原発事故について、なかなか秀逸な「新しい昔話」があったので、メモとして、これからコピペします。というか、未来に現状がこのように伝わっていくのだろうか?#genpatsu
2011-04-13 01:21:44新しい昔話 昔々、あるところで原子爆弾が落とされ、やっと戦争が終わったそうな。それはそれは恐ろしい地獄の光景だったそうな。殆んどの人々は「もう、決して戦争をしてはいけない」と考えました。原爆を畏れたからです。
2011-04-13 01:21:50その後、しばらくの間、平和な時が過ぎ、あれほど痛めつけられた人々にも、世界が驚くような発展をしましたので、人々は戦争の恐ろしさより、お金をたくさん持つという豊かさが本当の豊かさだと思い出したのです。
2011-04-13 01:22:01もっと豊かになりたい、と思う人々の思いは、次第次第に過ちの道に進みだしました。そうです。「私たちが戦争をしさえしなければ良いのだ。あの大帝国の庇護を受けながら国を護るお金を節約して、わたし達だけは沢山のお金を儲ける方法があるぞ。」
2011-04-13 01:22:10それともう一つ、エネルギーを確保することだ。方法は太陽の豊かさを支配することだ。石油も、天然ガスもない地震の多い国だとしても、太陽の元である原子力を使いこなせば、今まで通りの経済大国の地位を護れるのではないか、と思い出しました。
2011-04-13 01:22:15それには原子力の怖さを知っている国民を手なずけなければならなかったのですが、「原子力は安全だ、安全だ、・・・と言い続けること」。そうすれば、何年も言い続ければ国民は疲れてしまって忘れるに違いないと考えました。
2011-04-13 01:22:21この考え方は見事に成功しました。勤勉な人々は今まで通り一生懸命に働き、世界から富を集めることができましたので、大帝国は自分の国を支配し続けてきた方法で、この優秀な国を支配することに成功しました。
2011-04-13 01:23:09当然ですよね。それ以来、大帝国はもともとの世界一の軍事力を背景に、その国を植民地にすることにしました。だが、植民地にするにしては、大帝国が進めてきた民主主義という支配形態の方が都合が良いと考え、その国の支配階級である官僚と主な企業団と知識層を使って属国としていくことにしたそうです
2011-04-13 01:23:01その方法は、政府の官僚と大企業団とを使って、その国の政治家を手なずけつつ、知識集団の口にお札を貼り付けたうえで、殆んどの報道機関を動かして思い通りに嘘の作り話を行き渡らせました。
2011-04-13 01:23:15でも、中には大帝国の目論見を見抜いて抗議をする人たちが現れました。そんなときは、いろいろな嘘の事件を作り上げ、そのような人達を悪い犯罪者にしてしまうのでした。
2011-04-13 01:23:26この方法は、マスコミと呼ばれる嘘つき集団にウソをわめき続けさせ、ウソに気付かない大部分の国民に非常に効果を発揮しまいした。本当のことが「あれはウソだ」といわれ、ウソの話しが「国民が従うべきこと」になったのです。
2011-04-13 01:23:34ですから「真実、国を憂える政治家」は「カネ目当てに政治をする人」とされ、在りもしない理由で検察官に捜査されましたが、いくら調べても悪事は見つかりません。ついには起訴して裁判に掛けることもできず、恥をかきました。
2011-04-13 01:23:45ところが、なんとしたことか、検察官達は市民が検察官の判断を質すはずの制度を悪用して「検察官は間違っている」と人々を誘惑して訴えさせ、ついに強制的に裁判に掛けることにしたのです。
2011-04-13 01:24:06そんな正しい政治家が犯罪者扱いを受けているうちに、国民を騙すことなど全く気にかけない悪い政治家が国民の目を誤魔化して総理大臣になってしまい、大帝国が好きなだけお金をむしり取れるように準備を進めました。
2011-04-13 01:24:24そんなときです。あの歴史に残った大事件が起こったのです。地震も大きかったのですが、引き続いて起こった大津波で海岸地方は壊滅してしまいました。
2011-04-13 01:24:32あの「安全、安全」という連呼が空虚に響いたそうです。でも、その代わり、思いがけない言葉を作り出しました。「その程度の放射能に当たっても、ただちに人体に影響が出ることはありません」といったのです。
2011-04-13 01:24:48「安全です。大丈夫です。何の心配もありません」が「・・・ただちに 影響しません」に変わったのです。 正確でしょう。「直ちに、****しません」なんです。同じ言葉で表す意味は、誤解しそうですね。「即死はしませんが、のちのち影響は必ずでます。」という意味なんです。
2011-04-13 01:25:00でも、しばらくすると原子力発電所の事故自体が取り返しの付かない方向へ進みだしました。原子炉と冷やし続けなければならなかったからです。冷やすのに一番効率の良い物は水でしたから、水をドンドン送り込みました。
2011-04-13 01:25:26世界中がビックリしました。「あれだけ水を流し込んで冷やしていて、溢れることを考えなかったのか?」というのです。 そのうえ「事故が広がらないようにお手伝いします」と言った大帝国の申し出を断ったというのです。原子爆弾を作る材料の貯蔵を隠していたためのようです。
2011-04-13 01:25:45