@hirougaya presents 3.11 crisisシリーズ  大災害にみる、日本のジャーナリズムの本性と、『傑作』ジャーナリズムの一例

おまけ 極限状態というのがテーマなら、真女神転生 Strange Journey挿入曲の一つである、この曲もお楽しみください; http://www.youtube.com/watch/?v=B9IqyhqFeSM&feature=related
2
烏賀陽 弘道 @hirougaya

(不謹慎な冗談)水を入れても入れても漏れるので、ぐるぐる入れ続けなくてはいけない。ってどっかで既視感がある。 あ!そうだ! 「下@」→「輸@」→「下@」→「輸@」だ!!

2011-03-26 18:48:52
烏賀陽 弘道 @hirougaya

まさに国難。この「だらだら危機」は。

2011-03-26 18:55:06
烏賀陽 弘道 @hirougaya

きのうまで「大地震」「大津波」「原発事故」と国難級のクライシスが三つ束になってきたので「これ以上のクライシスは戦争しかない」と言ったのですが、だらだら危機が数年続くようなら、それは持久戦という意味で戦争にほぼ近いかもしれません。

2011-03-26 18:56:55
烏賀陽 弘道 @hirougaya

ウルトラセブンも来ない。

2011-03-26 18:58:03
烏賀陽 弘道 @hirougaya

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/img/1300856028.jpg どうして朝日新聞は「チェルノブイリと比較しうる事故」というならこの地図を載せないのだろう。

2011-03-26 18:59:21
烏賀陽 弘道 @hirougaya

「チェルノブイリにはならない」と言っている学者さんが後から「想定外だった」ってまた言わないようにプリーズ!(不謹慎な冗談)

2011-03-26 19:00:45
烏賀陽 弘道 @hirougaya

https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110319?feat=directlink チェルノブイリには格納容器がなかったのです。ムチャクチャな設計ですなあ。笑

2011-03-26 19:02:13
烏賀陽 弘道 @hirougaya

「関西の人は今回の震災に冷たいのではないか」と昨夜ロフトで平野さん発言。1995年、まったく反対のことを神戸で聞きました。

2011-03-26 19:04:00
烏賀陽 弘道 @hirougaya

平野さんに悪意はないと思います!!

2011-03-26 19:18:19
烏賀陽 弘道 @hirougaya

3.11以前「政府情報タレ流しの基地外マスゴミ氏ね」とか絶叫していた人たちは、あまりにそれが自明になって言ってもスペシャル感がないと思っているのか、むしろ静かですなあ。笑 あるいは証拠が多すぎて追いつけないだけかも 笑

2011-03-26 22:01:46
烏賀陽 弘道 @hirougaya

(烏賀陽大学入試問題)次の1〜4の言葉をA~Dの言葉と組み合わせなさい。(1)サンパツ (2)キンパツ (3)ダンパツ (4)ゲンパツ A. 津田大介 B.引退力士 C. 福島第一 D. カット&ブロー

2011-03-26 22:09:22
烏賀陽 弘道 @hirougaya

学者がいかに電力会社や製薬会社からお金をもらって研究して、「原発は安全だ」「血液製剤は安全だ」と主張しても、報道がそれを検証して反駁すればよいのです。まして「識者コメント」みたいにそのまま引用するなんて言語道断です。それは「両論併記」じゃない。

2011-03-26 22:11:24
烏賀陽 弘道 @hirougaya

1994年に松本サリン事件が起きたとき、「サリンはバケツでも作れる」という「毒ガス研究者」常石敬一神奈川大学教授(当時)のコメントが新聞に掲載され、被害者だった河野義行さんクロ説を一気に印象づけた。

2011-03-26 22:17:21
烏賀陽 弘道 @hirougaya

もしかしたら、常石教授はまったく別の文脈で話したかもしれない。しかしこのコメントを掲載した新聞は「自分が信じたい話の方向」でコメントを掲載しているので、検証などしていません。

2011-03-26 22:19:32
烏賀陽 弘道 @hirougaya

こうした「願望と現実の混同」こそが断じてやってはいけないことなのです。まだ連日繰り返しているのが3.11クライシス報道です。

2011-03-26 22:20:18
烏賀陽 弘道 @hirougaya

1994年ノースリッジ地震(アメリカ/カルフォルニア)の時を覚えていますか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8%E5%9C%B0%E9%9C%87

2011-03-26 22:21:39
烏賀陽 弘道 @hirougaya

ノースリッジ地震で倒れたハイウエイの映像を見て「日本では考えられませンね」と侮蔑の表情を見せていた建築学者、土木工学者、テレビコメンテーターなどは、その翌年、阪神大震災で全員無惨なまぬけぶりを天下に示しました。

2011-03-26 22:24:20
烏賀陽 弘道 @hirougaya

こうした学者だとか教授だとかの「権威」を検証し、反駁することこそが報道の責務なのです。しかし現況のマスコミ企業はそのようなことが自分たちの仕事だとは思っていない。むしろ「識者コメント」「専門家の話」を喜々としてそのまま放送し記事にします。読者こそいい迷惑です。

2011-03-26 22:26:09
烏賀陽 弘道 @hirougaya

ノースリッジ地震で倒れたハイウエイの映像を見て「日本では考えられませンね」と侮蔑の表情を見せていた建築学者、土木工学者、テレビコメンテーターたちが、全員無様な間抜けぶりを天下に示したのは1995年。たった16年前です。もう忘れてしまったのでしょうか。

2011-03-26 22:27:18
烏賀陽 弘道 @hirougaya

この16年間に報道が身につけておかなくてはいけなかったのは「専門家」「学者」「研究者」「教授」のような権威に反駁し、誰が信用できるのか、誰と誰なら読者に対論として提示してよいのか、検証し見抜くことができる「知識」だったはずです。現状はどうでしょうか。まったく情けない。

2011-03-26 22:28:47
烏賀陽 弘道 @hirougaya

朝日新聞記者時代、浜岡原発の見学会に行ったとき。格納容器、休止点検中の炉内などひととり見学を終えたあと、所長との質疑応答があった。「大地震があったらどうするんだ」と先輩が質問。所長は「大丈夫です」を繰り返す。

2011-03-26 22:48:11
烏賀陽 弘道 @hirougaya

先輩記者は「大丈夫だというが、可能性はゼロだといえるのか」所長「科学に確率ゼロはありません」先輩記者「じゃあるのか」所長「確率ゼロはありえません」と延々。

2011-03-26 22:49:18
烏賀陽 弘道 @hirougaya

先輩記者「確率ゼロでないというなら、もし事故になったら、核兵器のような放射能被害が出る。そうなったらどうするのか」と言ったら所長が激怒。「核兵器と比較するとは何事か!!」たしか1990年?のことでした。

2011-03-26 22:50:50
烏賀陽 弘道 @hirougaya

私は今もこの原発反対派の先輩記者と、浜岡原発所長のやりとりが頭にこびりついています。どっちもどっちというか、話がかみあってないと感じました。

2011-03-26 22:51:36