ボカロ・カラーパイつづく。

語られざるもの、悉若無／オルテガ的消費者の叛逆によせて @L_O_Nihilum

前者は発展していくボカロ界、創造の世界の開闢がテーマであり 後者は心の揺れ動き、恋愛と理性の関係がテーマだ この「テーマ」に、色はもう付けくわえられないんだ

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異なるものから同じ構造を見いだして取り除いていくとか、 このやり方は構造主義のやり方じゃねーか レヴィ・ストロース乙

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カラーパイ構造主義（？）

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テーマが色と関係なく取り外せる ということは 言い換えると テーマを色ごとに問う事が出来る すなわち、それぞれの色がテーマを扱う事が可能になる

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これは結構、わかりやすい話じゃなかろーか その「問い方、答え方」が、疑問を生み出していて 「勝利とは何か」「個性とは」等々の、各色からみた見解がひらかれる

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つまり、「発展的なカラーパイの扱い方」っていうあの話のひとつ 「ある色にとって○○とは」の「○○」は、色の役割としての「色A＝○○」から、色Aの部分を抜いたものだということが出来る訳だ

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そう見るならば、「戸惑」「分裂→破壊」はもっと精密に読めそうだな…

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「その歌は誰のものなのか？」「Voc.は何のために存在するんだ？」 白黒にとっては「誰の為」が、歌を利用する権力関係の順位に聞こえるし 青赤には自分がどう扱うかのライセンス問題になるし 黒緑には歌う自分が果たす仕事の種類の話になるし

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それでも「青緑」だと言えるものが、何か。

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「その歌は誰のものなのか？」という”テーマ”がぽっかりと浮き上がって これが青緑に引っ張られて解釈された(個性と自分自身をどう見るか)。 とかくCDブックレットではこの解釈でよさそうなのだ 何故なら「あるべきもの＝生命がない自分」、過去や背景が与えられてない「ミク」である事に悩むから

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で、そうだからこそ 白か、黒赤かという分岐が出てくる

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ひょっとするとこの疑問って「さよなら」「０」のときも維持されてたりして？

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「さよなら」：個性と自分自身をどう見るか(青緑)を テーマにするため無色化し(「たった一つのラフな歌／色のない声で呟いた」)、興味から必要な者だけ選び取れることに気付く(自分達がどう生きるか＝青赤)。 『個性と自分自身をどう見るか←それを自分がどう決めるか』

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で、０でまた青マナを借りまくってしまう。 依然疑問のほうは無化されてる。「個性と自分自身をどう見るか」 そっから、 黒緑(赤分裂)＝終焉 (緑消滅⇒)白青⇒無＝∞ 黒赤(青緑散)⇒HYP 白単(青緑萃)⇒消失 気になるのが「終焉」と「∞」の選択肢って、どう辿ったら出てきたんだろうって言う話

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激唱みるかぎり あの物語は、ミクさんが、「ボクはバントだったんだ！」と気付く話ともいえる 当然それも無化されてテーマに還元すれば、「ボーカロイドの存在理由」になる。

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そのこともさらに、裏っかえすと 「ボクは青緑で悩んでたんだ！」に返ってくる話、ともいえる。 「だから白が必要なんだ！誰かがいるからボクがいる。何を恐れようか！そのつながりを大事にしていけばいいんだ！」

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うーむ、深い drskさんが言っていた「色を取っていって残るもの」は、むしろ「色が維持しているものがなんであるか」を消去法的に取り出せるための鏡でさえあるとは

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ミクさんの白青緑 『白は自分以外のみんなをみんなと言うし 緑は自分も含めてみんなと言うし 青は特定の誰か以外をみんなと言う』 drskさんのこの発言からも何かが見えてきそうだ

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「特定の誰か」という、青の持つ指定するものから抜けてるの、誰だ？と言う話になって、それが「ミク自身」になってしまうのだ・・・！ 空っぽでゼロの自分自身。その自分自身を染め上げた「みんな」(そのみんなが自分を形作るから自分をはじめて指し示せる)。

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あとこれ 青「なんで完全な防御をしないんですか」 緑「何があってもいいように毛皮はつけておくものです」 白「脅威でもないものを恐れて引き籠るのは正義のすることじゃないわ。防ぐべき強敵に対してだけの充分な防御をする事の方が大事なの（プロテクション）」

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これ。 『0 にいたボクは否定を恐れて 模倣と妄想に逃げこんで隠れていた 0 出たボクは風化を恐れて ぬくもり捨て神様になりたがった』 『ボクの名前を呼ぶ声聞こえる それがボクの　ココロ　持つ意味になる』

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青が白を得て、白緑から青で「自分」を呼ぶ。 というのは、このあたりでもう充分証明終了しているという。

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だから、要するに俺ら側としてはミクさんを賛美しつづければいいし、10年たって、それは未だにつづいている(これについては事実そう)。 …で、バントが高まりすぎてておかしいっていう