#ひなビタ「花のやくそくについて、お話します!」Tweetまとめ
ひなビタ♪ライブの公式パンフレット見ると作曲者のところJonny Heykensと書いてあるから、おや?と思った人がいると思います。花のやくそくにはこのJonny Heykensさんの”ハイケンスのセレナーデ”の第一主題の旋律の末尾部分が前奏やメロディの一部に使われています。
2018-04-03 23:08:52で、このハイケンスのセレナーデ。鉄道が駅へ着く時のチャイムとして有名なんです。ですが、今はすっかり聴けなくなってしまいました。何故なら、主に使われていたのが絶滅してしまった寝台列車、ブルートレインだからです。
2018-04-03 23:10:51ブルートレインはまだ新幹線の本数や路線が今ほど多くない時代に、長距離の移動として馴染みの深い鉄道でした。夜に出発して朝に着く。主にせまいベッドに寝ながら移動をするのですが、夜中に知らない土地を移動しているのはなんだかとても冒険をしている感じで少年達の心を虜にしていたんです。
2018-04-03 23:15:25で、少年達にとっては長い長い旅の末、終着駅に到着する時に流れるのがこのハイケンスのセレナーデのオルゴール音なんですね。でも、この到着音は同時に少年達にとっては終点に着いて欲しくない、もっとブルートレインに乗っていたいという気持ちも生んでいたと思います。
2018-04-03 23:17:54そして、おぼえていますでしょうか。ひなちくんのうた。あのメロディは鉄道唱歌というこれも鉄道のチャイムの音をイメージしてます。鉄道唱歌は今でも聴けますが、長距離列車に乗り出発したタイミングで流れるので、これから楽しい旅がはじまるというイメージがあります。
2018-04-03 23:20:51旅のはじまりと終わり。その2つイメージを一番イメージするものは何かと考えた時、自分の記憶で一番強く残っていたのが鉄道のチャイムだったのです。ひなちくんのうたからはじまり、花のやくそくで終わる。
2018-04-03 23:30:56もう1つ、花のやくそくには秘密があります。カノンコード。日向美ビタースイーツ♪曲でこんなにはっきりカノンコードを使われてるのは初めてですね。カノンコードは全てのコード進行の基礎となっているもので古くから多くの曲に使われています。つまり最も純粋な原点であって時間を超越する真理です。
2018-04-03 23:40:41そして、あらゆるコード進行に派生できる。逆に言えばどんな複雑なコード進行も、原点を辿っていけばカノンコードに回帰していく。これは、花びらを集めると1つの花に戻るのと同じです。これがまり花のやくそく。きっとまた会えるということです。
2018-04-03 23:43:24