対談 梅津庸一×久松知子「美術家が読み解く 大観と放菴の世界」(2018年1月13日)に関するツイートまとめ
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日本は日々国力が落ちてきている。日本としての文化までもが落ちぶれるわけにはいかない。価値のないものを売り付けてもただの商売。
2018-01-13 15:20:31梅津さん、三越の画廊の方向性が団体公募的なら「詐欺…あっ、今日は政治的な話をしないようにって言われてたんだ」というところで会場ドッと笑っててわたしも笑ったけど、ほんとよくこのトーク今日ここでやってるよな。
2018-01-13 15:24:43梅津さん「日本画の表面がガラスの粉などを膠でくっつけて爪やすりのようになっているのは画面が厚ぼったく塗られている洋画に対抗しているから」
2018-01-13 15:26:54梅津さん「小杉放庵は大観に比べてマニアックな書き方をしている。 最初の頃の絵は美大受験生が初めて描いたようなものからはじまるけれど後にシャヴァンヌやゴーギャンなど最新の様式をどんどん取り込んでいく」
2018-01-13 15:32:54放菴はその当時最先端のアーティストの要素をふんだんに吸収していて、何度も東洋と西洋の様式を行ったり来たりしている画家。それに対しての大観は、政治家としての画家であると感じる。
2018-01-13 15:33:21もともと価値のあるものをダイヤモンド感覚で買うより、その時安値でもだんだん価値の上がるものを買った方がずっと良い。と、パープルームもすき間で推すスタイルをとる梅津さん。
2018-01-13 15:36:26投機対象としてお買い得かどうかの話で、梅津さんが既に価値がある横山大観とか小杉放庵とかを買うよりも、将来的にパープルームの作品の方がお買い得という話をし始めたけど、客層的にその将来が訪れるよりも先に寿命が訪れると思うな。
2018-01-13 15:38:15三越本館6階 美術特選画廊 横山大観・小杉放菴展ギャラリートーク 「美術家が読み解く 大観と放菴の世界」 ■ゲスト:梅津庸一氏(美術家)×久松知子氏(美術家) 2018年1月13日(土)をグーグルドキュメントで実況しました。 docs.google.com/document/d/1ac…
2018-01-13 17:13:41三越での大観・放庵展のトーク終了しました。ありがとうございました。終了後、ある人に冗談で「今日のトークの内容は出入り禁止になるよ」と言われたけれど、過去を批判しながらも過去と共に自分たちの文化の価値を高めることができないものか???来年の三越での久松個展をよろしくお願いします!
2018-01-13 18:26:36今日あらためてデパートっておもしろいなと思った。「昔はマンモスというお肉の美味しい生き物がいて絶滅後にも評判が絶えなかったので、人間は資本主義というマンモスの復活をいろいろと試みるための約束事をつくりだし、もう一度あの味を食べたいと考えていました」という話が浮かんだ。
2018-01-13 19:08:23ところで久松さんの作品て(今日は展示なかったけど)見てるとなんかトーマス・デマンドを思い出してしまい、そして思い出すうちに妄想が加速して、横山大観の絵から更に大観が消えてシミュレーションされた背景だけが残った、みたいな絵を想像してしまうんだよな。不在感が強くて惹かれる。
2018-01-13 22:48:32後出し、ツイッターに書くのでは伝えるべき人に伝わらないし、意味ないかもしれないけど、、、放菴は大観に対して、友人として、良いものは良い、ダメなものはダメと批判する人だったとか。そういう関係が、春草や天心が死んだ後の、美術院を背負った大観にとって切実な存在だったのかな…とおもう。。
2018-01-13 23:49:45