しばしばTLを賑わせる「男子高校生を養いたいお姉さんの話」、「ATMお姉さん」としてマガジンで新連載開始

癒塚蒔人先生♨ @MakitoYuzuka

ATMお姉さんのマンガは、典型的に男をダメにする女の子だよなぁ。 女の子は、男をうまく扱わねばならんぞい。だからといって、男を財布にしろと言ってるわけではないので、勘違いしないこと(数名へ向けて)

kemofure @kemohure

年上の美人お姉さんに養われて一生ヌクヌクと愛欲に充ちた生活を過ごしたいという願望そのままの作品がマガジンに載るとは、とても素晴らしいことですな！

kemofure @kemohure

「男子高校生を養いたいお姉さんの話」的な話(貧乏人の少年が紆余曲折の挙句、最後はお金持ちのお姉さんと結婚して一生働かずにヌクヌクと暮らす)で大人気になった作家といえば、ディケンズなので、洋の東西問わず、こういう願望は永遠普遍だと思いますな。

kemofure @kemohure

男子高校生を養いたいお姉さんの話(ATMお姉さん)がマガジンで連載が始まるけど、「そしてミランダを～」はATMお兄さんのお金を取り合うどろどろ情欲の話(若き大富豪の資産を狙って富豪の妻とその情夫とシリアルキラーの間に連続殺人事件が勃発する)なので、ATMお姉さん好きはぜひ読んで欲しい！

kemofure @kemohure

男子高校生を養いたいお姉さんの話(ATMお姉さん系の話)って、ATMお姉さんorATMお兄さんとの愛欲生活が上手くいっている時は良いんですけど、生活が愛欲と金銭でしか結びついていないので、愛欲の方向性がずれたりすると(ヒモしている方に愛人ができたりすると)、ミステリ的展開(事件)になるんですよね

kemofure @kemohure

男子高校生を養いたいお姉さんの話、今は主人公がATMお姉さんのお金も身体も好きなので、全く問題ないけど、主人公に別の愛人ができたり、主人公がATMお姉さんの身体に飽きるけどお金は欲しいということになると、ジャジャーン(ミステリ劇場の事件が起きた時の効果音)ってなる訳ですな。

kemofure @kemohure

そして私は気づいた。残る一生、この顔を眺めるのだ。どんどん老けてゆき、ますますいびきをかくようになるこの顔を(略)お金はほしいけれど、一生テッドと過ごすなんて耐えられない。(ピーター・スワンソン「そしてミランダを～」) 財産が共有化される結婚のリスクについて考えさせられるね。

kemofure @kemohure

ピーター・スワンソン「そしてミランダは～」は勿論、ハイスミスの「見知らぬ乗客」オマージュなんですが、最後まで読むとこれはアラン・ドロンの映画版「太陽がいっぱい」なんだなと。完璧に上手く行ったように見える犯罪計画が偶然によって覆されるのが完全に「太陽がいっぱい」だと感じさせる。

kemofure @kemohure

不幸な環境にいる善良な少女を白馬の王子様がさらって幸せにするというのは西欧古典ロマンスからハーレクイン・ロマンスに至るまでロマンスの定番で、現代の作品(ネオ・ロマンス)はそれを更に捻ったところが面白さだと思いますね。タニス・リーの「平たい地球」シリーズとか個人的にとても好きです。