即興メルト風呂

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発端

駄目仙人 @toobadsennin

脳が腐っているのでメルトリリスを加湿器に入れてスチームにしたらどうなるんだろうと呟いて腹に風穴が空きました

2017-11-17 21:14:23
I/D(アイディー)@オーディール待機 @aidhi0913

そのあと「じゃあお風呂のお湯になってよ」くらいなら受け入れてくれそう。 #詐欺の手口

2017-11-17 21:17:12
貴金属 @silverclock96

かいて(迫真) >メルト風呂

2017-11-17 21:18:08
貴金属 @silverclock96

一人風呂してたらぐだおが入って来てあわててお湯のフリするメルトとか見たいじゃん? 自分の体の中に思ってたよりたくましい筋肉が入って来て声も出せずにひゃーってなるメルトとか見たいじゃん? 自分が彼を包み込んでいるシチュのエロさを自覚して沸騰しそうになるメルトとか見たいじゃん?

2017-11-17 21:21:00

書いた

I/D(アイディー)@オーディール待機 @aidhi0913

気を抜いていた――といえばまさしくその通りで。 扉が開くまで彼の存在に気が付かなかったのは"彼のサーヴァント(戦力)"の自負に傷がつかないでもない。けれど"彼のサーヴァント(奴隷)"としてそれだけ気を許している事の再確認ができたわけで。 ――つまり私は混乱していたのだった。(続

2017-11-17 21:28:25
I/D(アイディー)@オーディール待機 @aidhi0913

咄嗟に霊体化ではなくメルト、液体化を選んでしまったのに他意がなかったとはいえない。鼻歌まじりにシャワーを浴びる彼に、期待しなかったわけではない。 何も知らない彼が湯船に。『私』に足を"入れた"瞬間、発声器官はなかったけれど声にならない悲鳴を上げてしまったのは仕方ないと思う。(続

2017-11-17 21:32:13
I/D(アイディー)@オーディール待機 @aidhi0913

どこまでも脳天気に、緊張感のない、溶け切った声をあげる彼。そんな彼の肉体を、筋肉を、鼓動を"包み込んでいる"事実は、『私』の思考と霊基をかき乱す。お湯になった今は変わるはずもない体温が上がる錯覚を覚える。抱きしめるなんてものじゃない高揚が、恍惚が襲う。(続

2017-11-17 21:37:40
I/D(アイディー)@オーディール待機 @aidhi0913

―――意識を取り戻した時には彼はもういなかった。私が気をやっていた間に湯船からあがっていたようだ。備え付けの時計をみればもう部屋でくつろいでいる頃だろう。彼が私の不在に気づく前に戻らなければ。体を再構築すする前にもう一度だけ反芻する。(続

2017-11-17 21:41:49
I/D(アイディー)@オーディール待機 @aidhi0913

溶ける。 溶ける。 溶け続ける。 名前の通りに溶けて、落ちる(メルトアウト)。 ――嗚呼。これは、病みつきになってしまいそう。(終)

2017-11-17 21:42:11