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とえる短気な人が、「こんなにも長々と雨が降り続くのは困る!一気にどばーっと降れ!」と言った。翌日、その人の家は鉄砲水で押し流されたという。 #twnovel
2017-10-23 01:30:07大きな栗の木の下で、貴方と私。「…これだけ掘れば十分か」「早く埋めましょう。夜が明ける前に帰れなくなるわ」「ったく…。最期の最期まで手間掛けさせやがって…」「でも、もう終わりよ。アンタみたいなクズに振り回されるのも、もう、終わり」大きな栗の木の下で。 #twnovel
2017-10-29 01:09:04顔はダメだと頼み込んだから、セックスの最中には背中や腹を殴られる。SMでは無いし、僕は気持ち良くもなんともない。それでも、中で射精されたことを感じることで、彼の満足を得られたことに安堵する。射精後の疲労感でそのまま眠りに就く彼の横で、萎えきった僕も、眠る。 #twblnovel
2017-11-04 01:56:51夫婦と呼ばれることもあるが、俺も相手もれっきとした男だ。共に仕事をし、共に家事をし、互いに互いを尊重し合う。そんな『上下関係を作らない』結婚生活を送っている。なので、どっちが嫁でどっちが旦那とかじゃない。ただ、今日は俺がお前を抱く気分なんだから抵抗するな! #twblnovel
2017-11-22 23:32:29男は、未来から来た俺の恋人だという。本当なら男同士な訳だし、信用できない。そんな怪しい男の目的は何かというと、俺と出会った過去を消して、互いに別々の人生を歩ませに来たという。その男が消えた後、俺は、俺と同じ時代に生きているその男を捜すことに決めた。 #twblnovel
2017-11-30 02:12:54「未来からの干渉が無ければ、俺たちはきっと出会わなかった」過去から戻ってくるなり、恋人にそう言われた。「お前の知る通り、俺は意地っぱりでひねくれ者なんだ。会うなって言われたら会いたくなったし、好きになるなって言われたら好きになるに決まってるだろ」敵わない。 #twblnovel
2017-11-30 02:15:56