- shinohara_mk2
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あの娘には嫌われてるようだとか、仕事がキツいだとか。そんなことを話してしばらくすると、不思議と調子が良くなるものだった。 …今から思えば、間宮さんのほうが渡りをつけたり誤解を解いたりしてくれたのだろう。数少ない艦娘たちの、憩い羽を伸ばせる場所。そこの大人のお姉さんに、艦娘たちも
2018-05-11 22:02:58心を開き、愚痴を言い、陰口を言っていたに違いない。そこへ甘味を持って話を聞きながら、実はね、内緒よと根回しをしてくれる…そんな存在に違いなかった。 それを知ってからだろうか。いつからか、僕は間宮さんに頼るのではなく、頼られ、共に生きていきたいと思うようになったのは。
2018-05-11 22:02:59この気持ちだけは、間宮さんに話すことはできない。きっと真正面から嘘偽りなく告げても、傷つかないようにしてくれるだろう。もしかしたら、そんな朴訥なところが好き、なんて言ってくれるかもしれない。だけど、だけども…
2018-05-11 22:03:01深海棲艦との戦いで戦死した前の夫との間に小学二年生くらいの娘がいて、娘は父親のこと覚えてないせいで最近母親の間宮さんと仲良くなった彼を“お父さん”って呼んじゃうんだけどその瞬間間宮さんが一瞬だけすごい悲しい顔するわけですね
2018-05-11 22:03:21死んだ夫への操立てと自分と血のつながった父親を知らずに育ってしまった娘への感情と女として愛してくれた彼との思いで悩んでしまう間宮さんが見てぇ
2018-05-11 22:07:18「ひっ…うっ…ごめんなさい、ごめ、ごめんなさい…ごめんなさい…」肩を震わせ、僕に頭を預け、少女のように泣く。 ああそうだ、この人も辛かったんだ。きっと、そう見えるだけで、そう見えてしまうだけで、辛い気持ちを抱えて、誰にも言えなかったんだ… ──あの日までの、僕のように。
2018-05-11 22:09:40「間宮さん、こんな時に言う言葉じゃないかもしれないですけど、言わせてください」 胸に顔を押し付けてぐずぐずと鼻をすする間宮さんの髪を撫でながら、最初に思いついた言葉を言う。飾りも洒落っ気もない、本心の言葉を。 「俺は、間宮さんが好きです。誰が好きでも、誰のことを思ってても」
2018-05-11 22:16:22「俺のことを好きにならなくていい。ただ、間宮さんのそばにいたい。そばにいさせてくれ。こうやって胸を貸すくらいはできるから」 いや、いやと首を振る。しゅるしゅると衣擦れがする。 「だって、駄目なんです。あなたのことを思っても、あの人が思い浮かんで、あの子が思い浮かんで」
2018-05-11 22:16:24「あの二人がいなかったらなんてかんがえてしまう自分が嫌で、だからあなたを遠ざけて…あなたが、あなたがす、…」 ああ、優しい人だ。そして愛しい人だ。 「間宮さん」 だから。 「俺が好きになったのは、あなたてす。いつかのあなたでも、もしものあなたでもない。今の、あなたです」
2018-05-11 22:16:25前半で物語部分を一段落させて後半を爛れ過ぎなくらいえっちにしたら一挙両得では?シコ勢は後半に折り目をつけエモ勢は前半の終わりまでを度々読み返すのでは?
2018-05-11 22:28:30間宮さんに母子手帳交付させる話か蒼龍先輩かビール瓶谷間に挟むはっちゃんかってとこですかね、あとは伊良湖ちゃんのフリースタイルスケベ
2018-05-11 22:30:07ハイ先生! では自分が大家をしているアパートに上京して引っ越してきた大学生くんに一人暮らしは大変だろうからと何かと世話焼いてたらいつの間にかそういう雰囲気になっちゃっててお酒の勢いで抱かれちゃう間宮さんでいきます!
2018-05-11 22:32:36「一人暮らしって大変でしょう?私も初めてアイロンがけしたときにやけどしちゃって…あらいけない、そういうのは後ね。荷物置いたらご飯食べましょう、義姉さんからいろいろ聞いてたから、好きなおかず作っておいたの。もう少ししたら伊良湖も帰ってくるから、ちょっと急いでね」な大家間宮さん!?
2018-05-11 22:35:20