ようこそ、綺想編纂館へ。

館主の気まぐれな遊び心企画。 「綺想編纂館」という曖昧な場所であなたを探してまいります。 あなたがそこにいたから、出会えた物語や場面ばかりです。感謝。
ツイノベ twnovel 綺想編纂館 ついのべ
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2018年の探し人
MayER@雑多 @MayER4032
@Fictionarys 「綺想編纂館に行ってくる!」 期待に胸を高鳴らせて元気一杯に宣言すると、家人に見送られて出発した。 地図を見ても迷子になる方向音痴なので、余裕を持って意気揚々と足を進める。 「Oh……」 やっぱり迷った。 辿り着けるだろうか? 綺想編纂館を、「探しています」。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @MayER4032 さんを見かけた。道案内のように先を歩く猫を見失わないようにしながら館の扉へと歩いてくる。途中、木から零れた花弁がふわりと髪に彩りを添えていた。七色の木漏れ日が迎える昼下がり、カフェからのティータイムを告げる香りに微笑んで、扉まであと3歩。 #5周年企画 twitter.com/MayER4032/stat…
麗慈(たぬき) @vis1213
@Fictionarys 街外れにある古い洋館。存在を知ってはいたものの、足を運ぶのは初めてだ。見慣れない静かな館内、普段とは違う空気の匂い。そんな些細なことが緊張を加速する。丁寧に案内をしてくれる案内人に心底申し訳ないのだが、 「すみません、灰皿を探しています」 言わずにはいられなかった。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @vis1213 さんを見かけた。手には煙草の箱と切符のようなチケットが一枚。その特別なチケットで入れる部屋は1つだけ。淡い月明かりを湛えたような部屋にはレトロな洋灯がひとつ。どこよりも紫煙が美しく仄青く、流線を描いて立ち上る。時折、吐いた煙にも小さな煌めきの音。 #5周年企画 twitter.com/vis1213/status…
羽雪 @yukinote07
@Fictionarys 迷い込むのは夢か現か、街を外れて足だけ進む。誰から聞いたか朧気で、嘘か真か曖昧な噂を頼りにただ歩く。綺想編纂館を「探しています」。 (初めまして。気になって折本を拝見しました。)
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @yukinote07 さんを見かけた。サイダーの泡のようにはじける風が晴天の空へと誘う。揺れる木漏れ日、葉擦れの音色、舞う花弁。窓枠の向こう、館を見上げる姿は一枚の写真のようで。切り取られた空間から時が動き出す。4時を知らせる大時計の音に、扉を開く音が重なった。 #5周年企画 twitter.com/yukinote07/sta…
きづき @kiduki55
@Fictionarys 片割れが出て行った。気持ちは分かる。高い気温に押し流され、あれよあれよという間に春も盛り。変化のない日常は退屈で、けれどどこか忙しなくて。だからきっと、あの場所。喧騒から解き放たれる街外れ。非日常の扉を叩いて、物語と戯れに。すみません、わたしを「探しています」。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @kiduki55 さんを見かけた。隠れた階段を登った先、少しずつ夜に近づく青空の下で。手には蔵書が一冊。遠くから聴こえる透明な音色に、柔らかい声が重なる。頁を捲り、歌うように紡がれる物語が終わるまであと一行。屋上の扉を開けた片割れが小さく息をついたら終幕の時間。 #5周年企画 twitter.com/kiduki55/statu…
雷華@兎屋本舗 @raikausagiya
@Fictionarys 噂には聞いていたが、実際に行くとなると勇気がいるな…。仕事がら勉強のため他の図書館や博物館を訪れる事はよくあるが、夢か現か不思議な物語の欠片が集まる編纂館は初めてだ、そんな事を考えているうちに…同行者とはぐれてしまった。黒のスーツを纏った薄幸そうな男を探しています。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @raikausagiya さんを見かけた。誰かを捜しながら書架室の奥へ歩いていく。ふと、視界の端の背表紙に目をとめて、そっと手元へ導いた。先ほど同じ装丁の扉を開いていた彼はもしかして。頁を捲る指先から零れる音が、足音を引き寄せる。挟まれたカードがひらりと宙を舞った。 #5周年企画 twitter.com/raikausagiya/s…
七歩 @naholograph
@Fictionarys この館を知ったときから気にはなっていた。あの喫茶室。この館に併設されたあの場所でならば見つかるのかも知れない。いいえ、見つかるとしたならあの場所以外はありえない。私は探しています。嘗てこの場所で出会った美しき綺想。その共として相応しいお紅茶を、「探しています」。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館の喫茶室で @naholograph さんを見かけた。窓際の席、メイド姿の精巧な自動人形がそっと紅茶を運ぶ。夕焼けを溶かしたようなとろりとした水面は揺れる度に色を変え、淡い湯気には小さく星明かりが瞬く。昼と夜の間、魔法の色をしたその紅茶の味は、本人だけしか知らない。 #5周年企画 twitter.com/naholograph/st…
なさわご@空想の街参加中(断続的に) @nasawago
@Fictionarys 正規の知らせは消えても情報は散らばって残る。それを掻き集め、アタリをつけたが見つからない。約束の時はとうに過ぎている。また、間に合わなかった。シンデレラかっつーの。それとも浦島太郎かよ。己を悔いる。そこにあったはずの何かをー「探しています…!」空虚に声がこだまする。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館の入り口で @nasawago さんを見かけた。大きな階段に遊ぶ青白く光る波は、窓から差し込む月明かり。窓を見上げれば時折、風に乗った花弁が魚の群れのように横切っていく。大時計も眠る夜の館内は、まるで不思議の国。ようこそ、綺想編纂館へ。今宵はどんな綺想をお探しですか。 #5周年企画 twitter.com/nasawago/statu…
2015年の探し人
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @haru_rrrrr さんを見かけた。喫茶室の窓際で春色の花束のようなパフェを食べながら、誰かを待っているようで。花蜜のように甘く優しい綺想を閉じ込めたお菓子を作るという彼女の横には、ほころぶ前の蕾のような包みがひとつ。きっともうすぐ、誰かの手元でふわりと花開く。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @tukishitau さんを見かけた。春の色彩が少しずつ増していく中庭で、囀る鳥の声に応えるように歌を口ずさんでいた。手元の歌集の頁で風が遊ぶのを見てふっと微笑むと、新しい音で風に寄り添うように唄を乗せる。舞い上がる言の葉を見上げた猫が小さく餞を添えてないていた。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @000plankton000 さんを見かけた。小さな言の葉の種を拾って、綺想の欠片を集めた資料室で育て方を調べていた。時折、宝石のようにキラリと輝く種を眺めて思案していたが、その後無事に小さな芽が出たらしい。日々、色を変えるそれに困ったように嬉しそうに笑っていた。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @shirota_yama さんを見かけた。机の上いっぱいに古そうな海洋地図を広げて、資料室から借りてきたという天球地図を重ねて微笑む。「星の海に泳ぎにいくの」そう言って夜に出かけて行った彼女が、後日こっそり写真を見せてくれた。そこには星の海で月と戯れる人魚がいた。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @vanishutrante さんを見かけた。様々な世界の綺想を集めては丁寧に分類して書架室にやって来る。新しい一冊を手にして頁を開くと絵葉書が挟まったままになっていた。宛名には見知らぬ土地の名前と誰も知らない物語。その後、その相手とのやりとりは続いているらしい。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @ryuka511 さんを見かけた。数多くの蔵書を持つ彼女の元には物語を求める人がよく訪れる。綺想を集めた視聴覚室で繊細な曲を聴きながら、重厚な色合いの本を手にしていた。ふと、美しく透き通るペン先を走らせ始めるとしばらくの間、光と共に物語が紙の上で優雅に踊っていた。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @miechorz さんを見かけた。黄昏時から夜に変わっていく屋上で何かの資料を読んでいた。顔を上げると同時に、空には一筋の流れ星。ちょっとした世界の綻びに気づいてはそっと物語をあてがっていくので、虹色の糸を持っているに違いないと言われているのは、本当かもしれない。
綺想編纂館(朧) @Fictionarys
綺想編纂館で @aMatsuKi_777 さんを見かけた。書庫の片隅の洋灯が揺れる窓辺で、星の瞬きの数をしばらく数えていた。手元にある半分ほど口をつけたらしいカップには、かすかな湯気と淡い月影。彼女がふっと吐息を零すと、月光色の水面で青い魚が小さく跳ねて、夜風の中を泳いで行った。

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