烏賀陽(@hirougaya)さんの「同じ日本人が書いてなぜこうも違うのか・・NWJと日本の報道は」

日本の新聞等の報道にうんざりしていた烏賀陽弘道さんがニューズウィークジャパンの記事の良さに感心。なんと、その記事を書いたのは日本人記者だった・・・・
hirougaya ジャーナリスト 烏賀陽弘道 放射線 報道 震災
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烏賀陽 弘道 @hirougaya
日本の新聞(朝日、毎日、読売)を見てうんざりしているとニューズウィーク日本版がしみじみとまともに見える(いや、ホントにいい雑誌んだけど)。
烏賀陽 弘道 @hirougaya
NWJ誌4/6号小暮聡子記者の「子どもたちの叫び声を聞け」はいい視点。子どもたちは大きなトラウマを表現するすべをもたないという記事。
烏賀陽 弘道 @hirougaya
「ユニセフから絵本避難所に届く」などなど歯が浮きそうな美談記事で笑顔の子どもの写真ばかり載せている新聞記事がいかに現実を見てないかがわかり、その底の浅さに悲しくなる。
烏賀陽 弘道 @hirougaya
NWJ4/6号の「日本を惑わす基準値パニック」(井口景子、和久敏之記者)もいい。「上水道から基準値の2倍の放射能検出」とかいう新聞の記述がいかに馬鹿げているかを克明に検証している。
烏賀陽 弘道 @hirougaya
脱線。毎日新聞の「パンダが欲情」「ガガさん収益寄付」とかのファンキーな記事で笑わせてもらった。白髪の江戸っ子板前さんがインラインスケートしようとして転倒、頭部を強打したような、本人に笑わせるつもりはないのだが、強烈におかしいという究極の天然ギャグ。
烏賀陽 弘道 @hirougaya
「金町浄水場で検出された210ベクレルの放射性ヨウ素を含む水を毎日1リットル飲み続けたとしても、その被曝量はICRP(国際放射線防護委員会)勧告の60分の1にあたる1.68ミリシーベルトでしかない」(NWJ 4/6 32P)
烏賀陽 弘道 @hirougaya
「生物のDNAは放射線で一時的に損傷しても回復するため、長期間にわたるごく微量の被曝の影響は、短期間に同じ量を浴びるよりずっと小さい。しかも、人間は普段から自然界にある放射線を世界平均で年間2.41ミリシーベルト『被曝』している」(NWJ4/6) 新聞これはよいわんかい
烏賀陽 弘道 @hirougaya
「いくら大丈夫だと言われても『基準値の○倍』というセンセーショナルな見出しを見て消費者が不安を感じるのは当然だ。『直ちに健康被害が出るたけではない』というお役所言葉も不安を増幅させる」(NWJ4/6)
@alicewonder2008
変ですね。ICRP勧告では長期的被曝量を1mSv/yearを目標にしろと言っているのに。@hirougaya
烏賀陽 弘道 @hirougaya
そのほか長期的被曝についても同記事は的確にまとめている。
烏賀陽 弘道 @hirougaya
「『安全だが避難しろ』『健康被害はないが食べるな』という矛盾した説明で、ひたすら『安心』をアピールする戦略は国民の猜疑心をあおるだけだ」(NWJ4/6)
烏賀陽 弘道 @hirougaya
同じ日本人記者が取材して書いているのに、どうしてこうも違うのか。日本の新聞を読んで混乱と不安が高まり、アメリカの新聞や雑誌、ウエブ、SN Sを見て理解し安心する。馬鹿馬鹿しい。
烏賀陽 弘道 @hirougaya
こういう文脈から逸脱した茶々が入るのでツイッターは混乱しやすいなあ
烏賀陽 弘道 @hirougaya
「論拠を提示した発言者の視点の提供」=「現実はこういうふうに理解すると理解しやすいのではないでしょうか」という読者の判断材料の提供、というスタンスをNWJはちゃんと守っている。
烏賀陽 弘道 @hirougaya
NWJ4/6が原発事故でパニックして現場取材はおろか東京から逃げ出したアメリカメディアの記者や、鳴りもの入りでアメリカから来たものの原発事故に狼狽するばかりの大物キャスターを痛烈に批判しているのも痛快。(それをありがたがっていた『まぬけの2乗』である日本の新聞のことは書いた)
UchinoHaruhito 内野晴仁 @uchinoharuhito
そうなんですよねー。政府が混乱の大きな原因の一つを生み出している。 #genpatsu RT @hirougaya 「『安全だが避難しろ』『健康被害はないが食べるな』という矛盾した説明で、ひたすら『安心』をアピールする戦略は国民の猜疑心をあおるだけだ」(NWJ4/6)
烏賀陽 弘道 @hirougaya
@uchinoharuhito 政府と記者クラブ系メディアが最大の社会不安の発生源 ってだんだん言っていることが上杉隆さんにそっくりに!!笑
烏賀陽 弘道 @hirougaya
まったく偶然と思いますが、最新の「エネルギーレビュー」4月号21Pに「日常生活における放射線の基礎知識」というまったく同じ趣旨の記事が出ていて、これ読んで理解、安心しました。どっちかというと業界内部の雑誌なんだけど。 笑
烏賀陽 弘道 @hirougaya
アメリカ人のFB仲間からは連日「おい、荷造りは済んだか?脱出はまだか?いつでも来い」とかメッセージが来る。向こうの報道を見ていると日本全土が破滅寸前なんで。

コメント

烏賀陽 弘道 @hirougaya 2011年3月31日
ニューズウィーク日本版も3.11クライシス報道は日本人記者が取材して書いている。同じ日本人記者なのになぜかくも違うのか。アエラだって週刊という点ではニューズウィークと変らない。
式村比呂 @saburou_sinra 2011年3月31日
RT @alicewonder2008 ここにありますhttp://bit.ly/eJOUse with the long-term goal of reducing reference levels to 1 mSv per year (ICRP 2009b, paragraphs 48-50)@hirougaya
kartis56 @kartis56 2011年3月31日
ニューズウィークは偏った記事を載せるから。偏ってるのがいい悪いではなく、記者の個性・意見が明確に出せるメディアだというだけの話。結果として記者自体の質がはっきりする。
烏賀陽 弘道 @hirougaya 2011年3月31日
NWJの記事を「偏っている」としか形容する日本語がないという事実が、日本語が表出する思考に「視座を固定して現実を見る」という行為がないことを語っていますね。
烏賀陽 弘道 @hirougaya 2011年3月31日
NWJは記者クラブの外側にいるということもお忘れなく。
烏賀陽 弘道 @hirougaya 2011年3月31日
こうやって、同じ事件を、同じ発生時間でヨーイドンで取材させてみると、実にクリアに記者の実力差が出る。3.11クライシスはそういった「報道の実力試験」としても貴重なサンプルを残している。
烏賀陽 弘道 @hirougaya 2011年3月31日
アエラだって記者クラブの外側ですよ。
烏賀陽 弘道 @hirougaya 2011年3月31日
私だって、91年にアエラに移って記者クラブ取材の外側に行ったから「正気」を取り戻したけど、あのまま20年やってたらいまの記者クラブ記者と同じ感覚になっていたことでしょう。
烏賀陽 弘道 @hirougaya 2011年3月31日
いまの新聞や、記者クラブ取材に投入される記者も気の毒です。まあ、身も心も「あっち側」に行っちゃって「正気を失ったまま」になっちゃう人もいますけど。笑
雪穂 @yukippon 2011年3月31日
@alicewonder2008さんの出典見ると「その被曝量はICRP(国際放射線防護委員会)勧告の60分の1にあたる」部分をNWJがどこから引用してるのかが気になるところ…
岡一輝 @okaikki 2011年3月31日
ひょっとして日本の読者や視聴者は不安を煽られたいんじゃないかって気がしてきた。被災者はTVも見られない新聞雑誌も買えない。日本のメディアのお客様は、対岸の火事とばかりに高みの見物、平凡で単調な生活に、スリルとサスペンスに飢え、同情と善行に乾く報道の消費者のみなさん。だから、日本のマスコミの記事の内容と品質は、需要に応じた適切な供給、なのかもしれない。
ふむ (主に山と図書館) @fmht7 2011年3月31日
NewsweekJapan( @Newsweek_JAPAN )は良いと思う一人。「原発と生きる道はいらない」http://www.newsweekjapan.jp/newsroom/2011/03/post-211.php もおすすめ。
魔法少女おざなりさま☆ゼットンさやかG闇 @ozanarisama 2011年4月1日
nwjと比べるならAERAじゃなくてサピオ辺りでしょ新聞社と一般の出版社は性格が違うしスタイルも違う。当然それは記者の採用時にも表れるわけで。週刊朝日との比較対象となるのは文春や新潮ではなくサンデー毎日や今は亡き読売ウイークリーである。それでいいんじゃないの?大新聞社様としても下賤な下々の雑誌などと同じにされたくないだろうし
コビトカバ @akasaka787 2011年4月1日
ICRPの2007年勧告では確かに1mSv/年が望ましい(特に妊婦は)と言っている。NWJの記者も結局は政府の「安全です」を言い換えているだけでは。日本のマスコミ批判には同意するが。
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