岡山県の木材加工メーカーに福島県の木材が持ち込まれ、副次的生産物であるバイオマス燃料が汚染されている についての話題
「岡山県で福島県産木材がCLTに加工され、廃材がバイオマス燃料に」 に関して今まで散発的に発言してきましたが、個人見解をまとめます。 真偽を明らかにするものではありません。
2018-01-30 20:00:022.福島県でもCLTを製造しようとしていたが、接着させるための装置がなかった。そのため試験的にCLT製造の前段階まで加工した材を持ち込み接着圧着させ、完成品を元に送り返した。 カット等は一切行っていないため端材は出ておらず、よって燃料への再利用はされていない。
2018-01-30 20:03:35以上、ソースは該当企業。私は恐らく本当だと思います。お話的に先方の真意を聞き出す話し方をしました。 他に問い合わせた方がこの辺りをぼかされたようですが、推測としては政府の方針次第ではそのような受注も辞さない意図もあり政治的にお答えしたのではないかと思います。
2018-01-30 20:06:34それとは別にこの企業はセシウム回収騒ぎを起こしています。製品はバイオマス燃料(灰)です。 こちらについてはやや複雑ですが、表にあるデータからは福島第一原発事故由来ではないと言えます。(ただし)
2018-01-30 20:09:26セシウムを検出した自治体の公表したデータによると、セシウムは137のみでした。メーカーの事業を細かく説明することははしょりますが、明確な範囲ではチェルノブイリ由来と思われます。 これは入手元を選別することで混入を防ぐことができますので現在のバイオマス燃料は安全かと思われます。
2018-01-30 20:11:38(ただし)について 自治体の公表したデータではセシウム137だけでしたが、これを報告した農水省側に保存された記録ではオールセシウムの測定だったそうです。
2018-01-30 20:13:05参考: 以前のまとめですが、現在該当自治体は放射性物質の持ち込みをさせず、そのような疑いを持たれる行為はしないとの政策方針を明確にしていて、説明会にも参加しないようになっていました。 NUMOも方針を変えました。 togetter.com/li/968204
2018-01-30 20:16:13持ち込みによる端材等の受け入れ。 業者や大量の場合は伐採許可等に基づく証明が必要 他地域からの持ち込みができない訳ではありませんが、大量に持ち込むことはできませんので現実的に東北の木材が持ち込まれている確率は低いと思われます。
2018-01-30 20:18:59農水省の見解: CLTは元々端材などを使い原価を安くする目的のものなので、長距離の輸送をすると主旨に合わず、産業として成り立たない。 (その割には高価ですが当然工程には燃料電力を消費しています)
2018-01-30 20:22:00