東京ズーネットさんによるアメリカドクトカゲの毒と身近な薬にまつわる話

札幌市円山動物園（公式） @marudou_fan

日本の動物園水族館で初めてアメリカドクトカゲの繁殖に成功しました！昨日（４日）から「は虫類・両生類館」にて展示を開始しております。この貴重なアメリカドクトカゲの子どもに、ぜひ会いに来てくださいね！ city.sapporo.jp/zoo/03doubutsu… pic.twitter.com/658JfMUlH6

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東京ズーネット［公式］ @TokyoZooNet_PR

アメリカドクトカゲ、上野動物園の両生爬虫類館にもいます🦎 pic.twitter.com/TH1q6IAyxT

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名前のとおり、毒をもつトカゲですが、唾液から特別な物質が発見され、合成されて2型糖尿病治療薬として使われています。#アメリカドクトカゲ pic.twitter.com/2iQYkpNAvM

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発見者はアメリカの科学者ジョン・エン博士。いろいろな動物のホルモンを研究していたところ、ある種のヘビやトカゲのもつ毒成分が膵臓に炎症を引き起こすという論文に遭遇。膵臓はインスリンを作る臓器…。博士はアメリカドクトカゲの研究に没頭します。 pic.twitter.com/oCfzp3qmq6

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…そして発見した物質がエクセンディン-4。インスリン分泌を促すホルモン「グルカゴン様ペプチド-1」に似ています。しかし、グルカゴン様ペプチド-1が体内ですぐ分解されてしまうのに対し、エクセンディン-4は持続性がある。つまり、頻度や投与量の調整が必要なインスリン注射にくらべメリットがある… pic.twitter.com/Ez9qwd2p0H

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博士がアメリカドクトカゲから特別な物質を発見したものの、特許手続に費用と時間がかかり、その後もなかなか「買い手」がつかなかったようですが、比較的小さな製薬会社にようやく売れ、その後、他の製薬会社も参加して、いまや多くの糖尿病患者を救っています🦎

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ちなみに博士が契約をすることになった小規模な会社は、博士が会議室に入ると人が一杯いて、「意志決定に関わる人間はこれで全部です。ではさっそく話に入りましょうか」と言われ、もう一つの大規模な企業では、30分ごとに部署から部署へと移動し、人に会うばかりで、面接みたいだったとのこと…

柿野タネ @paiseijinn

@TokyoZooNet_PR 日本には、円山とあとどこの園と思っていたら、上野だったのね。ピンクの皮膚がカワイイですよ〜名前があまりにストレートなので、アメリカピンクさんて呼んでください😁

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@paiseijinn 日本でも、英語のまま「ヒーラ・モンスター」と呼ばれることもありますね。

柿野タネ @paiseijinn

@TokyoZooNet_PR アリゾナの生息地の名前がついているんですねぇ🤓

とにぃAntonio Camillo @Antonio_Camillo

@TokyoZooNet_PR これのことですね イーライリリーは決して小さい会社じゃないけど pic.twitter.com/WPvjUiywPx

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@Antonio_Camillo 小さい方はアミリン・ファーマスーティカルズなんです。最初はアミリンが取った。で、イーライリリーは後から巨額の金で買い取ったようです。

とにぃAntonio Camillo @Antonio_Camillo

@TokyoZooNet_PR なるほど わざわざご丁寧にありがとうございます

Hideyuki Tanaka @tanakh

はええすっごい(´･_･`)

bn2 @bn2islander

@TokyoZooNet_PR 炎症を引き起こす→インスリンの分泌を促すという発想が凄まじいですね……。興味深いお話でした。ありがとうございます

younish @payupi88

@TokyoZooNet_PR このコワモテさんのスプリットタンのお口から出る唾液にそんな素晴らしい効能があるとは……。 どんな生命も素晴らしい。

まみ子 @rypgp_mcz

アメリカドクトカゲさん むっちりしててセクシー

ウサギ @nekotausagi

トカゲちゃんと博士に拍手