ドキュメント原発事故 NHK 科文

NHK 科文さんの「ドキュメント原発事故」をまとめました。
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NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(1)】福島第一原発は先月11日に震度6強の揺れのあと高さ15mの津波に襲われ外部電源が喪失。非常用発電機も使えなくなって1号機と2号機で原子炉を冷却できなくなり、政府は午後7時すぎ、初めての「原子力緊急事態」を宣言。半径3キロ以内に避難指示を出しました。

2011-04-11 21:40:01
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(3)】東京電力は先月12日の午前3時頃、内部の気体を放出して圧力を下げる「ベント」を行うことを決めたものの、実際に行ったのは半日後でした。その1時間半後、1号機で水素爆発が起きて原子炉建屋の屋根や壁が吹き飛び、政府や東電の後手後手の対応が露呈しました。

2011-04-11 22:00:44
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(2)】先月11日の事故後、枝野官房長官は「放射性物質による外部への影響は今のところ確認されていない」と述べ冷静な対応を呼びかけましたが1号機ではこの時すでに、原子炉の水が核燃料が露出する直前まで減るという深刻な事態に陥り、原子炉を覆う格納容器の圧力も上昇。

2011-04-11 21:50:00
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(4)】当時(先月12日)1号機のすぐそばにいた作業員は「何が起こったかわからず建物に避難した」と証言。原子力災害に備えて原発から5キロほどの所に整備された「オフサイトセンター」という防災拠点が停電などで機能不全に陥り、初動の遅れを拡大させました。

2011-04-11 22:10:02
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(5)】原子炉や周辺放射線のデータを東京に送る「ERSS」というシステムもダウンし、データを口頭で伝える状況が続きました。当時(先月12日)オフサイトセンターにいた原子力安全・保安院の横田所長は「果たすべき機能が果たせなかった」と述べています

2011-04-11 22:20:00
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(6)】住民の避難をめぐる政府の判断は二転三転しました。発生した先月11日夜に「念のため」として原発の半径3キロ以内に出された「避難指示」は翌朝には半径10キロに、また夜には半径20キロまで拡大と次々に変わり、しかも情報は自治体に十分に届いていませんでした。

2011-04-11 22:30:32
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(7)】富岡町の遠藤勝也町長は「10キロに広がったという連絡はなく、原発が危ないと聞いて私が独自に避難を判断した」と証言します。その後事態は悪化し、先月15日、政府と東電が「統合対策本部」を発足させた日に、2号機と4号機で爆発と火災が相次ぎました。

2011-04-11 22:40:01
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(8)】発電所で極めて高い放射線を検出し東京などでも通常より高い値の放射線が計測され、影響は広範囲に及ぶようになります。先月24日に3号機のタービン建屋にたまった水から高濃度の放射性物質がみつかり、作業員3人が被ばく。作業を阻む予想外の課題に直面します。

2011-04-11 22:50:02
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(9)】原子炉を冷やすために注入した水が高濃度の放射性物質を含む「汚染水」となって建屋にたまり、復旧作業を阻むという悪循環。東京電力の武藤副社長は当時「建屋のコンクリートは頑丈で、汚染水が海に流れ出ることはない」と説明していました。

2011-04-11 23:00:38
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(11)】これに対し漁業者はもとより、近隣各国からも十分な説明がないと非難の声があがり、漁業団体は今月6日、「事前に何の相談もなく放水したことは許し難い」と東電に激しく抗議。政府内からも、鹿野農林水産大臣が事前の相談がなかったと苦言を呈しました。

2011-04-11 23:20:02
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(10)】ところが汚染水が海に流出しているのが見つかり、海水からは国の基準の750万倍という極めて高い濃度のヨウ素131が検出。さらに東京電力は今月4日、放射性物質の濃度が比較的低い汚染水1万トン余を新たに海に流すと突如発表し、まもなく放出を始めました。

2011-04-11 23:10:01
NHK科学文化部 @nhk_kabun

【ドキュメント原発事故(12)】原子力の安全が一瞬で崩れ去った事故から1か月。かつてない事態が次々と発生する中で、原子炉を安定して冷やすメドはたっておらず、政府や東京電力の後手後手の対応が繰り返されてきています。(ドキュメントここまで)

2011-04-11 23:30:48

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