りつき、止まった時だった。そして、むごいことを言うけれど、時を止めたのは君なんだ。#WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/beZLjlA4AY
2018-11-16 03:46:50アリアなんてものではない。ドラマティックではもちろんなく、華やかさにもほど遠い。ヤマもサビもなく、静かな、吐息のような歌曲の小品。地味でささやかなのに、宝石のように歌い継がれる佳品のような。その雪菜の声が紡ぐ歌。そうか、もう終幕なんだね。(外したら笑ってください)#WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/WnH3TXVoyX
2018-11-16 04:04:15静かな、ひたすら静かな慟哭に、それを紡ぐあまりに美しい声に、木偶の坊のようにただ聴き入るのみで。#WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/akS1LPeciQ
2018-11-16 04:12:58…そう、これが気になってたんだよ。やっぱりこういうことだったのか… #WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/NHmGFbHL3Z
2018-11-16 04:36:59例によって、前のツイート、次の画面を見ずに投稿してますが、もうあの音だけでね… #WHITE_ALBUM2
2018-11-16 04:38:06途中思いっ切りすっ飛ばしましたが、このギター、まさか… #WHITE_ALBUM2 pic.twitter.com/0HizzaA0mm
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