2017夏 部門別ベスト

0
task @task1018

【ベスト台詞】仙石要「治ったじゃねえか、猫背」(ボールルームへようこそ/11話)。何もない自分を変えたくて始めたダンス、初心者ながら初めてのコンテストを終えた多々良に対しての仙石さんの台詞。この一言だけで多々良の成長を感じさせるというのも、何とも感慨深いものがある。

2017-10-01 21:33:59
task @task1018

【ベストエピソード】『メイドインアビス』13話。ミーティとナナチの壮絶な過去を描いた前半と、それに区切りを付け新たな旅へ向かう後半。何方も息を呑む展開で、それを彩る演出も見事。「これまで」と「これから」を感じさせる完璧な最終回で、ミーティを形取った家を離れるラストも良かったです。

2017-10-01 21:33:27
task @task1018

【助演キャラ】ナナチ(メイドインアビス)。壮絶な過去の経験に裏打ちされた豊富な知識で、リコを救う頼り甲斐のある面を見せる一方で、ミーティを巡る葛藤や決意、感情を爆発させる一面も魅力的。料理が駄目だったり、スキンシップに慣れていなかったりというのもポイントが高く、度し難い可愛さ。

2017-10-01 21:32:59
task @task1018

【相手役キャラ】高崎美咲(恋と嘘)。自分の想いに嘘をつく決意をしながらも、どうしても溢れ出る由佳吏に対する感情の壁が崩れる一瞬の儚さが実に良かった。自分本位な気持ちと政府通知で選ばれた二人を応援する気持ちの間に揺れる感情の塩梅が見事で、切なくも、いいドラマを生んだ良キャラ。

2017-10-01 21:32:12
task @task1018

【主役キャラ】藤田多々良(ボールルームへようこそ)。自分よりも何年も長くダンスを続けてきたライバルたちへの敬意とその実力差を弁えているからこそ、初心者としての不甲斐なさや悔しさ、ダンスに対するウブな楽しさが引き立って素晴らしい。熱量を失わない姿勢に、つい応援したくなる良主人公。

2017-10-01 21:31:49
task @task1018

【声優】早見沙織(蛇喰夢子/賭ケグルイ)。やはり流石のはやみんで、時におしとやか、時にドス黒く、時に狂気に満ちた怪演で強烈な個性を見事に表現。『RWBY』のハイテンションかつ天真爛漫なルビーもよかったけど、ゾクっとするような演技の多かった夢子は一つ抜き出ていたと思う。

2017-10-01 21:30:26
task @task1018

【コメディ】『ゲーマーズ!』。すれ違いや勘違い、タイミングの悪さを活かした各キャラクターの絡みが面白い。ともすればマンネリしそうなすれ違い展開の連続の中にも、趣向を変えた仕掛けやオチがあって、なんだかんだ最後まで楽しめました。特に8.5話の人生ゲーム回は秀逸。

2017-10-01 21:28:16
task @task1018

【ED】アンジェ、プリンセス、ドロシー 、ベアトリス、ちせ「A Page of My Story」(プリンセス・プリンシパル)。 キャッチーなサビと耳触りのいいコーラス、どこかお伽話的で一抹の寂しさと温もりを同居させたような映像は、本編とのギャップも相まって、余韻ある素敵なED。

2017-10-01 21:26:03
task @task1018

【OP】天道花憐、星ノ守千秋、亜玖璃「GAMERS!」(ゲーマーズ!)。耳に残る懐かしのピコピコゲームサウンドと複数のゲーム映像で見て楽しい聴いて楽しいオープニングテーマ。音楽と映像の親和性が凄まじく、ヒロイン3人の歌声が交互に重なっていくところも妙に小気味よくて好きでした。

2017-10-01 21:25:46
task @task1018

【美術】『メイドインアビス』。圧倒的なスケール感溢れる美麗かつ幻想的な背景美術は言わずもがな、探窟家として用いるガジェットやアビス内の基地の作り込みなど、細部にまでセンスが光る。そして何より、可愛らしいキャラ造形は、ストーリーに顔を覗かせる不穏な描写をより際立たせたと思う。

2017-10-01 21:25:00
task @task1018

【撮影】『プリンセス・プリンシパル』。夜の街並みにゆらめく、ぼかしの効いた電灯や蒸気の立ち込める薄暗さなど、どこか古めかしいフィルムを想起させるような撮影が見事。神経の行き届いた画面作りで、19世紀のロンドンを舞台とする作品の雰囲気を下支えした大きな要素だったと思う。

2017-10-01 21:24:15
task @task1018

【編集、音楽】『ボールルームへようこそ』。瞬間的な輝きを切り取るような止め絵や回想を効果的に用いることで、見せ場をきっちりと描き切る編集が素晴らしい。そして、最初はキャラの心情に寄り添うようにゆったりと、そして徐々に盛り上げ、劇的かつ躍動的に見せ場を彩る多彩な音楽群も見事でした。

2017-10-01 21:23:15
task @task1018

【脚本】『メイドインアビス』。未知への好奇心によって生まれる冒険譚、そしてその冒険に伴う出会いや別れといったシンプルな展開ながら、緻密に練り込まれた設定や世界観、時に残酷とも思える描写は息を呑む圧巻の出来。冒険の随所で見せた手探り感や生活感も雰囲気が出ていて良かったです。

2017-10-01 21:22:32
task @task1018

【作品】『セントールの悩み』。ベースの雰囲気は日常系なのに、ふとしたところに社会風刺があったり、胸に刺さるような台詞があったり。でもそれらに嫌味や同調性なんてものは無くて、あくまでも日常の一端として描く温度感、塩梅が秀逸。可愛らしいキャラ造形を含め、素敵な作品でした。

2017-10-01 21:21:58